TEL(スマホOK):0162-23-6161
マップコード:964 006 175*40
稚内港北防波堤ドームは、1931年(昭和6年)から1936年(昭和11年)にかけ建設された半アーチ状の防波堤です。
美しい曲線と古代ローマの建物を彷彿とさせる柱は70本に及び総延長427メートル、高さは約14メートルとなっています。
2001年には北海道遺産に指定され、稚内の観光スポットとして注目を浴びました。
稚内港北防波堤ドームの詳細・アクセス方法
- 住所:〒097-0023 北海道稚内市開運1丁目
- 電話番号:0162-23-6161
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:見るだけなら24時間
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:あり(無料・稚内北臨港駐車場を利用)
- マップコード:964 006 175*40
- 公式サイト:稚内港北防波堤ドーム
稚内港北防波堤ドームへのアクセス方法・行き方
稚内港北防波堤ドームへは車でも公共交通機関でも便利な場所にあります。
稚内空港からは約20分、約13kmとなっています。
カーナビへの登録はマップコードか近くのホテル「サフィールホテル稚内」(TEL:0162-23-8111)で設定してもらうと簡単です。
公共交通機関の場合、JR宗谷線「稚内駅」から徒歩6~8分、距離にして約500メートルとなっています。
最も稚内駅への電車は1日7本しか無いため、公共交通機関が便利とは言いにくくなっています。
札幌や新千歳空港から向かう場合、札幌から稚内駅までの長距離バスで向かうのが便利です。バスに乗っている時間は約5時間50分です(実際には5時間30分くらいで到着することが多くなっています)。
札幌駅から電車で向かう場合は、1日1本のみ「特急 宗谷」という特急列車が運航していますが、時間は5時間10分かかり、料金は1万円を超えます。バスなら往復で11300円であり、時間も大きく変わらないため、バスがおすすめです。
バスは1日6本運行しています。
稚内港北防波堤ドームのの様子と風景
稚内港北防波堤ドームの前は「防波堤公園」「北防波堤ドーム公園」となっており、開けているので、港北防波堤ドームの全景が見られるようになっています。
近づいていくと、その大きさがよりわかるようになっています。
港北防波堤ドームの入口に階段があり、階段を上ると背の高い人なら海が見えるようになっています。
階段の手前には港北防波堤ドームの由来が埋め込まれています。
「土木学会選奨土木遺産」にも選定されており、プレートが埋め込まれていました。
階段を上ったところから見た、港北防波堤ドームです。
海側を見ると青く美しい海が広がっています。
港北防波堤ドームの上部には「稚内港北防波堤ドーム」と描かれています。
稚内港北防波堤ドームの中は半円形のドーム状になっており、かなり遠くまで続いているように感じます。
奥は行き止まりになっています。
美しい古代ローマ時代のような柱
ただし奥に進むと10本ほどヒビが入ったかのような柱になっています。
むしろ奥の柱の方が味わいがあって良いという人もいます。
稚内港北防波堤ドームの奥には「稚内航路記念碑」があります。
元々、稚内港北防波堤ドームのある稚内北埠頭は、旧樺太航路の発着場として使われており、道路や鉄道へ波の飛沫がかかるのを防ぐために昭和初期に作られています。
かつて宗谷本線で使われていた蒸気機関車の車輪が展示されています。
北埠頭には今でも船が停泊しています。
稚内港北防波堤ドームへ行こう!
稚内駅からもほど近い距離にある稚内港北防波堤ドーム
一時期は老朽化が激しかった建築物ですが、1978年(昭和53年)から3年間かけて全面的な改修工事が行われています。
以前は夏になるとライダーを中心にここでキャンプをする人が多かったのですが2013年からキャンプ(野営)は禁止となりました。
稚内の珍しい建造物です。
稚内に来られた時は是非、見学してくださいね。
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