月寒神社(つきさむじんじゃ)は、札幌市豊平区にある神社です。月寒公園に隣接し木々が多く森の横にあるような神社です。
大きな神社で普段は非常に静かで落ち着ける場所です。
月寒神社の詳細とアクセス方法
- 住所:〒062-0023 北海道札幌市豊平区月寒西3条4丁目1-56
- 電話番号:011-851-0857
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 社務所運営時間:不明(概ね9:00~17:00くらい)
- 御朱印:あり(300円)
- 入場料:なし
- 駐車場:あり(無料)
- マップコード:9 407 486*40 (駐車場入口に設定)
月寒神社へのアクセス方法・行き方
月寒神社へは地下鉄でも車でも共に行きやすい場所にあります。
地下鉄の場合は地下鉄東豊線「月寒中央駅」1番もしくは2番出口から徒歩10~15分くらい、距離にして約800メートルほどです。
車の場合は札幌中心部から概ね30分くらいの距離です。
月寒中央駅から徒歩で向かう場合、一番迷わないのは国道36号線を北(すすきの方面)に向かい、カレーショップの隣に社号標があるのでそこで左折します。
上記の写真を見てもらえばわかるとおり「月寒神社」という石碑の社号標があるのでここを曲がります。概ねここまでで半分くらいの距離です。
後はまっすぐ進むだけです。
月寒神社の由緒と御祭神、御利益
月寒神社の歴史・由緒
月寒神社は明治17年(1884年)に広島県出身の移住者が厳島神社の御分霊と稲荷神の2柱を現在の福住地区に祀ったことが起源とされています。
明治33年(1900年)に西山神社となります。
明治36年(1903年)に土地寄贈者とトラブルがあり、御神体が月寒に移され月寒神社と改称することになりました(この時に御神体が無くなった神社が後の福住厳島神社となります)。
大正7年(1918年)に現在地に移転して現在にいたります。
月寒神社の御祭神
月寒神社の御祭神は下記の通りです。
- 倉稲魂命(うがのみたまのみこと)=五穀豊穣の神、諸産業繁盛の神
- 大山祇命(おおやまつみのみこと)=山・海・酒の神、軍神・武神
- 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)=海・交通運輸・財福・技芸の神(弁天様)
- 宇摩志麻遲命(うましまぢのみこと)=稲荷神
上記4柱となっています。
市杵島姫命は仏教と結びつき、弁天様としても有名な神様です。
月寒神社のご利益
御祭神から交通安全、勝負運、旅行運、商売繁盛等、いろいろとご利益があると言われています。
札幌旅行に来られたときに旅行の安全を願って参拝するのも良いのではないでしょうか?
月寒神社の境内の様子
月寒神社の参道入口となるところには大きな鳥居が建っています。
立派な社号標がありその後ろには由緒が書かれている案内板があります。
やや読みづらくなっていますが由緒や御祭神が書かれています。
鳥居をくぐって中へ。
大きな石灯籠がありその後ろにも石灯籠がいくつも並んでいます。
石灯籠の並びを過ぎると左側に社務所があります。
社務所の横が駐車場となっていました。
進んでいくと二之鳥居があります。
鳥居の前には手水舎がありました。
蹲(つくばい)状の手水鉢があり水道もついていますが、蛇口をひねっても水は出てきませんでした。
二之鳥居をくぐると右側には木製の建物があります。
反対側には石灯籠が並んでいます。石灯籠が多いのも月寒神社の特色ですね。
御即位記念と書かれた石碑があります。大正4年ということなので大正天皇の即位についての記念碑かと思われます。
そして社殿です。
狛犬様がしっかりとこちらを見ています。
社号額は縦書きで「月寒神社」と書かれています。
賽銭箱は蓋があるタイプでした。
鈴を鳴らし二拝二拍手一拝でお参りです。
振り返ると参道がず~っと見渡せます。
社殿の横に回るひと拝殿と本殿があることがわかります。
正面からだとわかりませんが、かなり立派な社殿です。
後ろ側から見た社殿です。公園の敷地に面しているので後ろ側からも見ることが出来ます。
月寒神社の御朱印と御守・御札
御朱印は社務所でいただけます。不在の時も多いので事前に電話確認されることをおすすめします。
中に入ると御守や御札が置かれています。
交通安全の車に張るものもありました。
各種御守が揃っています。
御札も各種置かれています。
おみくじも各種、ありました。
上記写真が実際にいただいた御朱印です。初穂料は300円でした。
月寒神社ということで三日月マークが入っています。
月寒神社へ行こう!
とても静かな神社で時折、鳥のさえずりが聞こえとても落ち着ける神社です。
近くを通った時はぜひ立ち寄ってみてください。
札幌の中心地から定番の観光スポットである「羊ヶ丘展望台」に向かうときに少しだけの寄り道で参拝できます。
月寒神社は月寒公園と隣接しているので、運がよければエゾリスを見られるかもしれません。上記は月寒神社まで来ていたエゾリスを実際に撮影したものです。
以上、月寒神社についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。