豊平川神社は通常は一般公開されていない神社で、札幌観光の時にわざわざ来るような神社ではありませんが、一部の御朱印マニアな方から御朱印をもらうために1年に2回の例祭に合わせてくる人が多い神社です。
社殿(祠)は外には無く地域の公民館的な「旭水会館」という建物の中に安置されているため、旭水会館が開館している時にしか参拝出来ない神社です。
豊平川神社の詳細とアクセス方法
- 住所:〒062-0912 北海道札幌市豊平区水車町6丁目1-21
- 電話番号:011-812-2257(旭水町内会)
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:不定期
- 定休日:不定期
- 入場料:無料
- 駐車場:なし
- マップコード:9 464 126*38
豊平川神社へのアクセス方法・行き方
駐車場が基本的には無いのでバスでのアクセスをおすすめします。
地下鉄東豊線「学園前駅」3番出口前のバス停からじょうてつバス「環56」系統のバスに乗り「水車町5丁目」バス停で下車、そこから徒歩3分くらいです。
学園前駅からも徒歩圏内で徒歩10~15分、距離にして約1km弱となっています。
北海学園の生徒・学生であれば北海学園内を突っ切れるので、徒歩5分くらいで行くことが出来ます。
一般の人だと北海学園内は基本的に立ち入り禁止のため遠回りして歩かないといけません。
豊平川神社の由緒、御祭神、ご利益
豊平川神社の由緒・歴史
豊平川神社は1887年(明治20年)、岩手県からの入植社が郷里の水神である三神の御神体を奉載して豊平川の氾濫防止と事業の安泰を祈願したのが始まりです。
1910年(明治43年)、札幌神社(現 北海道神宮)宮司より社名額に「豊平川神社」と揮毫(きごう)されてからされてから水神さんという愛称で地元の人々に呼ばれるようになり無願神社(登録の無い神社)として現在に至ります。
1971年(昭和46年)に区画整理のために現在の旭水会館に安泰する形で移設して現在にいたります。
豊平川神社の御祭神
豊平川神社の御祭神は下記の通りです。
- 水波女乃命(ミズハノノミコト)清い水の流れをいつまでも続くようにする神様
- 御井神(ミイノカミ)天地万物の生物に清い水を与えるための神様
- 鳴雷電命(ナルイカズヅチノミコト)生物が水を不足しないように雷電によつて雨を降らせる神様
上記3柱となっています。
豊平川神社のご利益
元々が豊平川の水の氾濫を防ぐことと事業(開拓)の安泰を祈った神社であり、水神様ということから、水害除け、雨乞い、商売繁盛、五穀豊穣にご利益がありそうです。
豊平川神社と旭水会館
豊平川神社は旭水会館の中にあります。
通常は開館していないため、中に入ることが出来ません。
公民館的な場所であり習字教室等が行われている時に管理人さんがいると参拝させていただけるそうです。
もしくは年に3回の祭礼(1月1日、4月15日、9月15日)にも参拝が可能とのことです。
外に神社らしいものとなると手水鉢として使われていたと思う石があるくらいです。
なお例祭の時に御朱印もいただけるそうです。年に2回のみのチャンスですね。
以上、豊平川神社についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。
実家の向かいですw。
昔、お祭りの手伝いに駆り出されました。ヨーヨーづくりをやらされました。
学園内は普通に突っ切って歩けます。地下鉄利用者の通路でもあります。
数年前まで開館の横は空き地になってたので、そこでお祭りをやってたのですが、現在は駐車場になってしまいました。
手水鉢らしき石は、昔は難得神社の境内に置いてあったのですが、移転とともにこちらに移動となりました。難得神社は「神社」の名がついてますが、実態はよくわかりません。講かな。
雪狼さん、コメントありがとうございます。
先日、学園の前を通った時に「関係者以外立ち入り禁止」と大きく書かれた看板と学生に見えない人に声掛けをしていた警備員を見て本来は立入禁止だということで関係者以外立ち入り禁止と書かせていただきました。ご了承ください。
難得神社についても書いていますので良ければみてください。
でもさすがに地元の方は詳しいですよね。面白い話があればまたコメントください。