札幌市博物館活動センターは、札幌市豊平区にある自然系総合博物館の計画促進のための活動拠点として開設された施設です。
収蔵展示室は一般開放されており、サッポロカイギュウやハクジラの化石などが展示されています。
また親子で参加出来る体験学習会等も行われており、子供から大人まで楽しめる場所となっています。
札幌市博物館活動センターの詳細・開館時間・アクセス方法
- 住所:〒062-0936 北海道札幌市豊平区平岸5条15丁目1-6
- 電話番号:011-374-5002
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 開館時間:10:00~17:00
- 定休日:日曜・月曜・祝日・年末年始
- 入場料:無料
- 駐車場:あり(無料)
- マップコード:9 345 843*33 (駐車場入口に設定)
- 関連サイト:札幌市博物館活動センター 案内サイト
札幌市博物館活動センターへのアクセス方法・行き方
札幌市博物館活動センターへは車が便利です。
札幌市中心部からは概ね30~40分くらいで到着します。
マップコード対応のカーナビの場合はマップコード、マップコード非対応のカーナビの場合は電話番号か住所で検索してください。
公共交通機関の場合は、地下鉄南北線「澄川駅」北口から徒歩10~15分くらいです。
澄川駅の北口を出るとタクシー乗り場がその前の道を右折します。
長い坂道が続きます。
坂を上りきった辺りに案内板があります。ここを右折します。
また坂道が続きます。
振り返ると藻岩山の裾野が広がっています。
そのまま進むとT字路となりますのでここを左折します。
暫く進むと札幌市博物館活動センターが見えてきます。
平坦な道なら徒歩10分くらいの距離ですが半分以上は上り坂なので15分くらいは見ておいた方が良いでしょう。
札幌市博物館活動センターの様子
札幌市博物館活動センター入口と建物
入口の上にある看板の骨の動物は恐竜ではなく絶滅したカイギュウという動物の骨格です。
入口にはスタッフが書いた案内板が置かれています。
館内に入ったところです。
通常見学出来るスペースは1階の「収蔵展示室」と入口の横の図書コーナーだけとなっていますが、体験会やイベント等で他の場所も開放されたり見学出来るようになることがあります。
入口にはアンモナイトの化石が展示されています。
日本でアンモナイトの化石は数多く発掘されており、その中で最も多くアンモナイトの化石が出ているのは北海道ですが、札幌では発掘されていません。
入口の隣にある図書コーナーは自然科学系の本が多くあり、子供向けの本も数多く置かれています。
入口から収蔵展示室に向かう途中にはガラスケースに入った化石が数多く展示されています。
そして収蔵展示室に入ると真っ先に目に入ってくるのがサッポロカイギュウの実物大・骨格模型です。
展示室の中央に置かれ部屋のかなりの面積を占めています。
なぜここにこんなものが展示されているかと言えば、海の無い札幌市南区の山の中にある河原でサッポロカイギュウの化石が発見されたからです。
大昔はその辺りは海だったということですね。
サッポロカイギュウとはどんな動物かと言えばジュゴンやマナティーの仲間です。
上記写真はマナティーです。
サッポロカイギュウのような巨大なカイギュウは18世紀までは実在していたのですが乱獲により絶滅しています。
このサッポロカイギュウの周り及び壁面にいろいろなものが展示されたりパネルで説明がされています。
サッポロカイギュウの化石も展示されています。
他にも昆虫の標本があったり、ハクジラと呼ばれるクジラの化石も展示されていました。
中にはこんなことが書かれていたり。
地層や火山活動についても触れられています。
広いとは言えない展示室ですが、子供達にしてみればきっとワクワクする場所になるでしょうし、大人にしても札幌の地質学や生き物について知ることが出来ます。
札幌市博物館活動センターと札幌博物館について
札幌市博物館活動センターは、札幌博物館(仮称)を作るための準備として作られた施設です。
札幌博物館は自然科学系の博物館です。
北海道博物館は歴史・文化系の博物館なので種類が異なります。
札幌博物館の構想自体は1986年から始まりましたが一時計画そのものが凍結されたこともありました。
2001年(平成13年)に札幌市博物館活動センターを設立し再び、建設への活動が始まりました。
今から数年後には札幌市のどこかに札幌博物館が出来ていることでしょう。
以上、札幌市博物館活動センターについてでした。
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