平岸天満宮及び太平山三吉神社は豊平区にある標高89メートルの天神山に鎮座する神社です。
同じ社(やしろ)に2つの神社が入っている少し珍しい神社で1箇所で2つの御朱印がもらえるということで御朱印帳好きな人にとって密かに人気の神社となっています。
平岸天満宮・太平山三吉神社へのアクセス方法と詳細
- 住所:〒062-0932 北海道札幌市豊平区平岸2条16丁目3-2
- 電話番号:011-831-3789
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:参拝だけなら24時間(社務所受付時間9:00~17:00)
- 定休日:無し
- 入場料:無し
- 駐車場:あり(台数は極わずかです)
- マップコード:9 374 315*22 (駐車場に設定)
平岸天満宮及び太平山三吉神社へのアクセス方法・行き方
平岸天満宮及び太平山三吉神社の最寄り駅は地下鉄南北線「澄川駅」もしくは「南平岸駅」となります。ちょうどこの2つの駅の中間に平岸天満宮及・太平山三吉神社は鎮座しています。
ただし楽なのは「澄川駅」からです。理由は南平岸駅からだと上りの坂道が結構長く続いているからです。澄川駅からだとほぼ平坦か緩やかな下り坂なので澄川駅から歩いていく方が楽にたどり着きます。
帰りは「南平岸駅」の方が下り坂の分楽かもしれません。
澄川駅からは約700メートル・徒歩約10分くらいの距離です。
また平岸天満宮及び太平山三吉神社は天神山緑地に隣接しており、天神山緑地に隣接しているもう1つの神社「相馬神社」にも行く場合は澄川駅からアクセスした方が便利です。
相馬神社及び相馬神社へのアクセスは下記記事をご覧ください。
車でのアクセスの場合、マップコード対応のカーナビであればマップコードを入力してもらうと簡単にアクセス出来ます。
札幌の中心部からは混雑していなければ20分くらい、混雑していると30分くらいです。
駐車場は5台分しか無いため、出来れば公共交通機関で向かった方が良いでしょう。
平岸天満宮・太平山三吉神社の由緒・御祭神・御利益
神社の入口には「平岸天満宮」と「太平山三吉神社」2つの社号標があります。
1878年(明治11年)に秋田県出身の木村藤吉氏が秋田県の太平山三吉神社の御分霊を奉斎したのが始まりという説もありますが、これは札幌三吉神社の間違いだと思います。
1904年(明治37年)に南部源蔵氏が農場をこの場所に開き、郷里の太宰府天満宮から御分霊を天神山に祀ったのが平岸天満宮の始まりとされています。
昭和50年代に三吉神社の御分霊を天満宮に合祀したために2つの名前がつけられたという話もあり、こちらが正しいように思います。
平岸天満宮・太平山三吉神社の御祭神
平岸天満宮・太平山三吉神社の御祭神は
- 三吉霊神
- 菅原道真公
平岸天満宮・太平山三吉神社の配祀として
- 十二山岳之神
となっています。
平岸天満宮・太平山三吉神社の御利益
三吉霊神は秋田県で生まれた守護神です。力の神、勝負の神、勝利成功・事業繁栄の神様とされており、勝負運や商売繁盛にご利益があるとされています。
菅原道真公と言えば学問の神様ですから、合格祈願にご利益があるとされています。
十二山岳之神については由緒が分からないのですが名前から山岳信仰の神様だと考えられます。
平岸天満宮・太平山三吉神社の様子・境内の様子
2つの社号標の間を通って階段を登っていきます。
冬になると雪が多い時には階段の半分が雪で覆われ非常に滑りやすくなっているので注意してください。雪道の階段が怖い場合は天神山公園側から入った方が安全です。
またあまりにも雪が多い時はこちらの参道は閉鎖されることもあります。
短い階段を上ると石灯籠が並び1つ目の鳥居が現れます。少し進んでいくと再び階段があり2つ目の鳥居が見えてきます。
2つ目の鳥居の前には狛犬様
平岸天満宮・太平山三吉神社の狛犬様が割と愛らしい顔立ちをしています。
冬になると狛犬様の雪がつもり寒そうです。
そして鳥居を抜けて拝殿へ
春に行った時の風景です。
雪のある時期と雪の無い時期では雰囲気がかなり異なります。
社号額を見ると「平岸天満宮」「太平山三吉神社」が並んで書かれています。
でもお祈りの前に手水舎でお清めを
拝殿の左側に手水舎がありました。
雪が積もると別の神社のように見えるから不思議です。
龍の口から水が出るのは定番ですね。
鈴を鳴らしきちんと礼をしてからお参りです。
手水舎の向かいには舞殿もありました。
本殿には多くの合格祈願の絵馬がかけられており、合格祈願で人気の神社だということがわかります。
平岸天満宮・太平山三吉神社の御朱印と御守
舞殿の隣に社務所があり、ここで御朱印をいただけたり御守・御札を購入することが出来ます。
年末年始だと縁起物も数多く置かれています。
合格祈願の縁起物が多い神社
合格祈願で有名な神社なので合格祈願に関する縁起物が数多く販売されています。
平岸天満宮・太平山三吉神社の学業御守護の御札がありました。
合格ふくろう守りという御守もあります。
中でも面白いのが五角と合格をかけた五角(合格)鉛筆は縁起が良さそうです。
平岸天満宮と太平山三吉神社の2つの御朱印
平岸天満宮・太平山三吉神社は2つの神社を1つの社で祀っていますが、御朱印はそれぞれの神社名でいただくことが可能です。
実際に記帳していただいた御朱印が上記の写真です。
初穂料はそれぞれ300円なので2つ記帳していただくと600円となります。
せっかくなので、両方を記帳していただきましょう。
天神山 稲荷神社へ
平岸天満宮・太平山三吉神社は天神山緑地と呼ばれるほぼ公園と隣接しています。
神社の境内から直接天神山緑地に行くことも出来ます。
上記の写真は天神山緑地から平岸天満宮・太平山三吉神社に向かう道です。
この道の途中に「天神山 稲荷神社」があります。境内末社です。
比較的新しい祠で赤い鳥居が稲荷神社であることを教えてくれます。
社号額に描かれた文字も左側から書かれています。古い神社だと右側から書かれているので比較的新しい神社ということがわかります。
平岸天満宮・太平山三吉神社へ行こう!
平岸天満宮・太平山三吉神社は天神山緑地に隣接してあります。
桜の季節(4月下旬から5月上旬)は、桜が咲き晴れた日なら高台にあるので札幌の町並みや藻岩山を眺めることが出来る良い場所となります。
是非、天神山緑地と合わせて訪れてください。
以上、平岸天満宮・太平山三吉神社についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。