星置神社は縁結び(恋愛成就)や子宝祈願、商売繁盛などにご利益があるパワースポットとして人気の神社です。
また蛙(の置物)が境内に多数置かれ「撫蛙」(なでかえる)と呼ばれ触ると「わかがえる」「ぶじかえる」「さ かえる」と言われご利益があることでも有名です。
高台にあり石狩湾を遠くに望むことも出来ます。
星置神社の詳細とアクセス方法
- 住所:〒006-0050 北海道札幌市手稲区星置南1丁目8-1
- 電話番号:011-685-6770
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 社務所受付時間:9:00~17:00(不在時もあり)
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:あり
- マップコード:493 474 452*58 (駐車場入口に設定)
星置神社へのアクセス方法・行き方
星置神社へは車が便利です。札幌から小樽に向かう国道5号線沿いにあり札幌中心部から車で30分くらいの距離です。
マップコード対応のカーナビならマップコードを入力すれば簡単にたどり着けます。
公共交通機関でも比較的アクセスは簡単です。
- 電車:ほしみ駅から徒歩10~15分くらい・距離にして約700メートル
- バス:地下鉄宮の沢駅から「宮59」系統のバスに乗り「星置橋」で下車、バス停から徒歩2分ほど
ほしみ駅は函館本線の駅で日中だと1時間に3本ほどの電車が停まりますが快速は停まらないことがあったり手前の手稲駅終点のものもあるので気をつけてください。
バスはJR北海道バスで「星置橋」バス停で下車、星置神社の参道までバス停から150メートルほどの距離と近く便利ですが、9時台のバスはなく、10時以降は1時間に1本しか無いので少し不便な環境と言えます。
星置神社の由緒・御祭神・ご利益
星置神社の由緒・歴史
明治17年(1884年)に広島県からの入植があり星置神社のある星置の開拓が始まり、徐々に村落を形成していきます。
明治20年(1887年)に木造の小祠を建立したのが星置神社の始まりです。場所は現在とは異なります。
明治45年(1912年)に現在の場所を得て翌大正2年(1913年)に小社と星置開拓30周年記念碑を建立して昭和48年(1973年)に社殿が御造営されています。
星置神社の御祭神
天照大御神(あまてらすおおみかみ)=国家繁栄・子孫繁栄
豊受大神(とようけおおかみ)=産業振興・開運招福・厄除け 等
大己貴神(おおなむちのかみ)=縁結び・子授・夫婦和合・商売繁盛 等
星置神社の御祭神は上記の3柱です。
星置神社のご利益
星置神社のご利益は御祭神からも分かるように縁結び(恋愛成就)や子宝祈願、商売繁盛等となっています。
また星置神社の御神木である2本の銀杏の木は「むすびの銀杏」と呼ばれ縁結びにご利益があるとされています。
上記写真の2本の銀杏の木が御神木であり「むすびの銀杏」と呼ばれている木です。
境内にいくつかある「撫蛙」に触ると
- 若 かえる(わかがえる)=健康長寿
- 無地 かえる(ぶじかえる)=交通安全
- 栄 える(さかえる)=社運隆昌・商売繁盛・金運招福・良縁・縁結び・子授安産
というご利益も期待出来そうです。
星置神社の境内の様子
星置神社へは階段を上っていきます。
雪の日だと少し怖そうです。
そして朱塗りの鳥居
そして境内へ
振り返ってみると遠くに石狩湾が見えます。
上記写真の右側に小さな祠と社号標、左側に石碑があるのが分かると思います。
小さい祠は撫蛙が入っており、右側のボタンを押すと3分ほどで星置神社の由緒等が流れるようになっています。
「星置神社氏子神興会」と書き始められています。
先に進むと右手に「弘法大師堂」と書かれた建物があります。
弘法大師と言えば空海のことで仏教の真言宗の開祖と言われる方です。神社でなぜ仏教?と思うかもしれませんね。
中に入ると2体の仏像が鎮座しています。
由緒は分かりませんが、神仏を一緒に祀ることはよくある話で深く考えなくても良いように思います。
そしてこの中に2つ目の「撫蛙」がいました。
太子堂の前には舞台があり、例祭の時等で使うのかもしれませんね。
先に進むと「むすびの銀杏」という2本の御神木があります。
そして手水舎
手水舎での作法がきちんと図解で書かれています。
面白いのは手水舎の水の出口は蛙の口になっていることです。
近づくと自動で蛙の口から水が出るようになっています。
手水舎の横には「御造営記念碑」という石碑が置かれていました。
その先には「撫で蛙堂」と書かれた小さな祠と星置神社の由緒の石碑が鎮座しています。
撫で蛙堂の中には当然、撫蛙がいますよ。
蛙は日本では縁起物のシンボルとして、パリでは神様の使いとされています。若かえる、無事かえる、栄える、お金が帰るなど、色々な言い伝えがあるようです。ご縁起の良いカエルをなでると色々な御利益が、授かりますぜひ蛙をなでてください、ありがとうございます。
と書かれています。
更に奥に進むと2つの石碑があります。
開村紀念碑が右側にあり
開基百年と書かれた記念碑が左側にあります。
碑文を読むと星置が開基されて百年経ったことを記念しての石碑よのことです。
石灯籠の間を通ります。
少し微笑んでいるように見える狛犬様の間を抜けて拝殿へ
渋い色合いの社号額です。
賽銭箱にお賽銭を入れてお参りです。
振り返ると歩いてきた道がよくわかります。
星置神社には裏参道もあります。
小さい祠の中には当然・・・
撫で蛙さんが鎮座しています。
星置神社の御朱印と御守り
拝殿の手前に社務所があり、こちらで御朱印を受けていたり、御守りや絵馬、お札を扱っています。
境内には御守りや絵馬の一覧も張り出されています。
縁結びの御守りは当然として「安産マタニティマーク守」があるところは少し珍しいですよね。
かえるおみくじなるものまでありました。
御朱印の案内もあり、星置神社の「星」の字は大金星をかけて金色になっているとのことで、珍しいので御朱印帳に書いていただきました。
御朱印の初穂料(代金)は300円です。
こちらが実際に書いていただいた御朱印です。
金色に見えなくも無いという色合いですが、珍しい御朱印です。
御朱印をいただくとお土産としてお煎餅をいただけます。
お煎餅というよりは煎餅とクッキーの間のような甘い味わいの美味しい煎餅でした。
星置神社へ行こう!
星置神社は札幌市内でも珍しい撫で蛙がいる神社です。
景色も良いですし、札幌から小樽まで一般道で向かうのであれば是非途中で立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
星置神社の駐車場から200メートルほど先はもう小樽市です。
数ある札幌市内の神社の中でもおすすめの神社です。
以上、星置神社についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。