札幌祖霊神社はすすきののはずれにある歴史ある神社です。
すすきのエリアにはお寺は多いものの神社は少なく、きちんとした社がある神社はここ「札幌祖霊神社」のみとなっています。
札幌祖霊神社の詳細とアクセス方法
- 住所:〒064-0805 北海道札幌市中央区南5条西8丁目1番地
- 電話番号:011-531-7306
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 社務所受付時間:不明(概ね9:00~17:00)
- 御朱印:あり
- 駐車場:なし
- マップコード:9 492 062*23
- 参考サイト:北海道神社庁 札幌祖霊神社
札幌祖霊神社へのアクセス方法・行き方
札幌祖霊神社へは地下鉄が便利です。
地下鉄南北線「すすきの駅」4番出口から徒歩約10分・約700メートルです。
なお最寄り駅は札幌市電(路面電車)「資生館小学校前駅」です。
「資生館小学校前駅」からは徒歩約5分・300メートルほどの距離です。
市電に乗り換える手間や市電の待ち時間を考えると地下鉄が便利ですが、歩く距離を出来るだけ少なくということであれば市電を使うのも良いかもしれません。
札幌祖霊神社の由緒・御祭神・御利益
札幌祖霊神社の由緒・歴史
1871年(明治4年)、開拓使次官の黒田清隆の発案により創祀されたのが始まりとなっており、140年以上の札幌では歴史あるとなっています。
元々は神道葬祭場として創建されているそうです。
1885年(明治18年)に大那牟遅神(大国主)の分霊を札幌神社(今の北海道神宮)から奉迎して、葬祭場の小祠を東雲祠(しののめし)と改めています。
1910年(明治43年)12月には類焼に見舞われてしまいますが翌年に改築をはじめ、1919年(大正8年)に竣工しました。
札幌祖霊神社の御祭神と御利益
札幌祖霊神社の御祭神は
- 天照皇大神(あまてらすすめおおかみ):国家繁栄・子孫繁栄
- 天神地祇八百万神(てんじんちぎ やおよろずのかみ):すべての神々
- 氏子祖霊神(うじこそれいしん):氏子の先祖霊
- 天祖三神(てんそさんじん)
- 大国主神(おおくにぬしのかみ):農業・商業・医療の神様
- 産土大神(うぶすなのおおかみ):土地の守護神
- 皇霊神(こうれいしん)
となっており、主に先祖を敬う神社と言えますが、天照皇大神や大国主神が祀られていることで、子孫繁栄から安産・子宝祈願・商売繁盛等にも御利益がありそうです。
札幌祖霊神社の境内の様子
すすきのの中心とも言える南5条の通りを西に歩いていき市電を超えて1本目の角に札幌祖霊神社は鎮座しています。
冬になると除雪はされているものの雪がつもり滑りやすくなっているので注意して下さい。
重厚な黒の鳥居
すすきののはずれとは言え、すすきのの中心にほど近い場所にこれほど立派な社殿があるとは予想出来ないかもしれません。
石灯籠があるのは定番ですが、残念ながら札幌祖霊神社には狛犬がいません。
手水舎はありますが・・・
残念ながら水は入っていません。
手水舎の向かいには社務所があります。
ここの社紋は赤星紋、開拓史に関連した神社だということが伺えます。
手水舎の横には石造りの蔵がありました。
そして社殿前の階段を上りお参りを
と思いましたが、お賽銭箱は社殿の中で鍵がかかっておりお賽銭を入れることが出来ません。
致し方ないので、お賽銭をおいてお参りしてきました。
初詣の時期は鍵がかかっておらずお賽銭を入れられるようになっています。
本堂の中はとても広く葬儀等が行われていることもあります。
札幌祖霊神社の御朱印と御守・縁起物
神社の方がいる時は御朱印も書いていただけます。社務所で御朱印をお願いして下さい。
上記の写真が実際の御朱印です。朱色の五稜星が美しい御朱印です。
初穂料は300円となっています。
社務所の中では御守や絵馬も販売されています。
年始・初詣の期間になると干支の置物等の縁起物も販売されています。
札幌祖霊神社に行こう!
すすきのでは珍しい神社です。
すすきので乱れた心に喝を入れたい時にお参りされてみてはいかがでしょうか?
すすきのの外れにありますが、すすきのとは思えないくらい落ち着いた空気が流れているエリアです。
以上、札幌祖霊神社についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。