JRタワー展望室 T38(タワー・スリーエイトと読む)は札幌駅直結の駅ビルで最上階である38階には札幌を一望出来る展望台があります。地上160メートルの高さから見る景色は日本夜景遺産の施設型夜景遺産にも認定されています。
JRタワー展望室 T38 について
札幌市内の人工建築物で最も高いのがJRタワーであり、その最上階にある展望室がT38(タワー・スリーエイト)です。
地上160メートルの高さを誇っています。参考までにさっぽろテレビ塔の高さが147メートル、展望室が約90メートルの高さとなっており、さっぽろテレビ塔を抜いたことになります。
なお「さっぽろ創生スクエア」(2018年3月オープン予定)がJRタワーとテレビ塔の間にあるため、JRタワーからはテレビ塔が、テレビ塔からはJRタワーが見えないようになっています。
またJRタワーの22階から36階まではJRタワーホテル日航札幌となっています。
JRタワー展望室 T38の営業時間・アクセス・料金
- 〒060-0807 〒060-0005 北海道札幌市中央区北5条西2丁目5番地
- TEL:011-209-5500
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:10:00~23:00(最終入場22:30)
- 定休日:無し(臨時休業あり)
- 駐車場あり(有料)
- 料金:大人740円・中高生520円・小学生及び幼児(4歳~)320円
- 年間パスポートあり(5000円)
- マップコード:9 522 802*23
- 公式サイト
JRタワーは札幌駅の駅ビルの役目も担っており、札幌駅直結のためアクセスは、そのまま札幌駅から行くことが出来ます。
地下や1階からは直接行くことが出来ないので札幌ステラプレイスの6階までエレベーターかエスカレーターで上がり、JRタワーイーストの6階インフォメーションカウンターまで行かないといけません。初めての方だと少し迷うかもしれません。札幌ステラプレイス6階の無印良品を目指していくと分かりやすくなっています。
6階の「無印良品」と「ステーキ食べ放題&ビュッフェ ビーフラッシュ29」の間の通路を進んでください。
少し進むと上記の写真の通路となるのでこのまま真っ直ぐ進みます。
すると受付カウンターが見えてくるのでここでチケットを購入するか、上記写真の方向を見ているのであれば振り返るとチケット券売機があるので、券売機でチケットを購入してください。
そしてチケットをカウンターに渡しエレベーターへと向かいます。
エレベーターは2機で平日であればほぼ待ち時間無しで上がれます。祝休日でもイベントが無かったり団体客がいなければ5分も待ちません。
駐車場はJRタワーにもありますが祝休日だと満車になっていることも多いので、出来れば公共交通機関で向かうのが良いでしょう(札幌市中心部は祝休日の慢性的な駐車場不足となっています)。
JRタワー展望室から見える景色と夜景
エレベーターから降りて廊下を進むとすぐに眼下に広がる景色が見られます。
上記の写真の景色が目の前に写り込んできます。
左側を見ると小樽方面です。比較的近くに広がるところは北海道大学、その奥が札幌競馬場です。
右方向が石狩方面となります。ドーム状のものが見えますが「札幌ドーム」ではありません。「つどーむ」という少年野球くらいなら出来る広さのドームとなります。
エレベーターから進み、突き当りを左方向に進んでいくと石狩湾にそそぐ新川が印象的に見えます。
そして突き当りを曲がると西側の景色に。手稲山や大倉山ジャンプ場が見えます。
晴れた日にぐるっと1周すると札幌の全景がよくわかります。
JRタワーの夜景
昼間にJRタワーに行くのも良いのですが、日本新三大夜景に選ばれた札幌の夜景を見るのもお勧めです。
太陽が沈んだばかりの黄昏時・マジックアワーから完全に沈むまでの間、静かに暗くなっていく夜景は素晴らしい景色を見せてくれます。
札幌中心部(すすきの方面)と藻岩山方面
上記の写真、中央よりやや左側の山の中央が光っていますが、これは大倉山ジャンプ場です。
石狩湾へとそそぐ新川沿いの灯りがまた綺麗に見えます。
そして完全に陽がくれた状態へ
上記写真中央に見える丸いのは観覧車です。すすきのにあります。
実際の景色は写真では表せない感動をきっと与えてくれると思います。
ガラス窓に腰掛けて見えるようにもなっています。
T CAFE(ティーカフェ)で休憩
展望台にはカフェスペースもあります。
ソフトドリンクだけではなく、ケーキセットもあります。またビールやカクテルも販売されています。
平日の夜なら(中国人や韓国人の観光客が来なければ)非常に静かで、落ち着ける場所となっています。
夜景を見ながらカクテルを飲んだり、ケーキセットを食べたりとデートコースにも最適です。
JRタワー 展望室 T38に行ったらトイレに行こう!
そしてJRタワー展望室に行ったら、是非立ち寄って欲しいのがトイレです。
残念ながら女子トイレは対応していませんが、男性トイレは写真の通り開放感抜群のトイレとなっています。
たまに男性と女性のグループだと男性が中に誰もいないことを確認して女性が覗き込んでいる景色が見られます。でもそんなこと出来ない!ということであれば多目的トイレであれば女性も使えるので、多目的トイレで用を足すのも良いかもしれません。
JRタワー展望室T38の観光おすすめ度はどれくらい?
高所恐怖症でなくて、高い位置からの景色が好きだ!という方なら絶対におすすめです!
これを書いている私は年間パスポートを持っているので時折、ここで1日本を読んだりパソコンをしたりして過ごすこともあるくらいお気に入りの場所となっています。
札幌中心部の観光スポットとしては一押しの場所です!
なお宿泊はこのJRタワー展望室の下にあるJRタワーホテル日航がおすすめです。
上記写真はJRタワーホテル日航の33階に宿泊した時に部屋から撮影したものです。33階でも地上100メートル以上、さっぽろテレビ塔の展望室よりも高いため、夜景をゆっくり見るのに適しています。
JRタワー展望室T38に安く行きたいのならネットで事前予約しておくとお得です。
以上、JRタワー展望室 T38についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。