2月の札幌の恒例行事「さっぽろ雪まつり」
毎年12月の25日過ぎくらいから大通公園会場では準備が始まりますが、本格的な準備は「雪輸送開始式」が始まりとなっています。
大通公園ではさっぽろ雪まつりの雪像制作及び「さっぽろ雪まつり」期間中の安全を祈って「雪輸送開始式」が開催されます。
その様子を取材してきました。
さっぽろ雪まつり 雪輸送開始式とは?
さっぽろ雪まつりの雪像を作るためにダンプカーで最初に雪を運んで来た日に雪像製作期間中及び雪まつり開催期間中の安全を祈願・宣言をするために行われる式典です。協力する陸上自衛隊及び関係者がメインで開催されます。
2019年は1月7日10時10分から、大通公園7丁目「HBCフィンランド広場」で開催されました。
「雪輸送開始式」が開始されると本格的に札幌や石狩から雪をダンプカーに載せて大通公園まで輸送されるようになります。
5トントラック約6000台分の雪がこれから1月末くらいまで運び込まれます。
さっぽろ雪まつり 雪輸送開始式の様子
さっぽろ雪まつり 雪輸送開始式は主に陸上自衛隊員と関係者で行われますが、一般人も見学可能です。
自衛隊が制服姿で並ぶ景色は壮観です。
自衛隊員が並ぶその前で、雪が積まれたダンプカー(トラック)と関係者が並び式典が行われていきます。
進行は北海道のテレビ局のアナウンサーが務めていました。
その後、さっぽろ雪まつり実行委員会の柴田龍会長の挨拶で「雪まつりは世界中の人々が訪れる国際的なイベント。盛大に開催されることを期待したい」と述べ、関係者の挨拶が続きます。
観光大使フレンズから自衛隊の方への花束贈呈が行われたり、授与式等が行われます。
時折雪が舞う、氷点下の中での式典でしたが、時折晴れ間も見え、着々と進んでいきました。
トラックでの雪輸送が非常に多いため、交通安全についても宣言等が行われます。
自衛隊員代表による交通安全宣言はとても大きな声で元気いっぱいに行われました。
途中、自衛隊の吹奏楽隊(第11音楽隊)による演奏も披露されます。
そして最後にトラックの雪を荷台からおろして終了となります。
さっぽろ雪まつり 雪輸送開始式の様子を動画でも撮っているので良ければご覧下さい。
雪輸送開始式に合わせ大通公園各会場で安全祈願も行われる
大通公園の各会場でも安全祈願が行われます。
大通公園4丁目の会場では供え物が用意され安全祈願が行われていました。
安全祈願を終えて帰路につく神主さんの巫女さん
なお雪まつりが終わり、雪像を壊す際もきちんと雪像にお酒をかけてお礼を言ってから取り壊しにかかります。
以上、さっぽろ雪まつり 雪輸送開始式についてでした。
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