札幌の冬は非常に寒いです。でも寒い冬の札幌で毎年多くの人を集めているイベントが大通公園で開催されている「さっぽろホワイトイルミネーション」です。
毎年11月後半(概ね最終金曜日)からクリスマスの12月25日まで開催される光の祭典です。
同時開催される「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」と合わせて見てほしい札幌の冬の光景です。
さっぽろホワイトイルミネーションについて
例年11月の後半から12月25日まで大通公園をメイン会場として行われるイルミネーションをメインとしたイベントです。
大通公園だけではなく、JR札幌駅前の広場、アカプラ広場(赤レンガ庁舎の前のイチョウ並木)、札幌三越と札幌パルコの間の南一条通も別会場として開催されます。
11月の後半スタートは同じですが、終わりは会場によって異なり、メイン会場となる大通公園は12月25日で終了します。
アカプラ広場や南一条通は3月14日ホワイトデーまで、札幌駅前は概ねバレンタイン直前まで行われます。
元々は札幌の冬と言えば2月に開催される「さっぽろ雪まつり」というイメージしかなく、それを払拭させるべく1981年に「ホワイトイルミネーションさっぽろプラザ」という名称で大通公園2丁目にイルミネーションを設置したことから徐々に拡大していき現在の「さっぽろホワイトイルミネーション」となりました。
さっぽろホワイトイルミネーション 2019年の開催時期は?
2019年のさっぽろホワイトイルミネーションの日程は下記の通りです。
- 大通公園会場 日程:2019年11月22日(金)~2019年12月25日(水)
- 南一条通会場 日程:2019年11月22日(金)~2020年3月15日(日)
- 駅前通会場 日程:2019年11月22日(金)~2020年2月11日(火)
- 札幌駅南口駅前広場会場 日程:2019年11月22日(金)~2020年3月15日(日)
- お問い合わせ:011-281-6400(さっぽろホワイトイルミネーション実行委員会)
- 最寄駅:札幌駅・大通駅
- 入場料:無料
- 駐車場:なし(近隣の有料駐車場を利用)
- 公式サイト:さっぽろホワイトイルミネーション
12月の中旬くらいまではホテルも予約しやすいですが12月中旬を過ぎると良いホテルから予約出来なくなっていくので早めに予約されることをおすすめします。
さっぽろホワイトイルミネーション開会式とカウントダウン
過去のホワイトイルミネーションの様子をお伝えしていきます。
メイン会場となる大通公園のホワイトイルミネーションの様子を写真を多めに見ていきましょう。
開会式は大通公園3丁目で盛大に行われ、点灯のカウントダウンが始まります。
開会式は16時30分から始まりますが、いわゆる札幌市のお偉い方々のスピーチが続き、会場を「そんなのどうでも良いからさっさとはじめろ」という雰囲気が包みます。
実際にカウントダウンが始まるのは4時45分を過ぎてからです。
この時期の札幌はもう東京の2月よりも寒いことが多く待っている間も身体が冷え込んでくるので厚着で来るようにしてくださいね。
カウントダウンの様子を動画でも撮影しているので良ければ見てください。
この時期の札幌は4時半を過ぎるとかなり暗くなり5時を過ぎればもう完全な夜となります。
地元テレビ局の方々も4時にはスタンバイを完了させ待機しています。
ホワイトイルミネーション大通公園1丁目の様子
さっぽろテレビ塔のある大通公園1丁目には大きなツリーが飾られ、記念撮影をする方が非常に多くいます。
このツリーは2月初旬から中旬まで行われるさっぽろ雪まつりまでずっと夜は点灯されます。
さっぽろテレビ塔のライトアップと合わせてみると更に気分は盛り上がること間違いなし!
ハートマークの前で記念撮影をするカップル達
ホワイトイルミネーション大通公園2丁目の様子
大通公園2丁目はイルミネーションではなく「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」の会場となります。
飲食店やクリスマスリース、ミュンヘンの雑貨等、いろいろな出店があり最終日が近づくにつれて人も多くなり最終日ともなるとクリスマスとも重なり凄い人になります。
ホワイトイルミネーション大通公園3丁目の様子
大通公園3丁目のホワイトイルミネーション会場はメイン会場にもなっているため、かなりの人で賑わいます。
夏季は噴水になっているところに大きな雪のオブジェが置かれLEDで装飾され綺麗に演出されています。
記念撮影する人があちらこちらに。
ホワイトイルミネーション大通公園4丁目の様子
一番派手な演出がされるのが大通公園4丁目です。
大通公園4丁目には噴水があり中央に水が流れる塔のようなものがあります。
その塔にイルミネーションを取り付け、更に周りをイルミネーションのアーケードで囲い、ロマンティックな雰囲気を醸し出しています。
少し離れてみるとさっぽろテレビ塔も写せます。
手前にも電飾があり、ここからの眺めも綺麗ですよ。
ダイヤモンド状のオブジェも置かれ小さい女の子が中に入って記念撮影をしている姿を数多く見かけました。
ホワイトイルミネーション大通公園5丁目の様子
5丁目はややおとなし目のイルミネーションになっていますが、その分家族やカップルがゆっくり出来るようになっていました。
トゥインクルガーデンと名付けられカッピルや家族で撮影するのにちょうど良いサイズの場所があり多くの方がここで記念撮影をされていきます。
この会場からもさっぽろテレビ塔が綺麗に見えます。
ホワイトイルミネーション大通公園6丁目の様子
6丁目は「煌めきのフォレストサークル」と題されたイルミネーションがあり、とても神秘的な雰囲気に包まれています。
緑色を基調にしたLEDを丸いかご状のものに取り付け、緑の灯りで光るサークルが数多く置かれています。
ついたり消えたり、それがまた静かな夜の中で浮かび上がるようになり、思わず立ち止まって見てしまいます。
ボケ味を味わえる一眼レフやスマホの一眼レフモードで撮影すると、不思議な感じの写真が撮影出来ます。
カップルでも長く撮影していたり、足を止めたくなる場所です。
ホワイトイルミネーション大通公園7・8丁目の様子
大通公園7丁目及び8丁目は「ひかりのエキシビジョントンネル」と名付けられ、光のトンネルの中をくぐれるようになっていました。
思わず何度も回ってしまいたくなります。
遠くから見ると上記のような感じです。
子供たちは凄くはしゃいで走り回ります。そして転びます。
ちょっと危ないので走りすぎていたら中止しましょうね。
そして8丁目の一番奥にはスクリーンに札幌の夜景が映し出されています。
主に藻岩山山頂から撮影した札幌の夜景を映し出していました。
出店も多いホワイトイルミネーション
大通公園2丁目で行われている「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」にも出店はありますが、それ以外にも会場のあちこちに出店があります。
夜は人集りでよく分からなくなっていたので昼間に撮影したものを。
非常に寒いので暖かいものメインですがビールも販売されていて結構購入する方がいました。札幌と言えばサッポロビールですからね。
駅前とアカプラのホワイトイルミネーション
大通会場だけではなく、札幌駅前やアカプラ広場でもホワイトイルミネーションは行われています。
また大通からすすきのに向かう道もイルミネーションが非常に綺麗です。
上記はすすきのへ向かう札幌駅前通
上記はアカプラ広場の様子。ライトアップされた赤レンガ庁舎とイルミネーションがとても綺麗で足を止める人が多い場所です。
そして札幌駅前
派手派手しさはありませんが落ち着いた青色のライトが札幌駅を彩どります。
雪が降っている時は更に雰囲気もよくなるのですが、寒すぎて誰もゆっくり見ていきません。
さっぽろホワイトイルミネーションへのアクセスや入場料
さっぽろホワイトイルミネーションは、無料で見られるイベントです。
特に入場料も必要ありませんし、チケットも不要です。
行けば誰でも見ることが出来ます。
ライトアップされる時間は16:30~22:00までですが、クリスマスイブとクリスマス当日は24時まで点灯されています。
また札幌駅前広場は24時まで点灯されています。
さっぽろホワイトイルミネーションへのアクセス
大通会場の最寄駅は地下鉄の大通駅です。東豊線・南北線・東西線、どの路線でも大丈夫です。
札幌駅前及びアカプラ広場は札幌駅が最寄りになります。
また札幌駅から大通公園までは徒歩10~15分くらいなので札幌駅から歩いてきても良いでしょう。
なお車で来る場合は12月の前半までは駐車場の空きもありますがクリスマスに近づくにつれて近隣の駐車場は混雑するので公共交通機関で来られることをおすすめします。
大通公園の地下にも駐車場はあるのですが、かなり混雑します。
さっぽろホワイトイルミネーションへの服装は?
道内から来られる方ならどんな服装をしていけば良いか予想がつきますが、本州から行かれる方だとどんな服装が良いのか悩みますよね。
実際、これが非常に難しいんです。
というのもこの時期の札幌は非常に寒いのでじっくりと「さっぽろホワイトイルミネーション」を見ようとするのなら風を通さない厚手のダウンコードやベンチコートがオススメなのですが、1つ問題があります。
会場となる大通公園の下はオーロラタウンという地下街になっています。
また大通公園からすすきの方面・札幌駅方面に地下街があります。
この地下街を外の天候に合わせて歩くと非常に熱くて汗ばんでしまうんです。
だから地下街を歩く時はすぐに脱げるタイプのものにしておくのがベストです。
もしくはユニクロ等で販売している小さな袋に入れられる薄手のダウンを厚手のダウンの下に着て、地下に入る時は薄手のダウンを脱いで袋にしまえば良いでしょう。
そしてもう1つ
さっぽろホワイトイルミネーションには多くの方が来られます。そして会場の大通公園に積もった雪は踏み固められツルツルの状態に。
だから必ず防滑靴(滑りにくい靴)を履いてくるようにしてください。
もしくは靴屋やコンビニで靴の裏面に張る滑り止めや、靴に取り付ける滑り止めが販売されているので購入して取り付けるようにしてください。
以上、さっぽろホワイトイルミネーションについてでした。
同時開催イベントのミュンヘン・クリスマス市 in Sapporoは下記をご覧ください。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。