2018年のさっぽろ雪まつりの大通公園会場は、2月5日~2月12日まで開催されました。
その中で最も多くの人を魅了したのが、大雪像「ファイナルファンタジーXIV “白銀の決戦”」です。
この大雪像がどのように作られていったか詳しく説明していきます。
さっぽろ雪まつり【大雪像】ファイナルファンタジーXIV “白銀の決戦”が出来るまでの様子
さっぽろ雪まつりの準備は概ね1ヶ月半前から始まります。
もちろん下準備はもっと前から始まりますが大通公園で準備が始まるのが12月下旬くらいからです。
12月25日まで大通公園は「さっぽろホワイトイルミネーション」が開催されます。
「さっぽろホワイトイルミネーション」は終わった翌日12月26日にイルミネーションの撤去作業が始まり、入れ替わりでさっぽろ雪まつりの準備が始まります。
ジャンプ台(大通公園3丁目)は2018年度は1月5日に設営に必要な足場が搬入されました。
さっぽろ雪まつりは大通公園4丁目にメインの大雪像が作られます。
2018年は「ファイナルファンタジー」でした。
この大雪像を作る足場は12月27日には組まれはじめていきます。
上記は2017年12月28日に撮影したものです。
上記は2017年12月30日に撮影したものです。
12月28日と12月30日ではあまり変わっていませんが12月30日からは工事もお正月休みに入ったようです。
そして年が変わり2018年1月5日から再開されます。
なお小型の雪像はもう少し後、1月中旬くらいから制作が始まります。
では、2018年のさっぽろ雪まつりで人気だった大雪像「ファイナルファンタジーXIV “白銀の決戦”」が出来るまでの様子を見ていきましょう。
まずは足場が組まれます。
足場にベニヤ板が貼られ、雪が運ばれてきて積まれていきます。
上記は2018年1月8日に撮影したものです。
2018年1月11日、ベニヤ板が高く貼られ、更に雪が積まれていきます。
ショベルカーで積んでショベルカーの自重で雪を圧縮していきます。
2018年1月13日、更に雪が高く積まれていきます。
1枚目(PCで見ているのなら左側)の写真が1月16日、2枚目の写真が1月17日に撮影したものです。
1月16日にベニヤ板で覆われていたところが「蒼の竜騎士エスティニアン」の頭だったということが分かりました。
上記の写真は1月20日に撮影したものです。邪竜ニーズヘッグも徐々に形になってきています。
1月22日に撮影したもの、徐々に出来上がりつつあります。
1月24日、邪竜ニーズヘッグの頭もかなり分かりやすくなってきました。
1月27日、この日大通公園はかなりの雪で一時的に作業を中断していることもありましたが、基本的にはこの雪の中でも作業をされています。
1月28日、「蒼の竜騎士エスティニアン」の周りに足場を作り細部を描いているようでした。
1月30日、今度は邪竜ニーズヘッグの周りに足場を組んで細かいところを作成しています。
また外側の足場も概ね外されています。
2月1日、細かい最終調整に入ったようです。
邪竜ニーズヘッグの牙を更に磨いているようでした。
そして2月4日、本番の前日です。完成して2月5日からのさっぽろ雪まつりまで待つだけです。
そして本番の夜、プロジェクションマッピングで物語が演出され多くの人を釘付けにしていました。
さっぽろ雪まつり「白い恋人 PARK AIR ジャンプ台」が作られていく様子
雪像ではなく大通公園3丁目に作られる「白い恋人 PARK AIR ジャンプ台」が作られる様子も紹介します。
足場が組まれ始めるのが1月5日から。
上記の写真は1月20日に撮影したものです。
それから徐々に積み上げられ、板が貼られていきます。
でも、この下に銅像「泉」があるけど、どうなっているの?と思う人もいるかもしれませんね。
銅像はビニールで囲われ中でさっぽろ雪まつりが終わるまで保管されています。
1月24日の様子。雪が積もっていますが、これは夜中に積もったもので薄っすらと積もっているだけで、実際のジャンプ台にはこのままでは使われません。
1月28日、雪がズレないように下から徐々に盛っています。
2月2日、ほぼ完成してスキーをつけて斜面の雪を調整していきます。
2月4日、完成して後は2月5日からの本番を待つだけです。
そして2月5日、スノボやスキーで華麗なジャンプを見せてくれました。
さっぽろ雪まつり 大雪像や雪像の準備の風景
他の大雪像や準備の様子も見ていきましょう。
さっぽろ雪まつりに自衛隊の協力はもう欠かせなくなっています。
こちらの写真は【大雪像】ストックホルム大聖堂を作っている様子です。
この近くで自衛隊員がなんか小刻みにジャンプしている光景を見ました。
動画で撮影しているので見てください。
これは何をしているかというと雪像で使うパーツを作るために雪を固めているんです。
ベニヤ板を外すと踏み固められた綺麗な角のある雪が出てきました。
こちらは【大雪像】バーンスタインが遺した音楽祭 Pacific Music Festival の作成風景
こちらは【大雪像】奈良・薬師寺 大講堂の作成風景
まだ顔が描かれていない雪ミク
こちらは1月30日、大通公園12丁目の市民雪像コーナーの風景
まだ雪の塊なだけでこれから作られていきます。
そして前日2月4日の風景
まだ完成まで遠いけど一生懸命頑張って作っている人たち
最後の仕上げをしている人たち
完成度はグループによって異なりますが、皆さん一生懸命作られていました。
前日になると概ね完成している雪像が多くなっており、まだあまり混雑していないので本番よりはゆっくりと見ることが出来ます。
もし前日に札幌入りしている、もしくは札幌に在住の方で時間に余裕がある方は前日や作っている風景も観に行ってくださいね。
きっと別の楽しみ方が出来ると思います。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。