札幌の中心部に建つ「さっぽろテレビ塔」は札幌観光の定番スポットですが、階段で上ったり降りたるすることが出来るイベントが年に数回実施されていることはご存知でしょうか?
その名も「階段のぼり」と「階段くだり」
階段のぼりは年に2回、階段くだりは年に1回の合計3回のみのイベントです。
年2回の「さっぽろテレビ塔 階段のぼり」について
例年6月(年によっては5月)と9月に「さっぽろテレビ塔 階段のぼり」は実施されます。
一応告知はされますが大々的には行われていないので、知る人ぞ知るイベントと言えます。
1階の売店前あたりで受付を行っているのでチケットを購入して上ることになります。
エレベーターを使わない分、料金は安くなっています。
- 大人:500円(通常720円)
- 高校生:400円(通常600円)
- 中学生:200円(通常400円)
- 小学生:100円(通常300円)
という価格設定になっていました。
開催期間は週末の2日間もしくは、3連休時の土曜日から月曜日が多くなっています。
時間は11:00~17:00となっています。
2018年は
- 6月16日~6月17日の2日間 /9月15~9月17日の3日間 合計5日間
に開催されました。
ただし天候次第で中止になります。雨が降っていたり風が強いと中止になります。
安全面を最優先で実施可否は当日発表されます。また天候の変化で突然中止になることもあります。
453段のさっぽろテレビ塔の階段を上る
階段のぼりはさっぽろテレビ塔の東側の通常は立入禁止のところから入ってスタートします。
普段、一般人は立入禁止のところだけに入ってみるとドキドキしますよ。
細い金網が張られた赤くペイントされた通路を歩いていきます。
さっぽろテレビ塔は3階が展望台へのエレベーター乗場ですが、実際にはビルの6階相当の高さがあります。
3階までで行く自信が無ければ3階でギブアップした方が良いかもしれません。
振り返ると少し怖くもあります。
時折外の景色が見えます。
もう少しで3階部分!と思いますが違います。3階があるということは2階もあるということですから。
2階から3階までは階段の色が緑に変わりました。
続いて4階へ
4階は「テレビ塔ダイブ」の開催場所です。
今回は関係ないのでそのまま上っていきます。
さっぽろテレビ塔には以前、プラネタリウムがありました。その名残が見えてきます。
そして4階を超えると札幌の中心部を東西に横切る大通公園が見えてきます。
そしてここからは階段の色が白に変化します。
徐々に高くなって来ます。
さっぽろ創世スクエアも見えてきます。
大通公園は西側になり、創世スクエアは北側です。
かなり高くなってきます。でも足が疲れてきて笑い出す頃かもしれません。
まだまだ上っていきます。
二条市場(南側)も見えてきました。
金網のマス目よりもレンズが小さいカメラなら金網を気にせず撮影も出来ますが、金網のマス目よりもレンズが大きいカメラ用に上記写真のように穴が空いています。
ただし一眼レフの大きなレンズだと入りません。50mm径以内のレンズ向きです。
夜間、ライトアップ用の照明が近くにあるのが不思議な感じがします。
かなり高くなってきました。でも足がガクガクしてきます。疲れと怖さから。
無い時もありますが、途中でスタッフの方が「お疲れ様です」と言って飲み物を配布していることもあります。
恐らく普段、あまり階段を上っていない方だともう足がパンパンになってくる頃です。
そうならないようにするには、写真を撮りながら休んでゆっくり上ることです。
追い抜かれますが、気にせず自分のペースでのぼりましょう。
作業スペースが多くなってきたらもう少しです!
展望台とそれほど変わらない高さまで上がってきました。
しかしこんな作業用の場所で作業をする人がいるなんて、凄いとしか言いようがありません。
ほぼ展望台の高さになってきました。
そしてついにゴール!!!
展望台の中に入り休憩です。
さっぽろテレビ塔 階段のぼり 達成証明書
なお展望台まで上り切ると「さっぽろテレビ塔 階段のぼり 達成証明書」をいただけます。
なお照明してくれるのは「テレビとうさん」です(笑)
ここでガラス越しに大通公園を見ながら少し休憩して、通常ならエレベーターで今度は降りていきます。
運が良ければ下りも階段で降りられる
階段のぼりの参加者が多く危険だと判断されればありませんが、あまり参加者がいないと下りも階段で降りていっても良いと言われます。
せっかくなので階段で降りてきました。
上りは上を見ているのでそれほど怖くはありませんが下りは下を見るので、高さをどうしても意識してしまうので、上りよりも下りの方が高さの恐怖感が増します。
高いところが苦手な人が階段を覗き込むとかなり怖いので覗き込まないようにしましょうね。
時折通るエレベーターに乗っている人が手を振ってくれたりすることもあります。
上りよりは下りの方が楽なのですが、膝が悪い人は逆に膝を痛めやすいので注意して下さいね。
普段入れないところなのでいろいろと目が動きますが、よそ見をしすぎると階段を踏み外すので注意してください。
間もなく4階
そして3階へ!
この時は3階までで3階からはテレビ塔の中に入ってエレベーターか内部階段で1階まで下りるように指示を受けました。
さっぽろテレビ塔を上る人を見る
筆者の自宅はさっぽろテレビ塔が見れる場所なので自宅から望遠レンズを使って上っている人を見てみました。
一生懸命上っています!
声は当然届きませんが、頑張れ~!とエールを送りました。
年1回の「さっぽろテレビ塔 階段くだり」について
上りではなく下りだけ階段で下りることが出来るイベントが例年、さっぽろ雪まつりに合わせて行われます。
天候次第で当然中止になります。
ただし、天候次第で夜間も降りられます!
階段のぼりは日中のみですが、階段くだりは夜間も実施されるのが嬉しいところです。
上りはエレベーターで上がり、下りだけ階段です。
なお真冬の2月の札幌ですからめちゃくちゃ寒いです!
風が比較的穏やかな状態で無ければ開催されないので、風で寒いということはあまりありませんが、そもそも気温が普通に氷点下なので厚着をしていないと寒くて震えます。
しかしガラス越しではなく生でさっぽろ雪まつりの景色を見られる特等席です。
こんな高い場所からさっぽろ雪まつりを見られるなんて思いもしていなかったのですごく得した気分になりました。
さっぽろテレビ塔を階段で上ってみよう!降りてみよう!
階段のぼりは年に2回の5日間程度、階段くだりはさっぽろ雪まつり期間中の天候の良い時で実質的には5日程度になるので、チャンスは年に10日間くらいです。
でも、もし開催されている時にさっぽろテレビ塔に行くことがあれば是非、階段のぼり・階段くだりにチャレンジしてください。
きっと良い想い出に残りますよ。
札幌市民ですらほとんどの人が体験していないことですから、より貴重な体験となります。
是非、チャレンジしてくださいね。
以上、さっぽろテレビ塔 階段のぼりと階段くだりについてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。