札幌 大通公園の5丁目は聖恩碑と呼ばれる噴水の中央に設置された碑が印象的なエリアです。大通公園1丁目から4丁目に比べ、やや観光客が少なくなるエリアですがその分、春なら初秋にかけては周りに勤める人々の憩いの場となっています。
大通公園5丁目(大通西5丁目)の概要
大通公園5丁目は、3丁目4丁目と合わせて「オアシス・水と光のゾーン」と名付けられており、3丁目~5丁目までには噴水があり(冬季は水が抜かれ閉鎖)、5丁目にも噴水があります。
さっぽろテレビ塔から見ると噴水の中央にある聖恩碑が際立ってよく分かるエリアだということに気づきます。
大通公園5丁目の聖恩碑について
大通公園5丁目にはオブジェや銅像はなく、聖恩碑と呼ばれる碑だけが印象的です。ところで聖恩碑とは何か?
昭和14年(西暦1939年)4月に完成した日本の近代の歴代3天皇の業績をたたえる碑ということになっています。3天皇とは明治天皇・大正天皇・昭和天皇です。
また聖恩碑には「聖恩無彊」と書かれており、聖恩は「天皇の恩恵」という意味で、無彊は「限りないこと」を意味しており「天皇の恩恵は限りないもの」という意味になります。
聖恩碑の4面中3面は、竜と獅子の面となっています。
またそれぞれの竜・獅子の口からは春から初秋にかけては水が流れ出ています(夜間は出ていません)。
また噴水の角には水道も整備されていますが冬季は水が出ないようになります。
大通公園5丁目の地下鉄・地下街への入り口
大通公園5丁目までは大通駅の出入口があります。
ここが大通公園内にある大通駅の最西となります(大通公園外であれば大通駅1番出口が最西になります)。
また6丁目から9丁目までは地下鉄の駅の出入り口はありません。
大通公園5丁目にはトイレもあります。
大通公園5丁目の様子
中央に聖恩碑がありその周りにベンチが置かれています。そして芝生と花壇があり春から初秋にかけてはここで安らぐ人も大勢います。
大通公園5丁目まではさっぽろテレビ塔もよく見えます。
大通公園6丁目側にはイチョウの木が3本あり、秋には綺麗な黄葉となり、撮影する人も多くなります。
大通公園5丁目から大通公園6丁目に移動する際の横断歩道から北方向を見ると北海道庁旧本庁舎(通称 赤れんが庁舎)の側面が見えるので是非見てください。
以上大通公園5丁目についての解説でした。
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