札幌 大通公園の1丁目は「さっぽろテレビ塔」があり大通公園の中では一番人気のエリアです。
大通公園1丁目(大通西1丁目)の概要
大通公園の一番東に位置し、さっぽろテレビ塔があるエリアです。大通公園2丁目と合わせて「国際交流ゾーン」と名付けられています。
正式な住所は札幌市中央区大通西1丁目となりますが、地元では大通公園1丁目、大通1丁目と呼ぶこともあります。
なお大通東1丁目はテレビ塔の裏を流れる創成川を超えた地域で、北海道電力札幌支店があります。
上記写真の撮影場所は創成川を挟んで東側なので中央区大通東1丁目になり、創成川を超えてテレビ塔側に行くと大通西1丁目となります。
大通公園は西1丁目からですが、大通東1丁目の北海道電力の場所まで大通公園は延長され東に伸びる計画です。
さっぽろテレビ塔は大通公園では無い?
さっぽろテレビ塔は大通公園の一番西にあるという認識の方も多いと思いますが実際にはさっぽろテレビ塔は大通公園の管轄ではありません。さっぽろテレビ塔の運営は「株式会社さっぽろテレビ塔」であり、大通公園は「公益財団法人 札幌市公園緑化協会」が管理しているからです。
つまり上記写真を撮影している場所はさっぽろテレビ塔のエリアなので大通公園ではなく、ここから降りた先から大通公園ということになります。
でもそこまで厳密に考えることでもなくさっぽろテレビ塔も含めて大通公園という認識で問題無いでしょう。
大通公園1丁目にある施設
大通公園1丁目にある施設を紹介します。
さっぽろテレビ塔
言わずと知れた大通公園1丁目の代表的な施設と言えばさっぽろテレビ塔です。
1957年に完成した高さ147.2メートルの電波塔です。ただし現在はテレビ塔としてはラジオ局の中継局、NHKの予備送信所が残るのみとなっており、テレビ塔としてはほぼ活動していません。
さっぽろテレビ塔について詳しくはさっぽろテレビ塔の記事をご覧ください。
大通パークガイド(大通公園おもてなしパークガイド)
テレビ塔のすぐ下にある大通パークガイドは無料でボランティアの皆さんが一緒に公園を周りながら大通公園の魅力を教えてくれるガイドツアーの受付所です。
通年営業ではなく概ね4月下旬のゴールデンウィークの少し前(20日~27日くらい)から10月下旬までとなっています。11月になると建物も撤去されます。
2017年は11月4日に撤去されていました。
豊平川水位表示塔
大通公園から直線距離にして1Kmほどの距離に札幌市中心を流れる豊平川という1級河川があります。その川の水位をしることが出来る表示塔です。
豊平川の水位よりも札幌中心部は低いところもあり、大雨や台風の時を考えて設置されています。
この塔は、現在の豊平川の南大橋と幌平橋地点の水位を表示しています。
札幌は、豊平川が作った扇状地の上にできた大都市です。そのため、中心部のほとんどの場所が豊平川の水位より低い土地になっています。大きな洪水の時には、豊平川の水が堤防を越えて、この場所に流れてくることもあります。
雨の振り方や、川の水位には日頃から十分注意しましょう。
と書かれています。
大通公園 放射線表示板
2011年東日本大震災以降に設置された放射線測定装置で大通公園の待機中の放射線量を表示しています。特に気にするものでも無いですね。
札幌中央警察署 大通交番
テレビ塔のすぐ横、テレビ塔を正面から見た時の左側に札幌中央警察署の大通交番があります。
旅行中にはお世話になりたくない警察・交番ですが必要な時は本当に助かる交番、だから大通公園付近の交番の場所を把握しておくことも大切です。
なお大通公園4丁目(大通西4)から西側(テレビ塔とは反対側)の場合、札幌中央警察署の方が近くなるのでその場合は札幌中央警察署を訪ねましょう。
また大通公園10丁目(大通西10)から西側になると札幌中央警察署 北1条西交番が最寄りになってきますので合わせてチェックしておきましょう。
大通1丁目付近の地下鉄・地下街の入り口
大通公園1丁目の最寄り駅は地下鉄の大通駅となります。札幌の地下鉄3路線とも大通駅があります。大通1丁目に一番近い地下鉄の路線は地下鉄 東豊線ですが他の地下鉄もほとんど変わりませんので気にすることは特にありません。
また札幌中心地と言えば広大な地下街があり大通公園1丁目にも地下鉄の駅の入り口や地下街(オーロラタウン)への入り口があります。
テレビ塔直下
さっぽろテレビ塔は地下街からも来ることが出来ます。言い換えればさっぽろテレビ塔から地下街に入ることも出来ます。
テレビ塔下 地下鉄駅入り口
テレビ塔の入口前、支柱の脇にも地下鉄駅への入り口(大通駅27番出口)があります。地下鉄駅への入り口と言っても地下街への入り口と変わりません。コインロッカーも地下にあります。この入口の前には郵便ポストもあるので旅行中に絵はがきでも出す時には便利です。
さっぽろテレビ塔前 地下街入り口
テレビ塔のすぐ前にも地下街(地下鉄の駅にも当然つながっています)への入り口があります。
大通駅 エレベーター
大通公園1丁目の西側(大通公園2丁目側)の札幌駅側(北側)には地下鉄大通駅のエレベーターもあります。身体が不自由な方や妊婦さん、体調が悪い人もこれで地下から地上、地上から地下に行くことが出来ます。
上記以外に公園敷地内ではありませんが、大通公園2丁目側の歩道にも地下街への出入り口があります。
大通公園1丁目の様子と四季
写真を交えて大通公園1丁目(大通西1丁目)の様子を説明していきます。
大通公園1丁目 への南側の入り口からの風景
大通公園1丁目の全景
真ん中にある木が11月になるとクリスマス用に装飾されます。
上記の写真の中央より右側上部に見える建物が札幌市役所になります。
テレビ塔の下から見た大通公園1丁目の様子
午前中は近くの保育園児が保母さんに連れられ遊びに来ていることも多々あります。
でもこれが冬になると全く違う景色になります。
一面雪景色です。
夜はライトアップされとても綺麗な景色に。
カップルたちの定番の撮影スポットとなっています。
また1月後半から2月はスケートリンクに。有料ですが誰でも滑ることが出来ます。
3月の中旬から後半になると雪割りという作業が始まります。
雪が完全に固まって氷になっているため溶けにくい状況になっているため、ショベルカーで雪を割り撤去していく作業です。
同時期にイルミネーション用の電飾も撤去されます。
自然に雪が溶けるのを待つ訳ではなく撤去作業まで行われているのは北海道外に人にはあまり知られていません。
そして春
例年ゴールデンウィークが始まるくらいかGW中にテレビ塔の下にある桜が花を咲かせ、この前で記念写真を撮る人も大勢います。
そしてこの頃から大通公園名物「とうきび屋台」が登場します。
ゴールデンウィークが終わるとライラックの季節です。そして夏へ。
5月中旬くらいからさっぽろテレビ塔の入口前にジンギスカンコーナーが出来て夏の装いになっていきます。
大通公園1丁目の喫煙所と自動販売機の場所
かつてテレビ塔の一番奥の支柱のところに喫煙所がありましたが、2018年5月より撤去され現在大通公園1丁目の野外エリアに喫煙所はありません。
以上、大通公園1丁目エリアでした。
大通公園1丁目付近の観光スポットや飲食店
大通公園1丁目(さっぽろテレビ塔)から直近・徒歩2分以内の観光スポットを紹介します。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。