地下鉄「大通駅」地下2階バスセンター方面の出口(東豊線南改札口)から地下鉄東西線の隣駅「バスセンター前駅」まで地下道(コンコース)で結ばれています。
その距離約500メートル。
その500メートルの地下通路に2006年度にアート作品を展示した「500m美術館」が11月限定で設けられました。それから常設化を行い出来たのが【札幌大通地下ギャラリー500m美術館】です。
500m美術館について
元々は期間限定で大通駅からバスセンター前駅までを結ぶ地下通路(コンコース)で開催された美術館でしたが、常設化に伴い美術関係者などで構成される委員会を設置し、整備内容の検討をすすめ駅施設内の通路に設置するギャラリーとしては日本で最長の常設美術館となりました。
500メートルの距離がある美術館なので500m美術館という名称になっています。
なお常設展示ということになっていますが、展示会と展示会の間(1~2ヶ月)は何も展示されておらず少々寂しい美術館となっています。
500m美術館へのアクセス及び営業時間
- 住所:札幌市大通西1丁目・大通東1~2丁目(地下通路であり特定の住所は無し)
- TEL:011-211-2314(8:45~17:15 土日祝休)
- 見学時間:駅通路を利用出来る時間(照明点灯時間 7:30~22:00)
- 定休日:無休(ただし展示物が無い時もあり)
- 観覧料:無料
- 駐車場:無し(近隣に有料駐車場あり)
- 公式サイト:500m美術館
地下鉄大通駅でも東豊線のバスセンター方面出口(地下2階)から出たところが一番近い場所になります。
大通駅の出口番号で言えば地下1階の出口24とと出口26の間にある地下2階へ降りる階段を向かうことになります。
バスセンター前駅からの場合、大通公園側の出口(大通駅から向かう場合電車進行方向の最後尾に一番近い出口)を出て少し歩くと500m美術館が始まります。
なおバスセンター側の地下鉄構内へ入れる時間は朝5時50分頃です。
閉鎖時間は夜0:30分くらいとなっています(利用者がいなくなるのを確認して閉鎖)。
500m美術館の様子
まさに地下鉄の地下道です。大通駅側から向かうと左側にガラスケースの中に入った展示物が見え始めます。
期間で展示物は変わるため、現在の展示作品は何か公式サイトで確認してください。
札幌で活躍するアーティストの育てる意味合いもあり、比較的新鋭の作家の作品が多く展示されているようです。
時折、ベンチもあり座ってゆっくり鑑賞をすることも出来ます。
柱の周りを囲むように設置されているベンチもあります。お昼時間にたまにここで座ってお弁当を食べながら見ている方もいます。冬場は少し寒いのですが外に比べれば暖かいですし、夏場は涼しいのでゆっくりするのには良いところです。
500メートルなので歩きで普通に歩けば5~7分あれば終わるくらいの長さです。
上記はバスセンター前駅側から500m美術館を見た様子。ちょうど展示物が何も無い時期に撮影したものです。
現代アートが多いので、何を表現しているのかわからない時もありますが、美術品というのは楽しめれば良いのではないでしょうか?
500m美術館を通ってみよう!
公式サイトを見て興味を引く展示会が行われているのであれば行くのが良いと思いますが、特に興味が無い展示内容であれば行く必要性も無いと言えます。
ただし大通公園やさっぽろテレビ塔の後にサッポロファクトリーに行く予定ならばここを通っていくことをおすすめします。サッポロファクトリーはバスセンター前駅が最寄駅です。
雨や雪の日に大通公園やさっぽろテレビ塔からサッポロファクトリーまで地上を歩いていくのは面倒ですが500m美術館を通って行けば、濡れずにしかも寒さを感じずに途中まで行くことが出来ます。
大通公園からサッポロファクトリーや北海道神宮頓宮などへ観光に行く際についでに通ってみてはいかがでしょうか?
以上、札幌大通地下ギャラリー500m美術館 についてでした。
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