簾舞郷土資料館は、札幌市南区簾舞エリアの郷土資料館です。
元々は簾舞通行屋という旅行者や荷物を運ぶ人や馬の宿泊・休憩所として使われていましたが、通行屋が廃止になった後は管理人(守屋)の黒岩清五郎の住宅として使われたため、旧黒岩家住宅という名称もつけられています。
その後、札幌市の有形文化財に指定され、簾舞郷土資料館として現在に至ります。
また北海道遺産「開拓使時代の洋風建築」としても選定されています。
簾舞郷土資料館の詳細とアクセス方法
- 住所:〒061-2261 北海道札幌市南区簾舞1条2丁目4-15
- 電話番号:011-596-2825
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 開館時間:9:00~16:00
- 休館日:月曜日(祝日の時は翌日)、祝日の翌日、年末年始
- 入場料:無料
- 駐車場:あり(無料・建物正面もしくは建物脇)
- マップコード:9 152 376*54
- 関連サイト:旧黒岩家住宅(旧簾舞通行屋)(札幌市)
簾舞郷土資料館へのアクセス方法・行き方
簾舞郷土資料館へは車が便利です。
札幌市中心部からは30~50分くらいで到着します。
マップコード対応のカーナビの場合はマップコードを、マップコード非対応のカーナビの場合は住所や電話番号で検索してください。
公共交通機関の場合は、地下鉄南北線「真駒内」から、じょうてつバス「12 真駒内線(藤野線)」へ、「東簾舞」バス停または「旧簾舞通行屋前」バス停で下車、そこから徒歩3分くらいで到着します。
簾舞郷土資料館の様子
簾舞郷土資料館は前から見るとかなり横長の建物に見えます。
全景の写真を撮る時はやや斜め前から撮影した方が良いかもしれません。
建物の前には「旧黒岩家住宅(旧簾舞通行屋)の由来」と書かれた説明板があります。
- 1872年(明治5年)~1884年(明治17年)までは簾舞通行屋
- 1885年(明治18年)~1982年(昭和57年)までは黒岩家住宅
- 1984年(昭和59年)から現在の簾舞郷土資料館
となっています。
今見ると昔ながらの日本家屋に見えますが、北海道遺産では「開拓使時代の洋風建築」として選定されています。
明治時代の北海道にしてみれば確かに洋風だったのかもしれません。
入口は上記の写真のところです。中に入ると受付があるので簡単な記帳をします。
中は大きく分類すると
- 土足で見られるエリア
- 靴を脱いでスリッパに履き替えるエリア
となっています。
上記の写真で言うと玄関と書かれているところから左側と居間・台所が靴を脱いで見るエリアで通路のエリアに面しているところが土足で見るエリアです。
中に入ると資料館としての案内が大きく張り出されています。
受付をされている方は黒岩家の現在の当主の方で、とても気さくで親切で簾舞の歴史等について質問すると丁寧に説明をしてくれます。
スリッパに履き替え中に入ると簾舞郷土資料館の(旧簾舞通行屋)の模型が展示されていました。
明治時代の当時の風景として膳が並べられています。
中は和風の住宅で畳の部屋が並んでいます。
畳の部屋にもいろいろな展示品やパネルがかけられ、当時の姿を垣間見ることが出来ます。
熊の敷物もありました。
こういう和室って落ち着きますよね。
昔はここで休んだり宿泊をしたりしていたと思われます。
台所と呼ばれる場所には人形が置かれ、当時の風景を再現しています。
いろいろな民具も展示されています。
定山渓鉄道に関する資料も展示されています。
天井は高く梁も見えます。
なお入口で上を見ると鹿がこちらをじ~っと見ています。
再び靴を履いて土足のエリアへ
定山渓鉄道に関する写真は資料も展示されていました。
定山渓鉄道の歴史を知る上でも貴重なものが展示されています。
農具等も展示されています。
ソリも展示されていました。
簾舞郷土資料館に行こう!
南区はとても広い区で札幌市の半分は南区で山林です。
その山林を切り開いて開拓をしてきた歴史を知る上で簾舞郷土資料館はとても貴重な建物であり資料館です。
建物の後ろには公園もありここでゆっくりと過ごすことも出来ます。
是非、札幌観光の際には立ち寄ってくださいね。
以上、簾舞郷土資料館についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。