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【黄金龍神社】小金湯温泉の樹齢700年のカツラの木(桂不動)の下にある由緒不明の神社

黄金龍神社 南区

黄金龍神社は、札幌市南区の小金湯温泉にある保存樹にもなっている樹齢約700年と言われるカツラの木の下に鎮座する神社(だと思う)です。

由緒や御祭神が不明な神社であり正式な読み方も分からない状態ですが近くに温泉や資料館もあり楽しめる場所となっています。

黄金はこの地域の地名「小金湯」とお同じ「こがね」と読むと思いますが、その後

  • こがねりゅうじん-しゃ
  • こがねりゅうーじんじゃ

なのか不明となっています。

黄金龍神社の詳細とアクセス方法

  • 住所:〒061-2274 北海道札幌市南区小金湯25
  • 電話番号:なし
  • 営業時間:24時間(見るだけなら)
  • 定休日:なし
  • 入場料:なし
  • 駐車場:専用駐車場は無し(温泉と兼ねてなら小金湯温泉の駐車場を利用可)
  • マップコード:708 761 803*23

黄金龍神社へのアクセス方法・行き方

黄金龍神社へは車が便利です。

ただし神社参拝用の駐車場は無いので小金湯温泉の日帰り入浴を利用して小金湯温泉の駐車場を利用することとなります。

マップコード対応のカーナビはマップコードを、マップコード非対応のカーナビは小金湯温泉の住所や電話番号(011-596-2111)で検索してください。

小金湯温泉の駐車場に黄金龍神社はあります。

公共交通機関で向かう場合は、

  • 札幌駅から「じょうてつバス・定山渓線7・8」に乗り「小金湯」バス停で下車、そこから徒歩5分くらい
  • もしくは地下鉄南北線「真駒内駅」から「真駒内線12(定山渓温泉行)に乗り、「小金湯」バス停で下車、そこから徒歩5分くらい

となっています。

なお小金湯温泉を利用される場合は、真駒内駅から小金湯温泉へのバス(期間によっては無料)が出ているので利用されるのも良いですよ。

黄金龍神社の由緒・御祭神・ご利益

最初に書いた通り、黄金龍神社の由緒や御祭神は不明です。

  • 割と古くからある神社だという人
  • 温泉宿が勝手に作ったなんちゃって神社だという人

の2つの意見があります。

ただし小金湯温泉は大正4年の資料には黄金湯と記されておりその頃の名前をつけているとすると割と古くからある神社となります。

元々小金湯温泉は、定山渓温泉を広めた美泉定山(みいずみ・じょうざん)が保存樹になっているカツラの木の根元で仮眠した際、樹霊が夢枕に現れ、霊泉が湧くことを告げたという言い伝えがあり、その当時から神仏混合で祀っている可能性もあります。

またカツラの木が北海道の「記念保護樹林」に指定されたのが昭和47年でその時には既に黄金龍神社はあったと言われていることから少なくとも40年以上前からある神社ということになります。

黄金龍神社

社殿の扉が開いており、中を見られるようになっていたので中を見てみると恵比寿様と大黒様が飾られており、鏧まであることから神仏混合で祀られていることがわかります。

中にある神棚のような小祠には北海道神宮の御札があり御神体が何なのかよく分からないようにはなっています。

ただ左側に白い蛇の置物があり、龍神ということでこれが御神体のようにも思えますが新しいので後に置かれたもののようにも思います。

黄金龍神社の様子

黄金龍神社

大きな記念樹のカツラの木の下に鳥居があるのが上記の写真から分かると思います。

これが黄金龍神社の鳥居で左側に見える木造の建物が社殿となっています。

黄金龍神社

鳥居の間には賽銭箱が置かれています。

黄金龍神社

鳥居の前から左を見ると社殿があります。

黄金龍神社

手水舎や石灯籠、狛犬様はありません。

黄金龍神社

社号額には縦書きで「黄金龍神社」と描かれています。

黄金龍神社

社殿と鳥居の間には銅像があります。

黄金龍神社

「遊ぶ河童」というタイトルの銅像で定山渓の河童伝説をここでも表しているのだと思われます。

小金湯温泉の桂不動

1893年(明治26年)に 中谷彌三右衛門という人が温泉の一角の払い下げを受けていますが、その時に桂の木の下に不動明王を祀ったことから桂不動と言われるようになっています。

その後、子孫である中谷弥一氏が札幌市内各地から放置されていた地蔵30体以上を集め桂の木の下に集めて供養をしています。

黄金龍神社

黄金龍神社の反対側の保存樹の下にはお地蔵様が約30体並んでいます。

黄金龍神社

そのお地蔵様のところにこの桂の木についての説明があります。

樹齢700年と推定されるカツラの木と書かれてあり、美泉定山の言い伝えも書かれています。

黄金龍神社へ行こう!

黄金龍神社

小金湯温泉は静かな場所にある温泉で2件の宿しかありません。

その一角にある黄金龍神社に温泉と一緒に行かれてみてはいかがでしょうか?

大きな木はそれだけでパワースポットにもなっています。

また黄金龍神社の前には「札幌市アイヌ文化交流センター ピリカコタン」がありアイヌ文化を伝える資料館もあります。

温泉にアイヌ文化の資料館と北海道の観光に良いスポットが集まっている黄金龍神社に行ってみませんか?

以上、黄金龍神社についてでした。

コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。

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