定山渓郷土博物館は、札幌市南区にある定山渓及び定山渓温泉の歴史をテーマにした郷土資料館的な博物館です。
自然・生活・温泉・観光・林業・鉱業・農業・教育・鉄道をテーマにそれぞれに関する昔の道具を展示したりパネルで紹介されています。
定山渓の歴史を学ぶ上で貴重な観光スポットとなっています。
定山渓郷土博物館の詳細・アクセス方法
- 住所:〒061-2302 北海道札幌市南区定山渓温泉東4丁目(定山渓小学校敷地内)
- 電話番号:011-598-2012 定山渓観光協会
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:9:00~16:00
- 定休日:冬期閉鎖(概ね11/1~4/30)開館期間中は概ね無休
- 入場料:無料
- 駐車場:なし(定山渓公共駐車場を利用可)
- マップコード(定山渓郷土博物館):708 754 103*52
- マップコード(定山渓共同駐車場):708 755 330*28
- マップコード(定山渓観光案内所):708 755 553*20
- 関連サイト:定山渓郷土博物館(定山渓観光協会)
定山渓郷土博物館へのアクセス方法・行き方・入場方法
定山渓郷土博物館へは車が便利ですが公共交通機関でも行くことは出来ます。
ただしともに手間が少しかかります。
定山渓郷土博物館は無人の博物館のため鍵を定山渓観光案内所で借りる必要性があります。
まずは定山渓観光案内所に向かいましょう。定山渓観光案内所へのアクセス方法や詳細は下記記事をご覧ください。
公共交通機関の場合は定山渓観光案内所から歩いていくことになります。バスもありますが、1km弱の距離なのでバスを待つよりは歩いた方が早く到着することが多いです。
車の場合は観光案内所の駐車場はそれほど多くの車が停められないため定山渓の公共駐車場に車を移動させます。
定山渓郷土博物館は定山渓小学校の敷地内にあります。
運動場の奥に見える上記写真の建物が、定山渓郷土博物館です。
でも運動場を通っていかずにこのまま道を直進してください。
少し進むと定山渓郷土博物館に降りていく階段があるので、この階段を通って定山渓郷土博物館に向かいましょう。
校庭を横切ることなく定山渓郷土博物館にたどり着けます。
定山渓郷土博物館の様子
定山渓郷土博物館の入口は上記写真の建物の右側です。
少し傾いた丸いポストが昔の建物感を演出しています。
入口には達筆な字で「定山渓郷土博物館」と書かれていますが読みづらくなっています。
元々は学校記念館という建物だったようです。
なお上記の説明で「じょうてつバス定山渓案内所」でも借りられるようになっていますが「じょうてつバス定山渓案内所」は2018年3月28日で閉鎖され、定山渓観光案内所内に移転しています。
定山渓観光案内所で借りてきたカードキーをかざして鍵を開けて中に入ります。
中に入ったらまずは電気をつけましょう。
電気をONにすると結構大きな音で「バチッ」と響き渡りますがブレーカーが上がる音なので気にしなくて構いません。ただびっくりはします。
中にも赤い丸いポストがあります。
靴を脱いでスリッパに履き替えて中へ入ります。
トイレもありますが和式しか無いので和式が苦手な方は事前に観光案内所で用を済ませた方が良いでしょう。
昔の校舎のような雰囲気の廊下を渡り展示室へ
途中、昔の電話機もありました。
定山渓鉄道の小金湯の駅名標も展示されていました。
展示室に入るとパネルで展示がされていますが上記写真のパネル(正確には幕)の左下にボタンがありボタンを押すと音声で定山渓の歴史について説明してくれます。
入って正面にあるパネルの左側には「大地のめぐみ」として定山渓に生息する動物の剥製や木の幹が展示されています。
パネルの下にも説明が事細かく書かれています。
定山渓の名前の元になった美泉定山のことも説明されています。
中でも定山渓鉄道に関しては詳しく説明されています。
定山渓鉄道沿線図も書かれていました。
展示は「生活」「温泉・観光」「林業・鉱業」「農業」「教育」「鉄道」に分かれています。
明治~大正~昭和初期に使われていた民具がいろいろと展示されています。
消防の服や看板
フィルムカメラ
ラジオもありました。
温泉・観光と林業・鉱業の展示は定山渓温泉の歴史も垣間見れます。
電話の交換器
定山渓温泉の温泉分析表もありました。
農業・教育のコーナーにもいろいろなものが展示されています。
昔の教科書も展示されています。
上記の2冊は手に取れるようになっていました。
壁面にも農業や林業に関する物が展示されています。
定山渓鉄道について知る
約50年間の営業で幕を閉じた定山渓鉄道に関しては興味のある人も多いのではないでしょうか?
定山渓鉄道の歴史に関してパネルで説明されています。
定山渓鉄道に関する資料や展示物も数多くありました。
定山渓郷土博物館に行こう!
札幌市内には郷土資料館は数多くありますが、展示品数も多くゆっくりと独占状態で見ることの出来る定山渓郷土博物館はおすすめです。
温泉に行ってのんびりと歴史を知るというのも楽しいものです。
札幌市内に戻る時には「札幌市アイヌ文化交流センター サッポロピリカコタン」にも立ち寄るとアイヌの歴史についても知ることが出来て北海道の歴史を垣間見ることが出来ます。
定山渓に行くことがあれば是非立ち寄ってくださいね。
以上、定山渓郷土博物館についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。