国の重要文化財、出来れば死ぬまでに1度は全部見ておきたい…なんて考えている方もいますよね。
筆者も出来れば全部見たいと思いつつ、まだまだ先は長いですし一般公開されていないものもあり難しく感じています。
札幌には国の重要文化財は12(重要有形民俗文化財を入れると13)あり、そのうち建築物は8つで、すべて一般公開されています(冬期閉鎖で冬期は見学出来ないところもあります)。
8つの「国の重要文化財」の建築物を写真を添えて紹介していきます。
八窓庵(旧舎那院忘筌)
「はっそうあん(きゅうしゃないんぼうせん)」と読みます。
7つの「国の重要文化財」の内、唯一内部の見学が出来ない建物ですが、建物の周りを1周することは可能です。
すすきのからも徒歩圏内の中島公園の中にありアクセスも非常に便利です。
冬期(概ね11月上旬から4月下旬)は閉鎖され見学出来なくなりますのでご注意ください。
概ねゴールデンウィークの少し前に見学出来るようになります。
八窓庵は日本庭園内にあり、春(4月下旬から5月上旬)になると庭園内にある枝垂れ桜が見事な花を咲かせます。
アクセス方法や詳細は下記の詳細記事をご覧ください。
豊平館
「ほうへいかん」と読みます。札幌に豊平区(とよひらく)があるため「とよひらかん」と言ってしまいそうですよね。
八窓庵同様、中島公園の中にありアクセスは非常に便利です。
白と青のコントラストが非常に美しい建物で年間を通じて内部も見学出来ます(有料300円・中学生以下無料)。
おすすめはこちらも桜の時期です。豊平館に桜が非常にマッチして非常に美しい景観を作り上げています。
豊平館は元々、ホテルとして開業した建物です。明治時代の豪華な装飾が今も残っています。また喫茶室もあり落ち着いた空間で珈琲や紅茶をいただくことも出来ますよ。
アクセス方法や詳細は下記の詳細記事をご覧ください。
北海道庁旧本庁舎
北海道庁旧本庁舎、通称「赤れんが庁舎」と呼ばれ札幌市民からも親しまれています。
札幌駅からも近くアクセスも良いので札幌観光では定番の観光スポットです。
赤れんが庁舎へと続くイチョウ並木の紅葉も人気で見るのなら秋がおすすめですが、冬の景色もまたおすすめです。
冬の夜にライトアップされた赤れんが庁舎も素敵です。
内部も無料で見学出来ます(有料化が検討されていますが)。
アクセス方法や詳細は下記の詳細記事をご覧ください。
北海道大学農学部(旧東北帝国大学農科大学)第二農場
北海道大学内にある建物で、無料で通年見学出来ます。ただし建物の中は例年4月29日から11月3日までとなり冬期は建物内の見学は出来なくなります。
北海道大学と言えば札幌駅北口からすぐ近くというイメージがありますが、北海道大学農学部(旧東北帝国大学農科大学)第二農場に関していうと札幌駅から地下鉄「南北線」に乗り2つ目の駅「北18条駅」から歩いた方が近くです。
複数の建物があり、小さい建物は期間内でも見学は出来ません。
建物内は見学出来ませんが雪の季節もおすすめです。レンガを使った建物や赤い屋根がクリスマスの世界のようで、とても美しくなります。
建物内は農業や畜産に関するものが展示されています。
アクセス方法や詳細は下記の詳細記事をご覧ください。
札幌市時計台(旧札幌農学校演武場)
札幌観光の定番中の定番「札幌市時計台」
「札幌時計台」と言う表記は正確には間違いで「札幌市時計台」が正解です。
札幌駅からも徒歩圏内で、さっぽろテレビ塔からも近くアクセスも良く見に行きやすい場所です。
よく勘違いされているのですが札幌市時計台は外観だけしか見られないと思いっている人も多いのですが中も見学出来ます(有料200円)。
札幌市時計台でよく言われるのが周りをビルに囲まれてトータルとしての景観があまりよく無いということ。
でも中に入って見学すると札幌時計台の良さがよくわかります。
雪化粧した時計台も綺麗でいつ来ても美しい姿を見られます。
札幌の木「ライラック」の咲く5月中旬から下旬にはライラックの花と時計台という美しい景色も見られます。
アクセス方法や詳細は下記の詳細記事をご覧ください。
北海道大学農学部植物園・博物館 博物館本館
まるで教会のような外観をしている北海道大学農学部植物園・博物館
非常に美しい形をした建物です。
冬期は博物館のある北大植物園が閉鎖されるため、見学出来ません。
博物館の内部は無料で見学出来ますが、博物館のある北大植物園に入るのに入場料がかかります(大人420円・小中学生300円)。
北海道庁旧本庁舎の裏側にあり合わせて見るのがおすすめです。
博物館の中にはヒグマや絶滅したエゾオオカミの見本が展示されています。
博物館本館以外にも合わせて登録されている建物があったり「国の登録有形文化財」になっている建物もあります。
アクセス方法や詳細は下記の詳細記事をご覧ください。
旧開拓使工業局庁舎
旧開拓使工業局庁舎はアクセスが少し不便な「北海道開拓の村」の中にあります。
北海道開拓の村は北海道で作られた歴史的な建物を移築したり復元して展示している野外博物館で他にもいろいろな歴史的な建物を見ることが出来る場所です。
いろいろな建物があり歴史のありそうな建物が好きな方ならきっと満足する場所です。
北海道開拓の村へのアクセス方法や詳細は下記の詳細記事をご覧ください。
札幌市資料館
2020年12月23日に国の重要文化財に指定されたばかりなのが「札幌市資料館」です。
札幌控訴院庁舎として1926年(大正15年)に作られた建物です。
大通公園の西端に建っています。
控訴院とは今でいうところの「地方裁判所・高等裁判所・最高裁判所」の中の高等裁判所にあたります。
入口にはギリシャ神話の「法の女神 テミス」が描かれています。そしてその下には大正時代の日本らしく右から「札幌控訴院(院訴控幌札)と刻まれています。
札幌の国の重要文化財、全部見るのに必要な日数は?
上記で紹介した札幌にある国の重要文化財の建築物を全部見るのに必要な日数はどれぐらいかと言うと頑張れは1泊2日の札幌旅行でも可能ですが、それだとあまりにも大変な日程になりますので、最低でも2泊3日は見た方が良いでしょう。
1日目、札幌に到着するのがお昼くらいなら「北海道大学農学部(旧東北帝国大学農科大学)第二農場」を見ればその日は終わります。
2日目、札幌市時計台・赤れんが庁舎・北大植物園・札幌市資料館を見て中島公園に移動して八窓庵と豊平館を見るともう夕方になります。
3日目、北海道開拓の村を見て、新札幌駅から電車に乗って新千歳空港に向かうというのが2泊3日の流れになります。
しかし「国の重要文化財」に興味のある、あなたなら「国の登録有形文化財」にも興味があると思います。
札幌で「国の登録有形文化財」として登録されている建築物は25個あり全てが一般公開されている訳ではありませんが、ある程度は見られるので、「国の登録有形文化財」と合わせてみようとすると最低でも4泊5日は必要です。
札幌の「国の登録有形文化財」については下記記事にまとめてあるので良ければ見てください。
以上、札幌の「国の重要文化財」の建築物についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。