北区屯田あたりの創成川通りに札幌でも最長規模の約5kmというポプラ並木があります。
そのポプラ並木のことを「創成川通のポプラ並木」と言い、車で札幌から石狩市方面に向かう時のランドマーク的存在で、美しい北海道らしい風景となっています。
札幌から石狩方面へのドライブの際に是非見てほしいスポットです。
創成川通のポプラ並木の詳細とアクセス方法
約5kmにも及ぶポプラ並木なので概ねの始点と終点があります。
「創成川通のポプラ並木」の概ねの始点
道道277号線(琴似栄町通)と国道231号線が交差する「北48東1」の交差点が概ねの始点となります。
- おおよその住所:〒002-0851 北海道札幌市北区屯田1条1丁目1
- マップコード:9 701 829*41
この辺りの風景が下記の写真となります。
札幌の中心部から約7kmくらい・車で15分くらいのところです。
「創成川通のポプラ並木」の概ねの終点
「創成川通のポプラ並木」の概ねの終点は創成川が茨戸川に合流する辺りまで続いています。ただし途中でポプラがあまり生えていないエリアもあります。
- おおよその住所:〒002-8037 北海道札幌市北区西茨戸7条1丁目
- マップコード:9 882 174*56
「創成川通のポプラ並木」のメインの場所
「創成川通のポプラ並木」のメインの場所と言われるのが東15丁目屯田通と創成川が交差している橋「北三番橋」となっています。
- おおよその住所:〒002-0856 北海道札幌市北区屯田7条1丁目
- マップコード:9 762 751*18
なぜここかと言うと、札幌市北区が設置した「創成川通のポプラ並木」のパネルが設置されているからです。
車で走りながら見るのがおすすめですが公共交通機関で向かう場合は、地下鉄南北線「麻生駅」から中央バス「麻24 あいの里・教育大線」に乗り北二番橋・さなえ橋・北三番橋のいずれかバス停で下りて散策するのが良いでしょう。
「創成川通のポプラ並木」について
「創成川通のポプラ並木」はなぜ作られたのかと言えば北区の設置したパネルにかかれています。
大正初め、この一体は水田、トウキビ・ジャガイモなどの畑と牧草地帯が広がり、放牧中の馬牛によって作物が踏み荒らされることがしばしばあった。村の人たちは牛馬の侵入を防ぐため、創成川沿いにポプラの木を植えることになり、大正4年(1915年)村人総出で植樹を行った。
今日では、約3メートルにわたる美しいポプラ並木に成長している。
(さっぽろ・ふるさと文化百選選定)
と書かれています。
つまり牛や馬が畑等に入らないようにするために作られたもので屯田防風林とは違う用途であったということです。
なお札幌市北区のパネルの最後
今日では、約3メートルにわたる美しいポプラ並木に成長している。
は3キロメートルの書き間違いだと思います。
始点から約3kmの地点で一旦、ポプラ並木が途切れるので3kmとしたのだと思います。
なお北区のパネルの最後の最後に「さっぽろ・ふるさと文化百選選定」と書かれている通り、「創成川通のポプラ並木」も「さっぽろ・ふるさと文化百選」に選定されています。
「さっぽろ・ふるさと文化百選」については下記記事をご覧ください。
創成川通のポプラ並木の景色
では「創成川通のポプラ並木」の景色を写真で紹介していきます。
北二番橋付近から
創成川通は国道で交通量の多い道ですが、創成川の反対側は創成川緑地という公園スペースになっており、ゆっくりと景色を見ながら歩いていくことが出来ます。
徒歩の場合、国道沿いを歩くよりも創成川緑地側をゆっくりと歩いてみるのがおすすめです。
夏場であれば青々しく茂ったポプラの木をず~っと眺めることが出来ます。
冬だと葉が落ちてかなり淋しい感じになります。
しばらくあるくと、さなえ橋という人及び自転車専用の橋に到着します。
振り返ってみるとポプラ並木が続いていることがよくわかります。
ポプラ並木の奥に山が見えますが藻岩山です。
先に進んでもまだまだポプラ並木は続いています。
そして北三番橋に到着です。
徒歩ならこれくらうの範囲で見ておけば良いのではないでしょうか?
車の場合は国道沿いにず~っと続くポプラ並木を見ながらとなります。
ただきちんと前は見て事故を起こさないようにしてくださいね。
思わずずっと見てしまう景色なだけに注意してください。
以上、創成川通のポプラ並木についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。