新川皇大神社(しんかわこうたいじんじゃ)は、札幌市北区にある人気の神社です。
境内には小学生でも分かるように説明書きがあり、作法等分かりにくい神社においてわかりやすさは親しみやすさにも繋がり多くの人が訪れる人気の神社です。
新川皇大神社の詳細とアクセス方法
- 住所:〒001-0923 北海道札幌市北区新川3条13丁目3-12
- 電話番号:011-765-7880
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 社務所受付時間:9:00~17:00
- 御朱印:あり(干支の印鑑を押してもらえます)
- 定休日:なし(出張祈祷等で不在時あり)
- 入場料:なし
- 駐車場:あり(無料・満車の場合もあり)
- マップコード:9 666 707*60
- 公式サイト:新川皇大神社
- 公式ブログ新川皇大神社 ブログ
新川皇大神社へのアクセス方法・行き方
新川皇大神社へは車が便利です。
札幌の中心部からは約40分くらいです。
マップコード対応のカーナビならマップコードで、非対応の場合は電話番号で検索出来ると思います。
公共交通機関の場合
- 地下鉄南北線 北24条駅から新川線[北72]で西稜橋で下車、徒歩2分くらい
- 地下鉄東西線 琴似駅・発寒南駅から新川発寒線[西48] 新川3条13丁目で下車、徒歩2分くらい
となっています。他にもありますがバスの便数から南北線北24条駅を使うのが便利です。
なおお正月気期間は臨時駐車場が用意されますが元旦はかなり混み合うので公共交通機関で行くのがおすすめです。
新川皇大神社の由緒、御祭神、ご利益
新川皇大神社の由緒・歴史
1904年(明治37年)9月に地鎮祭で建てられた石柱が起源とされています。
1908年(明治41年)本殿遷座の儀が行われます。
1940年(昭和15年)、改築工事を行います。
1956年(昭和31年)、 新川(河川)拡張工事のため遷座となり現在の地となります。
元々、洪水等で悩まされており、鎮めるために地鎮祭が行われたのが起源です。
新川皇大神社の御祭神
新川皇大神社の御祭神は下記の通りです。
- 天照大御神(あまてらすおおみかみ)=伊勢皇大神宮の内宮にまつり、皇室並びに国民崇敬の中心とされている神。
- 豊受毘賣神(とようけひめのかみ)=伊勢神宮の外宮にまつり、食物を主宰する諸神として古来あがめられる。
- 品陀和気命(ほんだわけのみこと)=応神天皇のこと。織工・鍛工(かじや)・舟匠(船大工)・養蚕、紡績の神。
- 大己貴命(おおなむちのみこと)=出雲国の主神。医薬の道を教え、今、出雲大社にまつられている。
- 少彦名命(すくなひこなのみこと)=医薬や悪事、災難を防ぐ酒造の神。大国主命と協力して国土を納めた。
- 三宝荒神(さんぽうこうじん)=火・水・かまど・台所の神。
6柱が祀られています。
境内には分かりやすく説明が張り出されていました。
新川皇大神社のご利益
新川皇大神社のご利益で代表的なものは下記となります。
- 病気平癒(へいゆ)=少彦名命(すくなひこなのみこと)より
- えんむすび=大己貴命(おおなむちのみこと)より
- 受験・学問=品陀和気命(ほんだわけのみこと)より
- 開運・勝運=天照大御神(あまてらすおおみかみ)より
- 商売繁盛=豊受毘賣神(とようけひめのかみ)より
- 厄祓・防災=三宝荒神(さんぽうこうじん)より
- 動物・ペット守護=馬頭大神(ばとうおおかみ)より
いろいろとご利益がありそうですね。
皇大神と皇大神社について
新川皇大神社は、新川にある皇大神社という意味ですが、皇大神社の皇大神は一般的に「天照大御神」のことです。
「日本の最高の神」をいう称号であり、伊勢神宮の天照大御神を意味すると言われています。
そのため皇大神社という名称は勝手につけることは出来なくて(神社の世界では)、伊勢神宮とゆかりのある神社で無ければ一般的には名乗れません。
皇大神社のみだと京都の福知山にある元伊勢内宮である「皇大神社」を指します。
新川皇大神社の境内の様子
赤い鳥居の横には社号標が置かれています。
新川皇大神社と描かれています。
左右に3対(6本)の石灯籠と1対の狛犬様が並んでいます。
日に当たる時間が異なるからか、狛犬様の色が若干異なります。
社殿へと進んでいきます。
左側に手水舎があります。
手水鉢の前に立つと自動で水が出ます。
神社では定番の龍神様の口から水が出る作りです。
ここの神社のお参りの作法として手水で心身を清めるのが1番先です。
ご自身の十二支干支を三回摩りますというのは手水舎の前に置かれた下記の干支が並べられたものです。
自分の干支を見つけて3回さすります。
そして社殿へ
社号額は「新川」は右から左の横書きで書かれ「皇大神社」は縦書きで書かれています。
少し珍しい書き方です。
いつも人がいることが多い神社だからかご賽銭箱には盗難対策の蓋がありません。
鈴と鳴らし二拝二拍手一拝をしてお参りです。
お参りをして振り返ると参道を見渡せます。
社殿の左側の奥には石碑等がいくつか置かれています。
馬頭大神と書かれた石碑です。
手水舎の横に馬頭大神の案内がありました。
札幌の神社で馬頭観音や馬頭観世音の石碑があるところは多いのですが馬頭大神というのは非常に珍しいと言えます。
北区歴史と文化の八十八選にも選定されています。
御祭神の名前が刻まれた石碑
2018年には馬頭大神の碑も建てられました。
以前遣っていたと思われる手水鉢も置かれていました。
馬頭大神の碑が置かれたことで手水鉢は撤去されました。
新川皇大神社の御朱印とお守り
社殿の右側には社務所がありお守りも数多く置かれています。
受付時間は9時から17時までです。
ハローキティがお守りを抱いたお守りもありました。
年の干支によってキティちゃんがかぶっているものが変わります。
新川皇大神社の通常の御朱印
御朱印をいただく場合はここでお願いをすればいただけます。
上記写真が実際にいただいた御朱印、初穂料は300円でした。
以前は干支の御朱印はありませんでしたが、ここ数年でその年の干支の御朱印も押印してくれるようになりました。
御朱印をお願いすると上記写真のものがいただけます。
パンフレット・長寿箸・撤下塩(神様のおさがり)の3つです。時期によってはもう1枚パンフレットが増えます。
長寿箸は割り箸では無いので痛むまで使ってくださいと案内してくださいました。
お塩はお供え物としたもの(神饌 しんせん という)の「お下がり」としていただけます。
新川皇大神社のお正月期間の特別御朱印
新川皇大神社はお正月の三賀日だけ特別御朱印を出しています。
文字は金色で書かれ、3日間は毎日台紙の色が変わります。
御朱印帳への記帳は行われず、書かれたものだけとなりますが金文字の御朱印はあまり無いのでぜひ三賀日の間に訪れていただいてください。
上記の御朱印は令和2年1月3日の御朱印です。紙の色が濃いので御朱印があまり目立ちませんが、こんな色合いの御朱印は滅多に無いのでありがたみがありますね。
ねずみ年なのでネズミも描かれています。
初穂料は500円となっていました。
新川皇大神社へ行こう!
新川皇大神社へは30分くらいいたのですが、最初は駐車場が満車で停められないほどでした。平日の夕方4時くらいなのに。
通常、他の神社だと4時くらいになると閑散としていることが多いのですが平日にもかかわらず多くの人が次から次へと来て本当に地元の方に愛され親しまれている人気の神社ということがわかりました。
近くには近藤牧場もありますので、合わせて行かれてみてはいかがでしょうか?
以上、新川皇大神社についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。