龍雲寺は札幌市北区にある浄土宗のお寺です。
そこに札幌、主に北区篠路エリアの開拓に尽力した2人のお墓が建てられています。
荒井金助と早山清太郎の墓で「荒井金助と早山清太郎ゆかりの地」として「さっぽろ・ふるさと文化百選」のNo.56として選定されています。
なお荒井金助(あらいきんすけ)は読めると思いますが、早山清太郎は「そうやませいたろう」と読みます。
龍雲寺の詳細とアクセス方法
- 住所:〒002-8025 北海道札幌市北区篠路5条10丁目10-21
- 電話番号:011-771-2805
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 入場料:なし
- 駐車場:あり(無料)
- マップコード:9 825 601*52 (駐車場入口に設定)
龍雲寺へのアクセス方法・行き方
龍雲寺へは車が便利です。
札幌の中心部からなら30~40分くらいで到着します。
マップコード対応のカーナビであればマップコードを、マップコード非対応のカーナビの場合は電話番号か住所で検索してください。
公共交通機関の場合、JR札沼線(学園都市線)「篠路駅」東口から徒歩15分くらい、距離にして約1kmです。
あまり歩きたく無い場合は、地下鉄南北線「麻生駅」もしくはJR札沼線「新琴似駅」から中央バス「麻39」に乗車、「竜雲寺」バス停で下車、目の前が龍雲寺です。
荒井金助と早山清太郎ゆかりの地
「さっぽろ・ふるさと文化百選」のNo.56として選定されている「荒井金助と早山清太郎ゆかりの地」は2人のお墓を指しています。
大きく立派な墓石で、2人のお墓の横には「さっぽろ・ふるさと文化百選」のプレートが建っています。
江戸時代末期、幕吏荒井金助は石狩地方開拓のため、発寒にいた「在住武士」配下の早山清太郎に命じて篠路を調査させ、農民を入植させた。早山は、石狩地方で初めて米づくりに成功したのを始め、篠路の開墾、道路開削などに貢献し、明治維新前後の基礎を築いた。龍雲寺には2人の墓がある。
と書かれています。
荒井金助氏に関していると最後は自殺をしたという説もありますが、函館の五稜郭の堀に落ちて、58~59才で亡くなって
早山清太郎は91才と長生きしており、篠路の開祖とも言われています。
「さっぽろ・ふるさと文化百選」のプレートの下には「北区歴史と文化の八十八選」のプレートもついています。
なお、荒井金助氏の碑は札幌市中央区の伏見稲荷神社にもあります。
龍雲寺の境内の様子
「荒井金助と早山清太郎ゆかりの地」となっている龍雲寺は1886年創建のお寺です。
特徴的なのはこちらの建物
お寺にしては珍しいレンガ造りの建物があります。
境内の片隅には「馬頭観世音」があり
「北区歴史と文化の八十八選」に選定されています。
上記写真は昔の龍雲寺です。
北海道開拓の村に移築されています。北海道開拓の村に移築された建物にはナンバーが割り振られており、No.12となっています。
北海道開拓の村については下記記事をご覧ください。
以上、「荒井金助と早山清太郎ゆかりの地」についてでした。
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