幌馬車を引く馬「銀太」君について
札幌観光幌馬車を引く馬の「銀太」君は、2017年現在で15歳。馬の15歳は人間での60歳前後ということで若くはありません。白く大きな体で大人しい性格の馬です。
馬の種類はばんえい馬(正式にはフランス原産のペルシュロン)という大型の馬です。
ばんえい馬は昔から北海道で重たい荷物を運ぶ時に使われていた馬でした。元々銀太君はばんえい競馬の競走馬としてデビューしていたのですが大人しい性格が災いしレースで勝つことが出来ず、食肉用の馬として殺処分されることが決まっていたのですが、殺処分される直前に大人しい馬車用の馬を探していた観光幌馬車の方が銀太くんを貰い受けることになったそうです。
またとても大型の馬で大きいものでは1トンを超える重さになるそうです。世紀末覇者が乗っていそうな馬ですね。
大きな体の割に非常に大人しいというよりは少し臆病なようです。
幌馬車のタイムスケジュールは10時11時13時14時15時の5回ですが途中11時と13時の回の間、1時間が馬車を引く方と銀太君の休憩時間で通常であれば大通公園のところで昼食を食べています。
子どもたちからも慕われ、多くのファンがいる馬となっています。
2017年までは渡部さんという方が馬車を引いていたのですが2018年からは組織体制が変わるそうで馬車を引く方も変わるのですが銀太くんと上手く(馬だけに)また馬車を引いてくれることを願います。
銀太くんの排泄はどうなってるの?
銀太君は馬、人間のように排泄をコントロールすることが出来ません。では排泄はどうしているのか?と疑問に思う方もいるかと思いますが、それは馬車を引く方が上手く処理をしています。
普通の人だと分かりませんが馬車を引く方だと銀太君が排泄行為に及ぶ直前に分かるようで、大であればタモですくい、小であればバケツを出して道に落ちないようにしていました。
銀太君はどこで寝るの?
銀太くんは朝はどこから来て夜はどこで寝るのかな?と思う方もいますよね。銀太君は札幌市の隣の「北広島市」の牧場で生活しています。朝、トラックに乗って札幌市まで来て夕方になると再びトラックに乗って北広島市に戻ります。
なお、銀太くんの体力的にあと2~3年だろうと言われており、その後は北広島の牧場で余生を過ごすそうです。殺処分は行わないということで安心しました。
以上、札幌観光幌馬車の銀太くんについてでした。
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