雪印メグミルク 酪農と乳の歴史館は、札幌市東区にある雪印メグミルクが運営する乳製品や製造工程を知ることが出来たり北海道の酪農の歴史を知ることが出来る資料館です。
予約は必要ですが、一般公開されており見学することが可能です。また年に数日のみですが予約なしで見学出来る一般公開日も設定されています。
また北海道遺産・近代化産業遺産にも登録されています。
雪印乳業史料館と言われることもあります。
「さっぽろ・ふるさと文化百選」のNo.93「バター、チーズ製造用具」は「雪印メグミルク 酪農と乳の歴史館」に展示されているものを指しています。
雪印メグミルク 酪農と乳の歴史館の詳細とアクセス方法
- 住所:〒065-0043 北海道札幌市東区苗穂町6丁目1番1号
- 電話番号:011-704-2329
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 見学時間:後述(電話予約可能時間は9:00~11:30/13:00~17:00 平日のみ)
- 休館日:土日祝日、年末年始
- 入場料:無料
- 駐車場:あり(無料)
- マップコード:9 556 349*57 (駐車場入口)
- 公式サイト:雪印メグミルク 酪農と乳の歴史館
雪印メグミルク 酪農と乳の歴史館の見学時間について
見学コースには3種類あります。
- Aコース:約60分
- Bコース:約30分
- A+Bコース:約90分
Aコース・約60分
Aコースは、2階展示室を見学した後に雪印メグミルクの工場見学が出来るコースです。
個人の場合、以下の時間内で30分刻みで行われます。
9:00~11:00 / 13:00~15:30
Bコース・約30分
Bコースは、3階展示室で北海道酪農の始まりと雪印メグミルクの歴史を紹介するコースで対象年齢は大学生(高校卒業以上)以上向けの案内となっています。
Bコースのみは1日2回のスタート時間で、10:00と15:00の回があります。
A+Bコース・約90分
A+Bコースは1日2回のスタート時間で、10:00と15:00の回があります。
基本的にはAコースとBコースを1回で行うコースです。
見学の申し込み方法
見学の申し込みは電話のみです。
受付時間は9:00~11:30 / 13:00~17:00で平日のみとなっています(土日祝日及び年末年始は受付を行っていません)。
一般開放時期は年に3日間程度あり
予約なしで見学出来る日が年に3日程度あります(工場見学は出来ません、歴史館のみです)。
概ね毎年6月7月8月の最終土曜日に9:00~16:00の範囲で行われることが多くなっています。
雪印メグミルク 酪農と乳の歴史館へのアクセス方法・行き方
雪印メグミルク 酪農と乳の歴史館は車が便利です。
カーナビでマップコードか電話番号、住所を検索してください。ほとんどのカーナビでヒットとします。
札幌の中心部からだと混雑していなければ10分くらいで到着します。
公共交通機関の場合は、札幌駅前バスターミナル(東急百貨店裏側)から中央バス「循環3 苗穂線」のバスに乗り「北6条東17丁目」バス停で下車、そこから徒歩5分くらい、距離にして約350メートルです。
バスを使わず電車のみの場合は、JR函館本線「苗穂駅」から
- 2018年11月16日までは徒歩15分くらい、距離にして約1.1km
- 2018年11月17日以降は徒歩18分くらい、距離にして約1.4km
となっています。
雪印メグミルク 酪農と乳の歴史館の様子
上記の写真は「雪印メグミルク 酪農と乳の歴史館」の入口です。
中に入って右側に見える建物が「雪印メグミルク株式会社」としての会社の事務所があります。
左側に「雪印メグミルク 酪農と乳の歴史館」があります。
入ったところに入口があるので、そこが見学の受付と思ってしまいますが、見学の受付は上記写真の右側の方になりますので建物にそって右側に歩いていってください。見学者の受付があり、受付を済まして少し奥にある入口に入ります。
入ってすぐに上記の大きな看板がありその横には下記の案内板もあります。
車で来た場合は入口を通って左側に曲がります。
タンクがいくつか並んでいる前に駐車場がありますので、ここに駐車します。
見学者入口には看板が出ているので間違えにくいです。
中に入るとPR室という部屋があり、ここで一旦待機となります。
奥には勝源神社があります。
勝源神社に参拝したいために、見学予約をされる方もいるそうです。
館内の案内板もあります。
見学回の参加者が揃ったら注意事項を聞いて出発です。
1階にも若干の展示品はありますが2階へ
ただし2階3階は撮影不可で写真はありません。
1階には雪印のマークの説明がありました。
2階3階の展示室の写真はありませんが、簡単に様子を
雪印工場の博物館中に入ると展示物が広い空間に多く展示されていました。主に乳製品を作る機械が展示されています。
メタルチャーンというステンレス製でバターの落下衝撃を利用して寝るバター製造機は結構大きくて迫力がありました。乾燥機非常に大きくて中の構造も見ることが出来ます。
乳製品としては「マーガリンのできるまで」「練乳のできるまで」「粉乳のできるまで」「チーズのできるまで」「アイスクリームのできるまで」と色々な乳製品ができるまでの工程を説明されています。
3階は主にパネル展示から始まり、北海道酪農の始まりから説明されています。パネルの一番最初に出てくる人物は黒田清隆、ホーレス・ケプロン、エドウィン・ダンでした。
2階の一部の大型機械は吹き抜けで3階からも見えるようになっています。
昭和初期のポスターや新聞広告パッケージ等も展示されており、昭和50年代の青木功やピンクレディーを使ったポスターは懐かしさがこみ上げる人もいるでしょう。
アルジェリアの「タッシリ・ナジェール」の遊牧風景の岩壁画のレプリカがありこれはとても迫力がありました。
実際の様子は是非、見学に行かれて見てください!
以上、雪印メグミルク 酪農と乳の歴史館についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。