福移神社は札幌市東区の田園の中に鎮座する神社です。
篠路神社の4つある境内外末社の1つで、石狩川にも近く開けた場所にあります。
福移神社の詳細とアクセス方法
- 住所:〒007-0890 北海道札幌市東区中沼町237
- 電話番号:なし
- 社務所受付時間:なし
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:駐車スペースはあり
- マップコード:9 832 773*73
福移神社へのアクセス方法・行き方
福移神社へは車が便利です。
マップコード対応のカーナビならマップコードで、マップコード非対応のカーナビであれば札幌市立福移小学校(電話番号:011-791-4212 ・福移中学校でも可)で検索して下さい。
福移小学校の少し手前に福移神社は鎮座しているので小学校まで100メートルくらいとなったらその辺りに福移神社はあり、目視で確認出来ます。
夏場なら上記の写真のように見えるはずです。鳥居が目印となっています。
駐車場はありませんが、神社の隣に福移公民館がありその辺りに2~3台は駐車出来るスペースがあります。
公共交通機関の場合、地下鉄東豊線「環状通東駅」から中央バス「東69 北札苗線」に乗り「福移小学校通」で下車、そこから約350メートル、徒歩4~5分となります。
福移神社の由緒、御祭神、ご利益
福移という地名について
福移という地名はこの地域を福岡県の移住者が開拓したことから福岡の福と移住の移をとって福移となったと言われています。
移住してきた当初は旧篠路村大字福移という地名でしたが、その後札幌市となり福移という地名は北区と東区(一部江別市)に編入されることになります。
福移神社の由緒・歴史
残念ながら福移神社の由緒は資料としてほとんど残っておらず正確な由緒がわからない状態となっています。
1966年(昭和41年)に篠路神社の境内外末社となっていますがそれ以前はよくわかっていません。
ただし福岡県からの移住ということで当初は福岡の太宰府天満宮を祀っていたと言われています。
福移神社の御祭神
福井神社の御祭神は、天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)の1柱です。
太陽神、皇祖神、日本の総氏神として多くの神社で御祭神になっていますが、御祭神として最も有名な神社は三重県の伊勢神宮です。
福移神社のご利益
天照皇大神のご利益は一般的に、国家安寧、子孫繁栄です。
そこから子宝祈願や招福祈願等、いろいろなご利益があると言われています。
福移神社の境内の様子
福移神社の周りは田園で夏場であれば金色の麦畑等を見ることが出来ます。
鳥居は黒で渋い感じがします。
鳥居付近から周りを見渡すとのどかな景色が広がります。
参道を歩いていくと右側に3つの石碑が置かれています。
最初に福移開拓百年碑という石碑です。福移という土地を開拓しはじめて100年経ったこと記念して作られた石碑です。
続いて「福移開拓五十年碑」こちらは50年経過したことの記念碑ですね。
最後に地神碑と呼ばれ碑で5面となっておりそれぞれに神様の名前が記されています。
北区や東区の神社でよく見られるものです。
反対側の並びには手水鉢が置かれていますが水道はありません。
社殿は風除室がある造りで少し珍しいと言えます。
もっともこれだけ開けている場所だと冬場になれば当然必要な設備と言えますが。
福移神社の隣には札幌では珍しい小中学校が一体となった福移小学校・福移中学校があり時折、児童・生徒の声が聞こえてきます。
近隣にはあいの里公園やロイズローズガーデン、モエレ沼公園等があるので、それらの観光スポットに訪れた際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
以上、福移神社についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。