大覚寺は札幌市東区にある曹洞宗のお寺です。
1920年(大正9年)に建てられた山門(仏教寺院の正門)は北海道内最大と言われており、是非みて欲しいスポットとなっています。
また「元村街道と大覚寺の山門」として「さっぽろ・ふるさと文化百選」のNo.089に選定されています。
金龍山 大覚寺の詳細とアクセス方法
- 住所:〒065-0010 北海道札幌市東区北10条東11丁目2-10
- 電話番号:011-711-3876
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 入場料:なし
- 駐車場:あり(無料)
- マップコード:9 554 837*25 (駐車場入口に設定)
大覚寺へのアクセス方法・行き方
大覚寺へは車でも地下鉄でもともに便利です。
地下鉄の場合、地下鉄東豊線「東区役所前駅」1番出口から徒歩6~8分くらい、距離にして約550メートルくらいです。
車の場合はマップコード対応のカーナビであればマップコードを、マップコード非対応のカーナビの場合は電話番号か住所で検索してください。
札幌の中心部からだと15分くらいで到着します。
駐車場は上記写真の塀がある通りから入ることになります。
大覚寺の境内の様子
大覚寺の入口は3カ所あります。上記は駐車場側の入口から見た風景です。中心にある建物が北海道最大と言われる山門です。
もう1つの入口が上記の写真で大覚寺庫院正面にあります。
3つ目が山門が正面にある正門となる入口です。電車で来たのなら少し遠回りになりますが、是非ここから入りましょう。
入口で狛犬様がこちらをみています。
狛犬様の前には仏像が1つ置かれています。
門には右からの横書きで「金龍山」と山号が描かれています。
そして境内の中へ
大覚寺の山門と阿吽像
門をくぐって中に入ると山門の大きさと荘厳な感じに圧倒されます。
樹々があって全体を撮影することは出来ませんが、それでも大きいことに驚きます。
右からの横書きで「大覚寺」と描かれています。
横斜め前から見るとその大きさがよくわかります。
左右には阿吽像がこちらをじっと見ています。
山門に目を奪われてしまいますが右側を見るとお地蔵様や仏像が並んでいます。
山門をくぐって振り返ってみた時の山門が下記の写真です。
裏側からの方が全体的によく見えます。
大覚寺の境内内の豊川稲荷
山門の手前の左側にはまず仏像が3体立ち並んでいます。その横には赤い鳥居と建物があります。
お狐さまが左右に座っています。
とても美しいスリムなお稲荷様です。
建物には縦書きで「豊川稲荷」と描かれています。
お稲荷様ですが、こちらは神社ではなくお寺です。豊川稲荷なので吒枳尼天(だきにてん)を祀っているものと思われます。
大覚寺 本堂と大覚寺庫院・五百羅漢堂
山門を通ると正面に本堂があります。
大きく立派な本堂です。
本堂の横には大覚寺庫院と呼ばれる建物があります。
大覚寺庫院の裏側には五百羅漢堂がありました。
五百羅漢堂の前には2体の仏像が置かれていますが、笑顔でこちらを見ています。
五百羅漢堂の横には鐘も置かれています。
大覚寺庫院と五百羅漢堂の間には手水舎もあります。
水はずっと細くですが出ていました。
元村街道と大覚寺の山門
大覚寺は「元村街道と大覚寺の山門」として「さっぽろ・ふるさと文化百選」のNo.089に選定されていると書きましたが、駐車場側の入口に「さっぽろ・ふるさと文化百選」のプレートが置かれています。
札幌の中心部から元村-丘珠-篠路を経て、茨戸にいたる元村街道は、もとは鹿の群れなどが通るけもの道であった。幕末に大友亀太郎により開削され、明治以降は札幌本府から石狩に至る唯一の陸路として発展した。明治中期に帝国製麻の工場ができてからは街道沿いに商店街が建ち並びにぎわいを見せた。大覚寺のヤチダモの大木は、街道を行く人々の目印となっていたという。境内には大正時代に建てられた道内でも最大級の山門がある。
と書かれています。
ここで出てくる元村とは札幌元村のことで、かつては札幌本府と札幌元村が札幌市にはありました。
元村街道沿いには大覚寺を始め、札幌最古の本龍寺や札幌最古の神社と言われる篠路神社があり、札幌の歴史を支えてきた街道であることが伺えます。
大覚寺の山門を見て、元村街道(現在の名称は北海道道273号線花畔札幌線)を通って本龍寺や篠路神社を見るのも札幌の歴史を垣間見るのにおすすめです。
以上、大覚寺についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。