城下医院(しろした いいん)は、札幌市中央区にある札幌景観資産に選定されている昭和初期に建造された木造建築物です。
「旧小熊邸」や「札幌市豊平川さけ科学館」も設計した建築家 田上義也です。
現在も人が住んでいるため内部の見学は出来ませんが、敷地外からの外観閲覧は可能となっています。
城下医院の詳細とアクセス方法
- 住所:〒064-0805 北海道札幌市中央区南5条西21丁目2-16
- 電話番号:個人宅につき非公開
- 営業時間:敷地外からの外観閲覧は24時間
- 内部見学:不可
- 駐車場:なし
- マップコード:9 459 796*32
城下医院の見学について
建物名が「城下医院」であり現在は医院ではなく個人所有の住宅です。
そのため敷地外からの外観閲覧は可能ですが、敷地内に立ち入ることは出来ません。
城下医院へのアクセス方法・行き方
城下医院へは地下鉄が便利です。
地下鉄東西線「円山公園駅」4番出口から徒歩15分くらい、距離にして約1kmです。
個人の住宅のため当然駐車場は無く、住宅地で路上駐車も迷惑になるので地下鉄で行くのがおすすめです。
また、城下医院の近くは「南円山エリア」と呼ばれており、隠れ家的なカフェや雑貨屋も多いので円山公園駅から散策ついでに行くのがおすすめです。
城下医院の外観
城下医院は1930年(昭和5年)の昭和初期に建てられた木造の建築物です。
設計を行った田上義也氏はアメリカの有名な建築家フランク・ロイド・ライトに師事していました。
何度か改修は行われているようですが、住宅前方の円形の部分が特徴的なデザインです。
写真は2018年8月に撮影したものですが、札幌市の紹介ページを見るとベージュ系の外壁の色になっており外壁の色は変化しています。
入口の脇、少し分かりにくいところに「札幌景観資産」のパネルが設置されていました。
登録番号は第21号です。
この建物が昭和初期に建てられたとは思えないほど現代風の建物と感じられますが、当時としては非常にモダンな作りだったのでしょう。
この辺りは比較的大きな個性的な家が多く近くの家を見ているだけでも面白いエリアです。
城下医院の前に建つ住宅も煙突が3本もある個性的な作りとなっていました。
以前は隣の住宅も個性的な住宅でしたが建て替えられています。
円山公園駅から城下医院までは約1kmですが、城下医院から市電(路面電車)の西線6条駅までも1kmくらいです。
円山公園の散策の後、藻岩山に行こうと考えているのなら西線6条駅まで歩く途中に見学し、西線6条駅から市電に乗ってロープウェイ入口駅まで行くのも面白いコースだと思います。
以上、城下医院についてでした。
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