札幌まつりは毎年6月14日から6月16日の3日間に行われる札幌市で最大のお祭りです。
正式には北海道神宮例祭と言い、100年以上の歴史があります。
4基の神輿と8基の山車が札幌市内を練り歩く光景を見に多くの人が集まります。
北海道神宮や中島公園をメインに盛り上がります。
札幌まつりの開催期間と時間・開催場所
札幌まつりは毎年固定の日に行われます。6月14日から6月16日の3日間です。
- 2019年:6月14日(金)~6月16日(日)
- 2020年:6月14日(日)~6月16日(火)
- 2021年:6月14日(月)~6月16日(水)
- 2022年:6月14日(火)~6月16日(木)
というようになっています。
そして日にちによって執り行われることが決まっています。
- 6月14日:宵宮祭 18:00~
- 6月15日:例祭 10:00~
- 6月16日:神輿渡御 9:00~
- 6月14日・6月15日:奉納行事 10:00~20:00くらい
上記は2018年(平成29年度)の札幌まつり奉祝行事の日程表(北海道神宮)です。
札幌まつりの開催場所は北海道神宮と中島公園、駐輦祭として北海道神宮と南1西4(三越前)です。
札幌まつりの会場は2つです。
- 北海道神宮:メイン会場
- 中島公園:出店やお化け屋敷・見世物小屋
中島公園はお祭りを盛り上げ、楽しむための会場と言えます。
メインは北海道神宮ですが、人が多いのは中島公園です。
なお2つの会場とも出店が出ますが出店の時間は
- 北海道神宮:9:00~21:00(最終日は若干早まる)
- 中島公園:10:00~22:00(最終日は若干早まる)
となっています。
なお上記以外の場所として、神輿渡御の1つとして
- 北海道神宮頓宮:駐輦祭(例年11:30~12:30くらい)
- 南1西4交差点(三越前):駐輦祭(例年14:00~16:00くらい)
が行われます。
札幌まつり 北海道神宮の様子
北海道神宮での札幌まつりのメインとなる日は6月15日ですが、平日だとそれほど人は多くなく比較的年配の方が多くなっています。土日になるとかなりの人が見にきます。
本殿には参拝者も多くはなりますが、5分の1は知らずに来た外国人観光者といった感じです。
本殿の前にはテントが張られ、北海道神宮の御祭神4柱が乗る神輿が飾られています。16日はこの神輿と山車8基が市内を練り歩きます。
北海道神宮に関しては下記記事をご覧ください。
また舞台も作られ、ここで奉祝行事が行われます。
境内には出店が数多くあり、お祭りムードを盛り上げます。
浴衣を来た女性も多く見られ、札幌の本格的な夏の到来を告げます。
また例年、猿回しも行われ多くの人が見学をしていきます。もちろん見たらお金を置いておきましょうね。
1週間くらい前から準備風景も見られる
概ね6月9日前後になると北海道神宮では市内を練り歩く時に稚児さんや神職の方が乗る馬車を運転する人の練習風景が見られます。
北海道神宮 詳細
地下鉄東西線「円山公園駅」から徒歩15分くらいです。
札幌まつり 中島公園の様子・屋台の様子
中島公園には数多くの出店が出て、祭り気分を大きく盛り上げます。
例年、お化け屋敷も登場します。
そして本州の若い世代の人だともう知らない「見世物小屋」まで登場します。
昭和50年代くらいまでは地方のお祭りだとよく見かけた「見世物小屋」ですが平成に入ってほぼ姿を消しましたが札幌まつりでは今でも人気の出店の1つです。
夕方になってくると浴衣姿の女性も増え、まさにお祭りの雰囲気が出てきます。
大通公園やすすきの周辺でも浴衣姿の女性を多く見かけます。
普段の中島公園や中島公園へのアクセス方法については下記記事をご覧ください。
以前はサーカスも来ていたのですが、最近はオートバイサーカスのみとなっており、少し規模が縮小されています。
昔はサーカスの象が脱走するなどのハプニングもあったそうです。
この時期は中島公園のボートも人気で、札幌まつりの時は順番待ちになることもあります。
中島公園詳細
中島公園は、地下鉄南北線「中島公園駅」3番出口が直結しています。
札幌まつり 渡御・駐輦祭と北海道神宮頓宮の様子
札幌まつりで人気の行事の1つが市内を4基の神輿と8基の山車で練り歩く渡御です。
1000人以上の人が平安時代の衣装で市内を移動します。
9時30分に北海道神宮を出発し、市内を練り歩き、17時頃に再び北海道神宮に戻ってきます。
参考までに2018年のコースは下記の図の通りでした。
クリックで拡大します。
上記のコース及びその周辺は交通規制が行われるので、注意してください。
渡御のコースは年によって若干変化しますが、ここ数年は東側は北海道神宮頓宮までとなっていることが多くなっています(西側はスタート地点の北海道神宮・南側は中島公園)。
神輿だけではなく、上記の山車も市内を走ります。
かなり派手な山車です。
運ばれた神輿は一旦、北海道神宮頓宮におかれ、駐輦祭が行われます。
神聖な儀式です。
この時に馬車を引いている馬達の休憩が近くの駐車場で行われるので、馬をゆっくりと見たい人は北海道神宮頓宮で待ち構えているのがおすすめです。
北海道神宮頓宮については下記記事をご覧ください。
北海道神宮頓宮は地下鉄東西線 バスセンター前駅6番出口より徒歩3分くらいです。
札幌まつりの疑問点解決
札幌まつりでよくある質問に答えます。
札幌まつりは駐車場はある?
札幌まつりとなる中島公園や北海道神宮付近には駐車場がありますが、多くの人が駐車場を利用するため満車になっていることが多くなっています。
また関係者優先となるので、駐車場はほぼ利用出来ないと考えた方が無難です。
何より交通規制が行われるので、駐車場に駐車したのは良いけど、出したい時に出せなくなるということもあります。
公共交通機関で行くことをおすすめします。
なお北海神宮・中島公園・すすきの・大通・北海道神宮頓宮と移動を重ねるのなら、地下鉄の1日乗車券を購入するのがお得です。
見る順番はどうすれば良い?
複数の会場をまたぐのでどのように見れば良いか悩む人もいますよね。
いつ見に行くかでも異なりますが、札幌まつりのメインは16日の渡御です。
16日なら9時に北海道神宮について、そのまま渡御を見て大通まで移動して大通付近で渡御を見て、そのまま北海道神宮頓宮と三越前で駐輦祭を見て、そして中島公園に移動するのがおすすめです。
札幌の小中学校は休みになるの?
曜日に関係なく開催される札幌まつり、市内の小中学校は休みになるのか?というと答えはなりません。
ただし平日開催の時は4時間以上として半日で学校を終わらせ、午後から参加出来るようにしています。
私立の小中学校は学校によります。
ただ中には親が学校を休ませて一緒に札幌まつりを見に行く家庭もあります。
服装はどうすれば良い?
この時期の札幌は日中であれば20度を超えることもあるので、半袖でも大丈夫な日もあるのですが、2018年の6月14日は日中でも15度くらいの日があり半袖だと肌寒い時にもありました。
暑い時は腰にまけるパーカーやサマーセーターを持ってきているのが良いでしょう。
札幌まつりを見に行こう!
札幌まつりは毎年同じ日程で行われるので、事前に予定を立てやすいイベントです。
札幌では札幌まつりを見ると、夏になったと感じる人も多い札幌にとっては初夏のイベントにもなっています。
この時期に札幌に訪れるのなら是非、札幌まつりを見に来てくださいね。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。