大倉山展望台は大倉山ジャンプ競技場の上にある展望台でスキーのジャンプ台を上から見下ろすことが出来、更に札幌市街を一望出来る絶景スポットです。
また夜景も素晴らしい夜景スポットにもなっています(期間限定)。
晴れた日には直線距離で80km以上離れた芦別岳(1726メートル)や暑寒別岳(標高1492メートル)、ピンネシリ山(標高1100メートル)も見渡せます。
大倉山展望台からの風景とともに実際、展望台がどんな風景か詳しく説明していきます。
大倉山展望台へのアクセス方法と詳細
- 住所:〒064-0958 北海道札幌市中央区宮の森1274
- 電話番号:011-641-8585
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 夏季営業時間:(GWから11月上旬)8:30~18:00(最終15分前まで)
- 冬期営業時間:(11月上旬から4月下旬頃まで)9:00~17:00(最終15分前まで)
- 定休日:4月中に定期点検のため数日間お休みになります。悪天候時は営業中止
- 入場料(リフト代)大人往復500円・小人(小学生以下)往復300円
- 駐車場:あり(イベント時規制あり)
- マップコード:9 485 071*82 (駐車場に設定してあります)
- 公式サイト
年に数日間、夜間営業時があります。夜間営業日だと札幌市街の夜景を楽しめます。
大倉山展望台へのアクセス方法・行き方
公共交通機関の場合、地下鉄東西線「円山公園駅」で下車、そこからバスに乗り「大倉山競技場入口」で下車、バス停から徒歩10~20分の距離です。
バス停から大倉山ジャンプ競技場までは距離にして約800メートル(徒歩15分弱)なのですが、ずっと上り坂で結構きついです。体力の無い方だと20分くらいかかります。
詳しいアクセスの方法は、下記記事をご覧ください。
大倉山展望台の料金と割引クーポン・割引券について
大倉山展望台へはリフトの料金がかかります。
大人:往復500円/こども往復300円
また大倉山展望台と同じ敷地内にある「札幌オリンピック・ミュージアム」も見る場合は、大人600円(中学生以下無料)が別途かかります。
両方見ると大人の場合1100円かかることになるので、出来れば少しでも安くしておきたいところですよね。
大倉山展望台を安くする割引クーポンや割引券、お得なチケットは下記の通りです。
お得だねチケット さっぽろセレクト
札幌の有料定番観光スポットを3カ所以上行く場合に非常にお得になるチケットが「お得だねチケット さっぽろセレクト」です。
例えばさっぽろテレビ塔も行くということであれば大倉山展望台とオリンピックミュージアムと合わせて大人は1820円かかることになります。
でも「さっぽろセレクト」を使うと3カ所で大人1350円になるので470円もお得になることになります。
さっぽろセレクトの詳細については下記記事をご覧ください。
展望台だけなら公式サイトで割引券がある
大倉山展望台だけなら1割引となる(つまり500円が450円、こどもの場合は300円が270円)になる割引クーポンが公式サイトに掲載されています。
ただし事前に印刷が必要なので注意してください。
会員優待で割引を受ける
大倉山展望台は下記会員であれば10%OFFの料金となります。
会員であることを証明するカード等を提示することでチケットを購入する時に割引となります。
観光案内所で割引クーポンをもらう
札幌駅や大通公園の地下には観光案内所があり、大倉山展望台のリフト券が10%OFFとなる割引クーポンが置いてあることがよくあります。
ホテルのロビーにも置いてある場合もあるので、立ち寄ってチェックしてください。
大倉山ジャンプ競技場からリフトに乗るまでの風景
車で来た場合、駐車場からは上記写真のエスカレーターで大倉山ジャンプ競技場に向かいます。
結構長いエスカレーターで上りきって外に出て振り返ると札幌の街が眼下に見えます。
エスカレーターの前にはクリスタルハウスと行ってレストランやお土産売り場が入っている建物があります。
この建物の前には札幌オリンピックミュージアムがあります。
クリスタルハウスの前で大倉山展望台へ行くためのリフト券が販売されています。
ここでチケットを購入して、ジャンプ台の前を通ってリフト乗り場に移動します。
チケット売り場のすぐ横がジャンプ台です。
正面から見ると凄い迫力です。
あんな高いところから本当にスキーでジャンプしてくるの?と驚くくらいジャンプ台は高いです。
ジャンプ台の左側にリフトがあるので先に進みます。
リフトは基本2人乗りです。
そして展望台へ向けて出発と行っても数分のことですが。
まずは比較的傾斜が少ない感じですが徐々に傾斜を感じてきます。
この辺りで横を見ると・・・・
スキージャンプの着地地点が何メートル地点か分かるように飛距離が貼られています。その奥は観客席です。
そして前しか見えないような傾斜になり・・・
この傾斜を超えると
展望台が見えてきます。
リフト降り場ではスタッフの方が転ばないように案内をしてくれています。
大倉山展望台からの風景
リフトを降りるとすぐに展望台(室内)がありますが、まずは降りたところ1階から市街地方面を見てみましょう!
というのも展望台の上は少しだけ高いのですがガラス窓があり迫力的には少し欠けるためです。おすすめはリフトを降りたところからガラスの無い生の景色です。
すっごい迫力、こんなところからとてもじゃありませんが下にジャンプなんて出来ません。
そして正面を見ると・・・・
札幌の街を一望!
石狩湾まで見渡せます。
札幌の市街地方面写真左側の高いビルが札幌駅にあるJRタワーです。
写真右側にはさっぽろテレビ塔も見えます。そして奥に見える山脈。
素晴らしい景色です。
なお出来るだけ遠くを見たい場合は夏よりも冬から春にかけた晴れた日がおすすめです。
札幌と言えども夏場は気温が上昇して遠くの景色はあまり見えなくなります。
素晴らしい絶景を見た後は展望台からの景色も楽しんでください。
階段で上っていきます。
もちろん展望台からの景色も悪くはありませんがガラス窓があるので反射してうまく撮影出来ないかもしれません。
しかし冬場なら寒い外とは異なり暖かい空間の中でゆっくりと景色を楽しめます。
この展望台には売店がありソフトクリームやジュース、ビール等を飲むことが出来ます。
「大倉山特製ソフトクリーム」を注文してみました。
濃厚な牛乳の味が楽しめる美味しいソフトクリームでした。
そして再び降りてジャンプ台を見てみましょう!
真っ逆さまに落ちるような気分を味わえるジャンプ台
よくことんなところからジャンプが出来ますよね。
大倉山展望台、帰りのリフトからの眺めが素晴らしい
リフトは上りよりも下りの景色の方が圧倒的に素晴らしいです。
下りリフトは反対側へ回ります。
リフトからも札幌市街を一望!
迫りくる札幌市街地の景色を楽しめます。
余裕があれば動画を撮影してみるのもおすすめですよ。でもスマホやデジカメを落とさないようにしてください。ストラップは必須です。
大倉山展望台からの夜景もおすすめ
年に数日、20時まで延長営業が行われる時があります。
概ね夏の数日間と、さっぽろ雪まつりの時期となっていますが、10月後半になると札幌は17時過ぎになるとかなり暗くなるので10月20日頃から11月3日くらいまでは通常営業の時間の17時から18時まで夜景を楽しむことが出来ます。
札幌の夜景パノラマが目の前に広がります。
大通公園が一直線で伸びているのが分かります。
歩くと結構な距離がある大通公園も山の上から見ると短く見えるのも不思議なものです。
本当に美しい景色でずっと見ていたい気持ちになります。
冬期は閉鎖されている展望台の屋上からも夜景を楽しめます。
真っ逆さまに落ちていくように見えるスキージャンプ台を見ると足がすくんでしまう人もいるそうです。
行きは空をジャンプ台くらいしか見ることが出来ませんが帰りは札幌の夜景を見ながら下りていくことが出来ます。
なお10月後半の大倉山展望台はかなり寒いです。
もちろん年や日によっても変わりますが東京の真冬と変わらないくらいの時があるので、行く時は防寒をしっかり行っていくようにしてください。
リフトから下りたらライトアップされたスキージャンプ場を見るのも忘れずに。
ラムダイニング大倉山でランチ
大倉山展望台のチケット売り場の隣にある建物はクリスタルハウスという名前です。
クリスタルハウスは1階はお土産売場となっています。
そして2階は「ラムダイニング大倉山」というジンギスカンがメインのレストランです。
このレストランで窓際の席に座ると札幌市市街地の景色を見ながら食事が出来ます。
ディナーもしているので夜なら夜景も楽しめます。
ジンギスカン(羊肉)は苦手という方にハッシュドビーフもあります。
こちらがハッシュドビーフ、じっくりと煮込まれていて美味しかったですよ。
こちらが生ラム2種のセット
焼いて焼いていただきます。
大倉山展望台での注意点
大倉山展望台での注意点や知っておきたいことを説明します。
修学旅行生とバッティングしたら時間がかかる
修学旅行で大倉山展望台に来る中学・高校もあります。
この時、引率の教師にもよりますが全く生徒を注意しない教師が多い中学・高校だと最悪な状態になることもあります。
200人以上もの生徒が並ぶこともありリフトに乗るまでに15分以上待つようなこともあります。
また中学生、高校生だと修学旅行に来て気分がハイになってリフトで暴れる生徒も出てきます。そうなるとどうなるかというとリフトが揺れるため止まります。
それが頻繁に発生することも。
年配の方がリフトから上手く降りれなくて緊急停止になることはしばしばありますが、それ以上に厄介なのが修学旅行生のイタズラによるリフト停止です。
もし時間が無い時に行くのであれば修学旅行生が今日は来るかどうか?と確認をした方が良いかもしれません。
強風時はリフトも止まる
あまりにも風が強いとリフトが止まることがあります。
風が強いリフトが左右に揺れ、落下する可能性があるためです。
行けば絶対に乗れるということでは無いので注意してください。
札幌の冬の天気は変わりやすい
札幌の冬の天気は非常に変わりやすいです。晴れていたのに10分後には吹雪になっていることもあります。
リフトに乗る時は晴れていて天気もよくそれほど寒さを感じない時でも展望台にいる間に天気が変化して吹雪いてしまっていることも。
吹雪かないまでも雪がかなり降ってくることもあるので、念の為にフード付きのコートを着ていくのがおすすめです。
大倉山展望台へ行こう!
大倉山展望台には札幌オリンピックミュージアムも併設されており、大人から子供まで楽しめる観光スポットです。
昼食も北海道らしくジンギスカンを食べればかなり満足度の高い場所です。
札幌観光に来た際には是非、大倉山展望台に行ってください。
スキージャンプ場を間近で見られる珍しい観光スポットです。
以上、大倉山展望台についてでした。
なお大倉山展望台は、サポカン編集部の「札幌おすすめ観光スポット21選」に入っています。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。