中の島神社は、境内にある2本の御神木の御利益が有名な神社です。
地下鉄の駅からもほど近くアクセスの良い場所にあり、大きな通りに面していますが比較的静かな空間で落ち着ける神社です。
中の島神社の詳細とアクセス方法
- 住所:〒062-0922 北海道札幌市豊平区中の島2条3丁目7-35
- 電話番号:非公開
- 社務所受付時間:不明
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:なし
- マップコード:9 403 741*00
中の島神社へのアクセス方法・行き方
中の島神社へは地下鉄が便利です。
地下鉄南北線「中の島駅」2番出口から徒歩5~7分くらい、距離にして約500メートルです。
神社には駐車場が無いので車でいくとしたら中の島駅付近の有料駐車場に停めることになります。
中の島神社の由緒と御祭神と御利益
中の島神社の由緒・歴史
明治10年頃(1877年頃)、この地域の開拓者が地域守護のために現在の中の島1条2丁目の大木を祀ったことが起源とされています。
大正初期に現在の場所に紆余曲折を経て移り今にいたります。
中の島神社の御祭神
中の島神社の御祭神は
- 大国主命(おおくにぬしのみこと)=土地の幸せを守る神様
- 稲倉魂命(いなくらたまのみこと・うかのみたまのみこと)=食物と商売繁盛の神様
- 水波能売神(みずはのめのみこと)=水の神様
- 弁天宮命(べんてんぐうのみこと)=水の神様
の4柱となっています。
中の島エリアは豊平川と精進川に挟まれたエリアなので水の神様を奉ることで水害の無いことを祈ったのでしょうね。
中の島神社の御利益
御祭神から商売繁盛や水難除け等の御利益があります。
また御神木が2本のハルニレの木であり夫婦御神木と言われており「地の神」が宿っていると言われ、触れると足腰の疲れ、肩こり、健康回復、頭脳明晰、夫婦円満、縁結び、不老長寿、等々に良いと言われているとのことです。
中の島神社の境内の様子
中の島神社は札幌の中心を走る環状通に正面は面しています。
社号標は「中の島神社」ではなく「中ノ島神社」と書かれています。
鳥居には「中の島神社」と書かれていました。
境内に入ると左側に石碑があります。
「祈武運長久の碑」というもので紀元二千六百年と書かれています。
紀元二千六百年とは1940年(昭和15年)のことです。
対になっている石灯籠の先に狛犬様が見えます。
愛嬌のある顔をしている狛犬様です。
手水舎はありませんが手水石があります。ただし水は出ないようになっていました。
昭和天皇の即位御大典を記念して昭和3年(1928年)に奉納されたそうです。
社殿の前には夫婦御神木があります。
樹齢200年以上のハルニレの木で2本あることから夫婦御神木とされているとのことです。
夫婦御神木から、夫婦円満や縁結びにも御利益があるとのことで、平日に20分くらいここにいましたが3組の人が訪れて触っていきました。
そして社殿
賽銭箱は置かれていませんが、社殿の扉のところに「さい銭いれ口」と書かれたポスト状のさい銭入れ口があり、ここからお賽銭を入れられるようになっています。
社殿の上の方には御祭神の4柱の名前が書かれた額がありました。
二拝二拍手一拝をしてお参りです。
一旦境内から出て後ろ側を見るもう1つ祠がありました。
こちらが本殿か奥宮だと思います。
派手な神社ではありませんが落ち着けて、空気が非常に澄んでいるように感じられる場所です。
近くを通った時は是非お参りしてくださいね。
以上、中の島神社についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。