丘珠神社は札幌丘珠空港から車で3分ほどの距離にある100年以上の歴史ある神社です。
札幌丘珠空港で飛行機に乗る時、時間的余裕があるのなら是非立ち寄って安全祈願をして出発してみませんか?
丘珠神社の詳細とアクセス方法
- 住所:〒007-0880 北海道札幌市東区丘珠町183
- 電話番号:011-786-6788
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 社務所受付時間:不明(不在時多い)
- 入場料:なし
- 駐車場:あり
- マップコード:9 677 519*76 (駐車場入口に設定)
丘珠神社へのアクセス方法・行き方
丘珠神社へは車が便利です。
札幌市中心部からだと30分弱で到着します。マップコード対応のカーナビならマップコードを入れれば簡単に到着します。
公共交通機関の場合は地下鉄東豊線「栄町駅」からバスで行くことも出来ますが1時間に1本くらいしか出ていないため行くの少々不便となっています。
「栄町駅」以外、例えば「新道東駅」や「環状通東駅」からもバスは出ていますが1時間に1本です。
ただ帰りはどこの地下鉄駅でも良ければ1時間に2本はあるので帰りは比較的アクセスが良いと言えます。
丘珠神社の由緒と御祭神と御利益
丘珠神社の歴史・由緒
丘珠神社の創建は明治15年(1882年)、祠が建立されたのが起源です。
1882年の4年前、札幌丘珠事件という日本の歴史上4番目に大きな犠牲を出した獣害事件が発生しています。札幌丘珠事件の当時の札幌はまだまだ未開の地に近く心の拠り所が求められたというのもあったと言われています。
1892年(明治25年)に丘珠神社という名称になりました。
丘珠神社の御祭神
御祭神の多い札幌の神社ですが、丘珠神社の御祭神は1柱のみです。
天照大神(あまてらすおおかみ)が、丘珠神社の御祭神です。
丘珠神社の御利益
御祭神が太陽神でもある天照大神ですからいろいろと御利益がありますが、天照大神の御利益の基本は
- 国家安泰
- 子孫繁栄
です。子孫繁栄から安産祈願や子宝祈願に御利益があるとされています。
丘珠神社の境内の様子
丘珠神社の前に立つと黒い鳥居と社号標が目に入ります。
そして左側を見ると大きな石碑があります。
「丘珠開基百二十年記念之碑」と書かれた石碑で、1990年に建てられたそうです。
丘珠神社のある丘珠は以前は丘玉村という地名でそこから数えて120年ということで建てられた記念碑です。
鳥居の右側にある社号標、大きめの社号標です。
鳥居をくぐると大きめの石灯籠があります。
そして狛犬様
愛嬌のある可愛らしい狛犬様です。
狛犬様の奥に石碑があります。
征露凱旋記念碑という石碑ですが「征」の時が消されています。
1906年(明治39年)に建てられた石碑で、1905年に終戦した日露戦争から凱旋して来た方への記念碑かと思われます。
そして二之鳥居
丘珠神社と知らなければ読めない書体ですね。
二之鳥居をくぐると2組目の石灯籠があります。
左側の石灯籠の奥にはおみくじを結ぶところと絵馬掛け
右側の石灯籠の奥には手水舎があります。
水は出ていません。元から停められていて蛇口をひねっても水は出ませんでした。
社務所の前を通り社殿へ
木造の社殿です。
社号額は縦書きです。
お賽銭は上記の写真のように新聞受けのようなところから入れるようになっています。
二拝二拍手一拝をしてお参りしましょう。
境内の左奥には「馬頭観世音」の石碑があります。
北海道の開拓において馬は欠かせないものでしたが何頭もの馬が亡くなっています。
その馬たちを奉るための石碑です。
丘珠神社の御朱印
丘珠神社に御朱印は厳密に言えばありません。
ただしスタンプを御朱印風に9月の例大祭の時に押印していただけます。
上記の写真が実際にいただいた御朱印(風)です。
初穂料は300円となっています。
いただける日が1年に1回のみというレアな御朱印です。
丘珠神社へ行こう!
丘珠空港の近くにある丘珠神社、是非丘珠空港を使う時は立ち寄ってみてください。
近くには丘珠空港緑地があり飛行機を眺めることも出来るようになっています。
派手な神社ではなく、どちらかと言えば静かな神社ですが静かなだけに落ち着ける神社です。
以上、丘珠神社についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。
昨日の御朱印風スタンプがもう記事になっているのはすごいですね。
当方丘珠在住で何度かお参りには行っていますが、御朱印をもらう習慣がないので
こんなにレア物だとは思っていませんでした。
神社が好きであちこち行っていますが、この時期はお祭りで人出が多いですね。
普段はほとんど貸し切り状態なのですが。