烈々布神社、なんて読んで良いのか迷いますが「れつれっぷじんじゃ」と読みます。
語源はアイヌ語と考えられていますが確定はされていません。
烈々布神社は御祭神の多さは北海道一とも言われるくらいいろいろな神様が祀られている神社です。
烈々布神社の詳細とアクセス方法
- 住所:〒007-0842 北海道札幌市東区北42条東10丁目1-11
- 電話番号:011-711-9773
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 社務所受付時間:9:00~17:30(都合により変更になることあり)
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:あり(無料)
- マップコード:9 703 225*75 (駐車場に設定)
- 参考サイト:烈々布神社(Facebookページ)
烈々布神社へのアクセス方法・行き方
烈々布神社へは地下鉄が便利です。
地下鉄東豊線「栄町駅」3番出口から徒歩10分弱、距離にして約600メートルほどです。
地下鉄東豊線「栄町駅」3番出口を出て左側を見ると上記の風景になっています。
このまままっすぐ歩いていき、途中信号で反対側の道に渡るとたどり着けます。
烈々布神社の由緒と御祭神と御利益
烈々布神社の由緒・歴史
烈々布神社は明治22年(1889年)天照皇大神を奉る小祠を建立し、村名を冠した烈々布神社としたのが始まりです。
明治26年(1893年)、札幌の三吉神社から大穴牟遲神、少彦名神、藤原三吉命 3柱の分祀を受けて新社殿を造営しました。
現在の社殿は1989年(平成元年)に建立されました。
なお上記写真の由緒は鳥居脇にある面からだと御祭神が書かれた石碑の裏側にあります。
烈々布神社の御祭神と御利益
烈々布神社の御祭神は
- 天照大神(あまてらすおおかみ)=森羅万象を守護・子孫繁栄
- 少彦名神(すくなひこなのかみ)=病気平癒
- 大穴牟遲神(おおなむちのかみ)=産業隆昌
- 倉稲魂神(うがのみたまのかみ)=商売繁盛
- 埴安姫神(はにやすひめのかみ)=火難除け
- 誉田別尊(ほんたわけのみこと)=繊維業振興
- 崇徳天皇(すとくてんのう)
- 菅原道真公(すがわらのみちざねこう)=学業成就
- 藤原三吉命(ふじわらのみよしのみこと)=勝利を守護
となっており、主に商売繁盛と学業成就・合格祈願に御利益がある神社と言えます。
また天照皇大神は安産祈願や子宝祈願にも御利益があると言われています。
烈々布神社の境内の様子
烈々布神社は県道431号線(丘珠空港通)に面しており、鳥居と社号標があり比較的分かりやすくなっています。
大きく立派な社号標です。
鳥居は赤色というよりは褐色と言った方が良い色合いです。
石灯籠が多い札幌の神社で下部こそは石ですが上部が木製の灯籠は少し珍しいと言えます。
続いて見えるのが石灯籠です。
二之鳥居の手前に石像があります。
嶋良作翁之像と書かれています。
詳しいことは分かりませんが嶋良作氏は、この地域の発展に貢献した方ということです。
石像とは反対側は駐車場になっていますが、参道を横切る形になっており、車で参道を横切りたく無い場合は社殿の横にも駐車場があるのでそちらを利用されると良いでしょう。
上記が社殿横の駐車場です。こちらであれば参道を横切ることなく境内に入ることが出来ます。
鳥居をくぐると狛犬様がこちらを見ています。
怖そうな顔の中にも微笑んで見える部分があり、実は優しそうな狛犬様です。
狛犬様の横には「御神札 御守り授与所」がありその隣は社務所となっています。
反対側には手水舎があります。
「柄杓(ひしゃく)に直接口をつけないでください。*水は手にうけて口をすすいで下さい」と書かれています。
通常の手水舎の作法であれば柄杓に口をつけることは無いのですが、中には作法を無視したり知らない人がいるからこういう注意書きがあるのでしょうね。
出来れば作法を掲載しておくとより効果的だと思いました。
水は細く常に出ていました。
いよいよ社殿へ
社号額は縦書きで「烈々布神社」と書かれています。
お賽銭箱は小さい穴にお金を入れるタイプです。
参拝の仕方が図解入りで説明されていますが、その横の注意書きが少し怖いですね。
賽銭泥棒をされる方へ
その悪行が貴方の人生に重大な結果をもたらしても当社は一切関知致しません
その覚悟をお持ちですか?
「人は見ずとも 神は見てござる」
と書かれています。なぜ最後が「ござる」なのか少し不思議ですが、賽銭泥棒もこれで思いとどまると良いですね。
お賽銭を入れ、鈴を鳴らし二拝二拍手一拝をしてお参りです。
烈々布神社 裏参道
烈々布神社には裏道というか裏参道としての入口も横にあります。
こちらは黒い鳥居が印象的です。
裏参道の鳥居と社殿の間に石碑がありました。「神社地坐社」と書かれていると思うのですが、意味は分かりません。
烈々布神社の御守りと御朱印
烈々布神社で御守りを購入したり御朱印をいただく時は「御神札 御守り授与所」となります。
リラックマ守があるのは最近の流れでしょうね。
通常の御守の他に安産守や子宝守もあります。
授与所開所時間は9時から17時30分までですが、都合により閉所することもあるとのことです。
祈祷の予約が入っていたりすると御朱印をいただく時に時間が20~30分かかる時もあります。
そしてこちらが実際にいただいた烈々布神社の御朱印です。
烈の文字が印象的ですね。
今回、いただく時に声をかけた時、ご祈祷が入っているから20~30分後で無ければ書けないということでしたが、神主さんがちょうど来て書いていただけました。
以上、烈々布神社についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。