相馬神社は標高89メートルの天神山にある神社です。
明治時代に入ってから建てられた神社ですが、明治以前はアイヌの祭礼の場所であり古くからパワースポットとして信仰の場所でした。
現在もパワースポットとして多くの人が訪れる人気の神社&観光スポットとなっています。
相馬神社へのアクセス方法と詳細
- 住所:〒062-0932 北海道札幌市豊平区平岸2条18丁目1-1
- 電話番号:011-831-3413
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:参拝だけなら24時間
- 定休日:無し
- 入場料:無し
- 駐車場:あり(無料・参拝者専用)
- マップコード:9 374 163*10 (駐車場に設定)
相馬神社へのアクセス方法
相馬神社の最寄りの駅は地下鉄南北線「澄川駅」です。
地下鉄ですが、南北線は澄川駅手前の南平岸から地上(高架線)を走っています。
澄川駅の西口を出たところが上記の写真です。ここを進み広い道(平岸通)に出ます。
広い道に出たら右に曲がり歩いていきます。
少し歩いていくと左側が森っぽくなっているのがわかります。この森っぽいところが相馬神社です。
広い通りに出れば1本ですから迷うこともありません。
澄川駅から相馬神社の参道の入口まで約500メートル・徒歩約7~10分くらいですが、参道がかなり急な坂道です。
坂道の長さは120メートルほどですが体力が無いと3分以上かかります。
でもこの坂道を登らないと相馬神社にはたどり着けません。
車の場合、上記写真の手前に参拝者専用の駐車場があります。
なお足等の悪い人のために上記写真の左側に車用の道もあるので足腰の悪い方は上まで車で行くことが出来ます。
冬になると除雪はされているものの、雪がつもり非常に危険な坂道になるので十分気をつけてください。
相馬神社の御祭神とご利益と歴史
9月5日が例祭となっています。
相馬神社の歴史・由緒
1871年(明治4年)に仙台藩からの入植者により、札幌神社(現在の北海道神宮)の遥拝所として祭事を執行したことが起源になります。
1902年(明治35年)に福島県相馬市の相馬太田神社より御分霊を奉遷したことで相馬神社という名称に。
1916年(大正5年)に現在の場所に移転しました。
相馬神社の御祭神
相馬神社の御祭神は「天之御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)」です。
日本神話の神様で最初に出現した日本最古の神様となっており、宇宙の中心とされています。
相馬神社の御利益
宇宙の中心となる神様ですからご利益は多方面に渡っており開運や恋愛運、安産祈願等、すべてにご利益があるとされています。
相馬神社の御神木は樹齢300年位上の霊木
相馬神社には樹齢300年以上の御神木があります。
きつい坂道を上ると見えてくる御神木は本当に大きく存在感があります。
木の種類は「シバクリ」で直径は約121cmですから周りは3メートル以上あることになります。木の高さは約15メートルで札幌市の保存樹木に指定されています。
この木に触るとパワーがもらえると言われており、来た人はかなり触っていっていました。
相馬神宮の様子を写真で紹介
緩やかな坂道に見えるかもしれませんが実際にここに立つとかなり急な坂道だと分かるはずです。
参道の左手には「澄川墓地」という墓地があります。
鳥居を越えるとと左手に「馬魂碑」と呼ばれる石碑があります。
反対側には「馬頭観音碑」があります。
これは開拓で重要な役割を果たした農耕馬の魂を慰めるために奉納されたものとのことです。
そして坂を上り切ると御神木が出迎えてくれます。
振り返って坂道を見ると・・・・
やっぱり急な坂道だと実感するはずです。
御神木を触って前に進みます。
鳥居をくぐると相馬神社の略記の案内板があります。
冬になると「絵馬記入所」が設置されます。主に新年からです。
冬になると雪がつもり、景色も様変わりします。
そして2つの石碑
相馬神社創立記念碑と平岸開村五拾年記念碑です。
手水舎で手と口を清めます。
相馬神社の手水舎は水道で自分で出して使うようになっていました。
御本殿の前には狛犬様
どこか優しい感じのする顔の狛犬様です。
そしてご参拝
冬場は非常に滑りやすいので注意してください。
御本殿で面白いのが柱部分にも狛犬様がいることです。
この狛犬様にもきちんと挨拶をしましょうね。
そして鈴を鳴らしてお祈りです。
相馬神社の御朱印とお守り
社務所は御本殿の右側にあります。
年末年始だと縁起物も置かれています。
御札各種
御守も種類豊富に取り揃えられています。
おみくじも当然あります。
御朱印も記帳していただけますが年末年始は多忙につき書いてあるものに日付だけ入れてもらうようになるので、御朱印帳に記帳してもらいたい場合は年末年始や例祭等、忙しい時期は避けるようにしてください。
上記の写真がいただいた御朱印です。
御朱印帳の記帳代(初穂料)は500円となっています。
相馬神社にパワーをもらいに行こう!
パワースポット巡りで札幌に来たのなら相馬神社は欠かせないスポットです。
また相馬神社の裏側には天神山緑地という公園のような緑地がありゆっくりと寛ぐことが出来るようになっています。
天神山緑地は春には桜がとても綺麗な公園で、お花見にも最適です。
合わせて訪れてみてはいかがでしょうか?
以上、相馬神社についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。
>明治以前はアイヌの祭礼の場所であり古くからパワースポットとして信仰の場所でした。
そんな話は初めて聞きましたが、それはどこの情報ですか?
鮭さん、コメントありがとうございます。
https://www.city.sapporo.jp/somu/koho-shi/201407/documents/201407toyo02.pdf
https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/51250/1/session2report1.pdf
他にも探せば出てきますが、チャシは英雄の住処という説もあったり諸説ある中で、どの書籍かは忘れましたがそういう記述があったので書かせていただいています。