旭山記念公園は円山と藻岩山の中間にある公園で、標高約137メートルから見る夜景はとても綺麗で人気の夜景スポットになっています。
また人気の野鳥「シマエナガ」をはじめ野鳥観測にも人気のスポットで多くの人が自然と夜景を求めてやってくる公園です。
記念公園となっているのは札幌市創建100年記念事業の一貫として造成されたことから名付けられています。
旭山記念公園へのアクセスと詳細
- 住所:〒064-0943 北海道札幌市中央区界川4
- 電話番号:011-200-0311
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:6:00~22:00(駐車場利用可能時間)
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:あり(無料・119台)
- マップコード:9 428 365*73
- 公式サイト
旭山記念公園へのアクセス方法・行き方
旭山記念公園の最寄り駅は札幌市電「西線14条駅」ですが、約3km離れており、坂道を上っていくため電車と徒歩で行くのは難しくなっています。
公共交通機関で向かう場合は地下鉄とバスになります。
地下鉄東西線「円山公園駅」からJR北海道バス旭山公園線(円13)に乗り換え終点の「旭山公園前」となります。
円山公園駅にバスターミナルがあるので、そこからバスに乗り換えます。
大凡15分で旭山記念公園に到着します。
ここから公園の駐車場までは徒歩3~4分の坂道となります。
なお円山公園駅からのバスは概ね1時間に1本のためアクセスはあまりよくありません。
21時台までバスはあるので夜景を見る場合も問題ありませんが、出来れば車で向かった方が自由度が高いと言えます。
冬場だとバスを待つ場所がただの外のため寒さで凍えてしまいます。
バスの時間が合わない場合は円山公園駅からタクシーで向かうのが良いでしょう。
車であればこの付近は駐車場のある観光スポット(藻岩山等)があるので、旭山記念公園に行く場合はレンタカー等を借りても良いでしょう。
旭山記念公園の駐車場について
旭山記念公園には2つの駐車場があります。
第1駐車場と第2駐車場です。
旭山記念公園の入り口に近く展望台まで遠い駐車場が第2駐車場です。
第2駐車場は冬期は閉鎖されるため駐車することが出来ません。
また第2駐車場は展望台まで遠いのですが車は結構停まっています。
これは藻岩山まで登山する人が車を停めていくためなので車が停まっているからと駐車すると展望台までかなり歩くので注意してください。
旭山記念公園に入って坂道を上っていくと第1駐車場に到着します。
冬場の土曜日の駐車場の様子です。
冬だからあまり人も来ていないと思うかもしれませんが、冬場は雪上トレッキングを楽しむ人や人気の野鳥シマエナガを撮影しようとする人が結構来るので満車になることもあります。
雪の無い時期の平日であればここまで混雑はしません。上記の写真くらいの車は来ていますが、駐車できないことはまずありません。
旭山記念公園の夜景
旭山記念公園と言えば夜景の名所
平日でも夜になると夜景を見に来るカップルが多くなります。
夜景は日没後すぐだと明るいので完全な夜景であれば日没後30分から1時間後となります。
でも日没後のマジックアワーの時間に見る景色も物凄く綺麗なので日没後の時間をチェックしておいて、日没時刻に到着するようにして完全に暗くなるまで見るのがおすすめです。
日没直後の旭山記念公園から札幌駅方面を見た景色です。
そして完全に日が沈んだ後の夜景です。
札幌中心部の夜景を一望!
札幌駅のJRタワー T38やさっぽろテレビ塔の夜景も綺麗ですが、窓(ガラス)を挟まずに見れる夜景はガラスに反射しない分とても綺麗で、カメラで撮影するのにも適しています。
何より辺りに夜景を遮るビルが無いのが良いところ。
札幌観光に来てレンタカーを借りていて夜に出かけるということであれば是非立ち寄ってください。
日中の景色も楽しめる旭山記念公園
日中の札幌の景色を楽しむのにも適しています。
特に晴れた日の早朝の景色はとても綺麗です。
遠くに山脈が見えることも。
特におすすめなのが冬の朝
冬は湿度も低く空気が乾燥しているので遠くの景色までよく見えます。
とても綺麗な青空が広がる札幌の街を見れたら良いですね!
旭山記念公園は夜景の名所ですが、バードウォッチングの名所にもなっており、自然散策にも適した公園です。
旭山記念公園のレストハウス
第一駐車場の奥にレストハウスがあります。
レストハウスは冬期閉鎖されています。
概ね4月下旬のゴールデンウィークあたりから11月上旬まで営業しています。
営業時間は10時から17時までです。
中にはテーブルが置かれ野鳥等の情報も得ることが出来ます。
売店もありスナック等も販売されています。
旭山記念公園の展望台
既に夜景等で展望台の景色も紹介していますが、展望台はレストハウスの前を通って2~3分歩くと到着します。
レストハウスの横に階段があり、階段を上ると展望台までショートカット出来ます。
ただし冬場の階段はツルツルで滑り止めのある靴で無ければとてもではありませんが登れませんので注意してください。
展望台の1番高いところには上記の写真の建物があります。
そして振り返ると札幌市内を一望です。下まで降りていくと展望デッキやピクニック広場という場所もありますが、景色は展望台よりは良いとは言えず展望広場から見るのが1番綺麗です。
写真中央に見える円状のところは夏季は噴水になります。
夏場だと水遊びをする子どもたちにも人気です。
展望デッキからの眺めも悪くは無いのですが、少し低くなり景色も少し広がりを感じられなくなります。
冬の旭山記念公園を歩こう!
旭山記念公園は春夏秋冬、どの季節も綺麗ですがもし関東より以西から札幌観光に来るのなら冬がおすすめです!
雪の積もった山道に近い道を歩く経験はそれほど無いと思いますので、是非ここで体験して欲しいところです。
運が良ければエゾリスにも出会うことがあります。
また野鳥も豊富に見ることが出来ます。
キツツキの一種、アカゲラや可愛いシマエナガなど見ることが出来るかもしれませんよ。
日本最小の鳥と言われるキクイタダキも見れるかもしれません。
旭山記念公園・森の家
公園の奥の方に「森の家」と呼ばれる公園の管理事務所があります。
金土日のみ入ることが出来る場所で珈琲等を販売しています。
中にはテーブルと椅子があり休憩に使うことも出来ます。
冬になると薪ストーブも使われます。
また季節の野鳥の出没スポット等も教えてもらえます。
珈琲は1杯250円です。
セルフでいただきます。
森の家は身支度・休憩・飲食などご自由にご利用いただけます。
と書かれています。
ここから藻岩山登山に登る人や戻ってきた人が休憩したり支度をするのに使われることもあります。
旭山記念公園の札幌焼窯跡はさっぽろ・ふるさと文化百選にも
旭山記念公園の入り口のところにかつての札幌焼窯の跡が残っており、「さっぽろ・ふるさと文化百選」にも選ばれています。
ただの焼窯の跡と言ってしまえばそれだけですが、ここでかつて焼き物が作られていたと思うのも良いのではないでしょうか?
旭山記念公園に行こう!
冬場を主に紹介していますが、どの季節もとても綺麗な景色を見られる公園です。
ただし初夏から夏にかけては羽虫が大量発生して体中にまとわりつくこともあるので、冬か春(4月くらいまで)、もしくは秋に行かれることをおすすめします。
自然が豊富なため虫も多く夏場はマダニやスズメバチに刺されるということもあるので、出来れば長袖で黒く無い服装で行かれることをおすすめします。
ちょっと怖いことを書きましたが夜景を見るだけなら特に問題は無いので是非、夜景だけでも見に旭山記念公園に行ってくださいね。
以上、旭山記念公園についてでした。
なお旭山記念公園は、サポカン編集部の「札幌おすすめ観光スポット21選」に入っています。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。