大通バスセンターは、地下鉄「大通駅」及び「バスセンター前駅」直結のバスターミナルです。
バスセンターという名称から多くのバスが乗り入れていると思われていますが、現在はそれほど多くのバスは乗り入れておらず、長距離バスは根室・中標津・稚内・枝幸・瀬棚・函館・釧路のみで後は札幌市内の路線バスの停留所となっています。
大通バスセンターの詳細・アクセス方法
- 住所:〒060-0051 北海道札幌市中央区南1条東1丁目5
- 電話番号:北都交通 011-241-0241 / 中央バス 050-3533-0800
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます(場所の問い合わせは北都交通へ)
- 営業時間:5:50~23:20(予約センター7:20~23:00)
- 定休日:なし
- 駐車場:なし
- マップコード:9 493 881*45
- 参考サイト:北海道バス・宗谷バス
なお施設利用時間は5:50~23:20ですが、最終市内バス便出発後に防犯の理由で早く閉まる場合もあるので、ご注意ください。
大通バスセンターへのアクセス方法・行き方
大通バスセンターへは地下鉄が便利です。
最寄り駅は名前からして地下鉄東西線「バスセンター前駅」と思われるでしょうが、東西線を利用されている場合はバスセンター前駅が最寄りとなりますが、東豊線であれば「大通駅」が最寄りとなります。
東豊線「大通駅」南改札口が最寄りの地下鉄駅改札口となります。
南北線の場合は大通駅から歩いていくのと東西線に乗り換えて「バスセンター前駅」から歩いていくのとほとんど差はありません。
大通駅とバスセンター前駅をつなぐ地下通路に直結しています。
大通バスセンターはさっぽろテレビ塔の東側(大通公園とは反対方向)にあります。
勘違いされる中央バス 札幌ターミナル
すぐ近くに「中央バス 札幌ターミナル」という長距離バスも数多く出ているバスターミナルがあります。
近いためよく間違える人もいます。
位置関係で言うと下記の写真の通りです。
さっぽろテレビ塔からパノラマで撮影した写真です。パノラマなので歪みがありますが、大通バスセンターが右側にあり、中央にほくでん(北海道電力)があり、左に中央バス 札幌ターミナルがあります。
どちらのバスターミナルを使うのか間違えないようにしてください。
大通バスセンターのバスのりばについて
大通バスセンターは地上1階、中地下階・地下1階・地下2階と実質地下3階となっています。
地上階と地下1階に乗り場があり地下2階が大通駅とバスセンター前駅への地下通路連絡口となっています。
大通バスセンターの外観
さっぽろテレビ塔3階から見た大通バスセンターです。丸紅株式会社の赤い看板があるビルの地下と地上1階が大通バスセンターとなっています。
1階にはセイコーマート(コンビニ)もあります(外側からしかいけません)。
大通バスセンターとさっぽろテレビ塔がかなり近いことがわかると思います。
バスセンターと書かれているのでわかりやすいです。
なお停留所名は、
- 長距離バス(都市間バス)時:大通バスセンター
- 一般バス路線時:バスセンター
と呼ぶようになっています。
大通バスセンターは地下にも停留所がありますが、地下への入口は建物から少し離れていて、地下鉄「バスセンター前駅」の4番出口・5番出口の間の道路の中央にあります。
時折、バスが地下へ入っていくところ、地下から出てくるところを見ることが出来ます。
地上階の入口が上記写真の通りです。
大通バスセンターの中の様子
1階から中に入ると乗車券売り場兼待合室があります。
待合室の奥には1階のバス停留所があります。
ただし中の停留所ではなく外の停留所に止まるバスもあります。
長距離バスがバスセンター内ではなく外の一般道上に停まるというのはバスセンターとして意味があるのかな?とは思いますが。
1階待合室の隣にはエスカレーターと階段があり地下へと降りていけます(エスカレーターは上りのみ)。
地下一階の様子です。
バスが来ない時間帯はかなり人は少なく活気はありません。
バスが来るまではドアが閉まっていてバスレーンに出ることは出来なくなっています。
なお地下のバス停は、札幌市内の一般路線バスのみで長距離バスの発着はすべて1階となってます。
地下1階から地下2階への階段とエスカレーターもあります(エスカレーターは上りのみ)。
地下2階は地下鉄東西線「バスセンター前駅」の構内となっていますが、東豊線大通駅の改札の方が近くなっているのが面白い点です。
大通バスセンターから出発する長距離バス
大通バスセンターから出発する長距離バスは下記の通りです。
- 北都交通・根室交通:オーロラ号(中標津・根室行き)
- 宗谷バス・北都交通:特急わっかない号・特急はまなす号(稚内行き)
- 宗谷バス:特急えさし号(枝幸行き)
- 北都交通:特急せたな号(せたな港行き)
- 北海道バス:函館特急ニュースター号(函館行き)
- 北海道バス:釧路特急ニュースター号(釧路行き)
他は札幌市内の一般路線バスです。
上記以外の長距離バスは大通バスセンターから歩いて3~5分ほどの距離の北海道中央バス札幌ターミナルや札幌駅の札幌駅バスターミナルから出ています。
長距離バスに乗る前にコンビニで飲み物等を購入したい場合、同じビルにコンビニがあるのが便利です。
大通バスセンターのコインロッカーについて
バスセンターにコインロッカーはありますが小さいものです。
待合室の右側、地下へ向かう階段の奥にあります。上記写真の右側にチラっと見えています。
コインロッカーは大・中・小とあり、500円・400円・300円となっています。
取り扱い時間は7:15~22:30までとなっています。
バスセンターの利用時間よりは短いので注意してください。
もう少し長い時間預けたいということであれば、地下に入って一旦バスセンターから出て、地下鉄「大通駅」と「バスセンター前駅」をつなぐ通路へ行きます。
大通バスセンターの地下入口が上記写真です。ここから出ると、すぐ前にバスセンター前駅の2番出口があります。
2番出口にもコインロッカーがあるので、こちらのコインロッカーであれば23時過ぎまで預けられます。ただし大型の荷物は入りません。
大通バスセンターは、大通駅とバスセンター前駅のほぼ中間にあり、大通駅とバスセンター前駅は地下で結ばれているので、それぞれの地下鉄駅のコインロッカーを使うという選択肢もあります。
ただし大通バスセンターから近い大通駅は、東豊線で南北線や東西線までは少し距離がある点は注意してください。上記の写真の大通駅220メートルは東豊線の改札口までの距離です。
もっとも帰りは地下鉄経由で札幌駅方面やすすきの方面に向かうということであれば、大通駅側のコインロッカーを使うのがおすすめです。
大通バスセンターの将来
札幌市は大通東2丁目の市有地に大型複合施設を作ることを計画しています。
大通東2丁目は現在、観光バス等の時間貸し駐車場となっています。
大通バスセンターの地下にバスが入る入口が上記写真の中央にあるのがわかると思いますが、その左側辺り、車が止まっているところ(現在は駐輪場)が大通東2丁目です。
さっぽろテレビ塔の東側(大通公園が西側)は今はほくでん(北海道電力)がありますが北海道電力を隣の北海道中央バス札幌ターミナルのある場所に移転させ、大通公園を後ろ側(東側)に延長させる計画も立てています。
つまりさっぽろテレビ塔の東側エリアの再開発を考えている訳です。
その時、北海道電力を挟んで2つあるバスターミナルは無意味ではないか?という声もあり、大型のバスターミナルを作り2つあるバスターミナルを1つにまとめようという案も出ており、近い将来、大通バスセンターは無くなる可能性もあります。
早ければ2025年頃には無くなっているかもしれないので、大通バスセンターを1度は見ておいても良いのではないでしょうか?
以上、大通バスセンターについてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。
乗車券を、予約したいが、何処に連絡すれば良いのか教えて下さい。
近藤さん、コメントありがとうございます。
どこ行きのバスを予約したいのか、わからないと連絡先もわかりません。
また本文中に長距離バスは運行バス会社も記載しているので、あとは検索すればわかると思うのですが・・・
大通りバスセンターにコインロッカーがあるかどうかわかりますでしょうか?
また、このコインロッカー有無のように施設について問合せたいのですが、バスセンターの問合せ先というのはないのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
にこさん、コメントありがとうございます。
コインロッカーの情報について本文に追加しました。
バスセンターそのものへの問い合わせは北都交通となっているようです。