札幌市南区の簾舞に「大金神」と刻まれた石碑と鳥居のある場所があります。
Google Mapを見ると「大金神社」と記されていますが、そもそもここが神社であるのかどうかも明確ではありません。
ただ神社として行こうかどうか悩んでいる方に参考になる範囲でわかっていることを説明していきます。
大金神碑の詳細とアクセス方法
- 住所:〒061-2272 北海道札幌市南区簾舞24-1 付近
- 電話番号:なし
- 営業時間:24時間(夜は非常に危険です)
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:なし(駐車スペースはあり)
- マップコード:9 092 483*63
大金神碑へのアクセス方法・行き方
代金神碑へは車が便利です。
マップコード対応のカーナビの場合はマップコードを、マップコード非対応のカーナビの場合は、住所で検索してください。もしくはGoogle Mapを参考にカーナビで地図上の場所指定を行ってください。
札幌の中心部からだと概ね40分くらいで到着します。
公共交通機関はおすすめしませんが、公共交通機関で向かう場合は、札幌駅バスターミナルからじょうてつバス「7」系統に乗り「東簾舞」バス停で下車、
もしくは地下鉄南北線「真駒内駅」からじょうてつバス「12定山渓線」に乗り「東簾舞」バス停で下車、
東簾舞バス停から徒歩20~30分、距離にして約1.5kmです。
大金神碑について
栃木県には「大金神社」(おおがねじんじゃ)という神社がありますが、札幌のこの大金神碑は全く関係ありません。
そもそも大金神は「おおがねしん」「おおがねかみ」とは読まず「おおこんじん」「だいこんじん」と金神で「こんじん」と読みます。
金神とは方位神と呼ばれる九星術から生じた神々で、どちらかと言えば忌み嫌われていますがきちんと祀れば強力なパワーがあるということで御祭神にしているところもあります。
ただ恐らくですが、この大金神碑はよく無いことが起こったために大金神を鎮めるために作られた石碑のように思いますが、あくまでも予想であり確実ではありません。
大金神社?の様子
神社として成立しているのかどうかわかりませんが、この辺りの氏子の方が秋になると集まってお祭り(といっても食事会ですが)をしているそうです。
と考えると土地に根付いているということで神社と言えるのかもしれません。
簾舞中学校の前から伸びる道を走っていき1.5kmほど走ると左手に銀色の鳥居が見えます。
鳥居=神社という訳ではありませんがお稲荷様を除けば鳥居は基本的に神社の証です。
中に進むと苔むした石で階段があり、その上に大金神碑が置かれています。
碑の周りを見るとお金が置かれておりお賽銭として置いていった方が多いようです。
「大金」の神ということで来る人もいるようです。
昭和28年9月24日に建てられたことがわかります。
昭和28年(1953年)は北海道で冷水害による被害が甚大となった年です。恐らくこの辺りも農家が多く大きな被害を受けたと思います。
だから大金神を祀って厄災を退けようとしたとも考えられます。
大金神碑の前から参道?を見たところです。
とても静かなところで平日であればあまり車も通らない場所です。
実際に凶神なのかそれとも吉神なのか訪ねてみませんか?
以上、大金神碑についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。