中ノ沢神社は札幌市南区にある神社です。
旧称は「山の神社」「五号沢神社」となっており現在の名称は3つ目となる神社です。
小さい神社ながらも地域の人に親しまれている神社です。
中ノ沢神社の詳細とアクセス方法
- 住所:〒005-0831 北海道札幌市南区中ノ沢1711-3
- 電話番号:なし
- 営業時間:24時間(夜は危険です)
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:あり(無料)
- マップコード:9 278 514*58 (駐車場入口に設定)
中ノ沢神社へのアクセス方法
中ノ沢神社へは車が便利です。
札幌中心部からは概ね30分くらいで到着します。
マップコード対応のカーナビの場合はマップコードを、マップコード非対応のカーナビの場合は住所や神社横にある中ノ沢会館(TEL:011-571-7010)で検索してください。
公共交通機関の場合、地下鉄南北線「真駒内駅」からじょうてつバス「南90」系統のバスに乗り「中の沢5丁目」バス停で下車、そこから徒歩5分くらい、距離にして約350メートルです。
中ノ沢神社の由緒・御祭神・ご利益
中ノ沢神社の由緒・歴史
1895年(明治28年)、山鼻屯田兵の森万蔵氏が現在の川沿2条6様目にある木を「山の神」の依り木として奉祀したのが始まりとされています。
1899年(明治32年)、「山の神社」の碑を建立します。
1901年(明治34年)、猿田彦神を合祀して碑を建立します。
1902年(明治35年)、山之神の碑を建立すると同時に小祠を建立し豊受大神を合祀します。
1926年(大正15年)、五号沢神社と改称されます。
1937年(昭和12年)、神社の神殿を建立します。
1941年(昭和16年)、札幌市に編入となり、地名が五号ノ沢から中ノ沢に変更され社名を中ノ沢神社に改称します。
途中、藻岩神社に合祀され祭事が休止していましたが1947年(昭和22年)に祭典が復活します。
1980年(昭和55年)、現在の場所に遷座し、中ノ沢会館も建てます。
2003年(平成15年)、現在地に社殿を造営します。
中ノ沢神社の御祭神
中ノ沢神社の御祭神は
- 山の神
- 豊受大神=食物・穀物の女神
- 猿田彦神=道の神、導きの神
の3柱となっています。
一般的に札幌で山之神は「大山祇神」のことですが、由緒で考えると異なるようです。
中ノ沢神社のご利益
御祭神から、山林での安全祈願、五穀豊穣、商売繁盛等にご利益がありそうです。
中ノ沢神社の境内の様子
中ノ沢神社を路上から見たのが上記の写真です。
社号標には「中ノ沢神社」と刻まれています。
鳥居の左側には「中ノ沢会館」と書かれた石があり、その奥に公民館として使われている中ノ沢会館があります。
町内会等もここで行われています。
鳥居をくぐって参道に入ると右側に記念碑がありました。
「親和」と書かれており、この地区の発展を願って建てられたようです。
参道を歩いていきます。
それほど大きくは無い社殿ですが、比較的新しいため綺麗な社殿です。
手水鉢はありますが水はありません。
賽銭箱には蓋がついています。
鈴を鳴らし、二拝二拍手一拝をしてお参りです。
社殿から振り返って参道を見たところ、手入れされています。
中ノ沢神社の石碑
社殿の手前には「山の神社」碑があります。
明治28年(1895年)に建てられた石碑ですが、あまり風化しておらず文字が読めるようになっていました。
社殿の後ろには「猿田彦大神」と書かれた石碑がありました。こちらは明治34年(1901年)に建立されたものです。
100年以上前の石碑が残っているのも良いことですね。
この辺りは神社が点在しており神社巡りには面白い場所です。
以上、中ノ沢神社についてでした。
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