藻岩神社は、札幌市南区にある神社です。
藻岩山の南側にあるエリアは川沿・北ノ沢、中ノ沢、硬石山から成り立っていますが、これらの地域をまとめて藻岩という地域としています。
この地域にも多くの神社がありますが中心的な神社となっています。
藻岩神社の詳細とアクセス方法
- 住所:〒005-0804 北海道札幌市南区川沿4条5丁目4-5
- 電話番号:なし
- 営業時間:24時間(夜は危険です)
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:あり(無料)
- マップコード:9 249 829*36
藻岩神社へのアクセス方法・行き方
藻岩神社へは車が便利です。
札幌の中心部からだと30分前後で到着します。
マップコード対応のカーナビの場合はマップコードを、マップコード非対応のカーナビの場合は神社名か住所で検索してください。
公共交通機関の場合、札幌駅バスターミナルからじょうてつバス「南55」系統のバスに乗り「川沿5条3丁目」バス停で下車
もしくは地下鉄南北線「真駒内駅」からじょうてつバス「南95」系統のバスに乗り「川沿5条3丁目」バス停で下車
「川沿5条3丁目」バス停からは徒歩10分くらい、距離にして約600メートルくらいです。
藻岩神社の由緒・御祭神・ご利益
藻岩神社の由緒・歴史
1896年(明治29年)、開拓先駆者である兵藤繁治氏、橋本辰蔵氏らが「山之神社」の碑を建立したのが創始とされています。
1904年(明治37年)、神殿を新築します。そして倉稲魂神と猿田彦神を合祀します。
1942年(昭和17年)、地区内の神社統合の動きにより、上山鼻神社、白川神社、五合沢神社の合祀となります。そして札幌神社(現 北海道神宮)の分霊を合祀し社号を藻岩神社に改称します。
1970年(昭和45年)社殿を現在地に移転し、1995年に社殿を新築し現在に至ります。
藻岩神社の御祭神
藻岩神社は合祀で御祭神が増えていますが基本的には、
- 大山祇神(おおやまつみのかみ)=山の神、山林建築の守護神
- 倉稲魂神(うかのみたまのかみ)=五穀豊穣の神、諸産業繁栄の神(お稲荷様)
- 猿田彦神(さるたひこのかみ)=道の神、導きの神
- 北海道神宮 祭神(大国魂神・大穴牟遅神・少名彦神)
となっています。
藻岩神社のご利益
御祭神から、商売繁盛、五穀豊穣、安全祈願等にご利益がありそうです。
藻岩神社の境内の様子
最初に6段程度の階段があり、その間に広場(駐車場)があり、また階段が続いています。
社号標は「藻岩神社」と描かれています。
最初の階段を上ると左側には石碑があります。
右側には社務所がありますが、通常は人はいません。また公民館的に使われています。
正面を見ると鳥居がありますが春から秋にかけては木に隠れて上部が見えないようになっています。
石碑の方を見に行くと1つの石碑は震災の影響からか倒れていました。上記の写真の石碑は「紀念碑」と刻まれていて、1904年に神殿を新築した記念に建立されたものです。
恐らく2018年9月6日にあった北海道胆振東部地震の影響で倒れたものと思います(取材日は2018年9月12日)。
もう1つ石碑がありこちらは「安斉幸作翁顕彰碑」となっています。
明治時代に生まれ大正から昭和にかけて藻岩地区で貢献した人物ということです。
鳥居をくぐり進むと左側に手水舎があります。
やや傾向ている手水舎です。
残念ながら水は出ないようになっています。
そして石灯籠が1対あります。
最後の階段を上っていきます。
階段の途中に「猿田彦之命」の碑があります。
続いて風化して文字がよく見えませんが「山之神社の碑」です。最初の御祭神です。
そして社殿へ
社号額には縦書きで「藻岩神社」と刻まれています。
賽銭箱は木製です。
鈴を鳴らし二拝二拍手一拝でお参りです。
1995年の新築された社殿なのでまだ新しく見えます。
社殿の前から振り返った景色です。参道がまっすぐ伸びているのがわかります。
真駒内公園からも車なら近くの神社です。真駒内公園に来られた時に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
以上、藻岩神社についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。