真駒内神社は札幌市南区の真駒内第1公園の中にある神社です。
公園の広場に鳥居があり少し異様な雰囲気もありますが、公園内にはいろいろな石碑があります。近所の子供たちも遊びに来る公園です。
真駒内神社の詳細とアクセス方法
- 住所:〒005-0018 北海道札幌市南区真駒内曙町1丁目2-1
- 電話番号:なし(公園管理は011-581-3811)
- 営業時間:24時間
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:なし(近くに有料駐車場あり)
- マップコード:9 312 130*83
真駒内神社へのアクセス方法・行き方
真駒内神社へは車が便利ですが駐車場がありません。
真駒内神社のある真駒内第1公園の一角には交番もありますが、交番の向かい側に有料駐車場があるので、有料駐車場に停めるのがおすすめです。
有料駐車場のマップコードは「9 312 126*21」となっています。
札幌の中心部からだと約30分くらいです。
公共交通機関の場合、札幌駅前バスターミナルよりじょうてつバス「南4・南54・南64」系統のバスに乗り「真駒内本町」バス停で下車、そこから徒歩2分くらいです。
真駒内神社の由緒・御祭神・ご利益
真駒内神社の由緒・歴史
真駒内神社の始まりは1899年(明治32年)に馬魂を奉祀したこととなっていますが、創建は1934年(昭和9年)に種畜場長の相原金治氏が伊勢神宮より天照大神の分神を受け神社を創始したのが創建とされています。
1945年(昭和20年)、米軍の占領下、社殿の撤去を命じられますが、氏子会代表が司令官に残置を請願し許可された際にに食物神である倉稲魂神を祀ることになります。
1979年(昭和54年)、京都天満宮より分霊を受け合祀し、現在に至ります。
真駒内神社の御祭神
真駒内神社の御祭神は
- 天照大神(あまてらすおおみかみ)=国家安泰の神、子孫繁栄の神
- 倉稲魂神(うがのみたまのかみ)=五穀豊穣の神、諸産業繁栄の神(お稲荷様)
- 菅原道真公(すがわらみちざね)=学問の神
の3柱となっています。
真駒内神社のご利益
真駒内神社のご利益は御祭神より、商売繁盛、五穀豊穣、子宝祈願、合格祈願等にご利益がありそうです。
真駒内神社の様子
真駒内神社は公園の一角にありますが鳥居が少し前に出ているので公園の敷地に入ればどこに神社があるかすぐにわかります。
赤い鳥居の奥に社殿があります。
手水鉢はありますが水は来ていません。ただし公園のトイレで手は洗うことが出来ます。
社殿はそれほど大きくなく、石灯籠や狛犬様はありませんでした。
社号額は縦書きで「真駒内神社」と描かれています。
賽銭箱は木製です。
賽銭箱の隣にはおみくじが置かれています。おみくじの初穂料(代金)は賽銭箱にそのまま入れればOKとなっています。
社殿には近くの金物店で御札を扱っていることが書かれています。
鈴を鳴らし、二拝二拍手一拝をしてお参りです。
振り返ると公園の広場と鳥居が見えます。
真駒内第1公園の石碑
真駒内第1公園内には多くの石碑があります。
社殿の横には「大典紀念」と書かれた石碑が置かれています。
公園の入口の1つには鳥居が置かれていました。
公園の片隅には4つの石碑が並んでいます。
1つ目が「明治天皇行幸道路記念碑」です。1881年(明治14年)に明治天皇が真駒内牛牧場に行幸したことを記念して建てられたものです。1936年の建立です。
2つ目が「行幸記念碑」です。昭和天皇の行幸を記念して建立されています。
3つ目が「獣魂碑」です。
1946年(昭和21年)に米軍駐留により、種畜場の家畜を道内の各種畜場に分散した際に、食糧不足により多くの動物が亡くなったことからその霊を祀り1947年に建立されました。
4つ目が「馬魂碑」です。
馬の無事を祈願して1899年に建立されています。
石碑ではありませんが「真駒内種畜場之跡」という銅像もあります。
子供とヒツジが一緒になって遊んでいるかのような銅像です。
4つの石碑が並ぶ反対側にも1つ石碑があります。
真駒内開基 百年記念碑です。真駒内の開基100年を祝って建立されました。
真駒内第1公園は遊具もあり子供たちも遊びに来ています。
真駒内公園からも近いので合わせて来てみてはいかがでしょうか?
以上、真駒内神社についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。