常盤神社(ときわじんじゃ)は、札幌市南区にある神社です。
茨城県にある常磐神社と間違われることもありますが、茨城県の常磐神社とは全く関係ない神社となっています。
高台にある境内はとても静かで落ち着ける場所になっています。
常盤神社の詳細とアクセス方法
- 住所:〒005-0863 北海道札幌市南区常盤
- 電話番号:なし
- 営業時間:24時間(夜は危険です)
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:駐車スペースはあり
- マップコード:9 010 494*53 (駐車スペース付近に設定)
常盤神社へのアクセス方法・行き方
常盤神社へは車が便利です。
札幌の中心部からだと概ね30~40分くらいです。
マップコード対応のカーナビの場合はマップコードを、マップコード非対応のカーナビの場合は「北海道札幌市南区常盤379」の住所で設定してください。その約150メートルくらい手前に常磐神社はあります。
Yの字の交差点で右に入ってすぐに常盤神社はあります。
公共交通機関の場合、地下鉄南北線「真駒内駅」から中央バス「真101他 空沼線(空沼二股行き)」に乗り、「常磐神社下」バス停で下車、目の前が常盤神社です。
同じ系統のバスでも行き先が異なると通りませんので注意してください。
常盤神社の由緒・御祭神・ご利益
常盤神社の由緒・歴史
常盤神社の創祀については不明です。
ただし昭和61年発行の「札幌の寺社」には「常盤明治神社」として紹介されており、書籍には
相越氏宅前に天照大神を奉斎してあったが、その後移転ののち、杉村氏宅裏手の明治天皇奉祀社を、大正6年9月14日、現在地へ合祀
と書かれていることから、1917年(大正6年)にはあったことになります。
元々このエリアは1900年(明治33年)に監獄があり、その後払い下げとなった土地に石川県から移住してきた人たちが開拓したのが始まりとされています。
1907年(明治40年)頃、札幌軟石の切り出しのために現在の常磐神社の下までトロッコレールが引かれたそうなので、1900年から1916年頃に創祀されたものと思われます。
常盤明治神社から常盤神社になったのは恐らく昭和後期から平成初期にかけてだと思われます。
常盤神社の御祭神
常盤神社の御祭神は、
- 天照大神(あまてらすおおみかみ)
- 明治天皇(めいじてんのう)
の2柱となっています。
常磐神社のご利益
天照大神は、いろいろなご利益がある神様ですが主に国家安泰、子孫繁栄にご利益があると言われているので子宝祈願等にご利益がありそうです。
常盤神社の境内の様子
常盤神社は道路に面している部分に階段がありその上に鳥居が建っています。
階段の下には「常盤神社」と書かれた社号標があります。
階段を上り終えると白っぽい鳥居があります。
鳥居の社号額には縦書きで「常盤神社」と描かれています。
鳥居の右側にはステージのようなものがあり、例祭等で使われるものと思います。
階段以外にも坂道を上ってくる道もあります。
鳥居から社殿の間には灯籠も狛犬もなく少し淋しい感じがする境内です。
社殿につきものの賽銭箱や鈴もありません。シンプルです。
賽銭を入れることなく二拝二拍手一拝をしてお参りです。
鈴等が無い分、しめ縄が印象的でした。
社殿から振り返って参道を見ます。
階段を上り小高い場所にある割に境内は広く、落ち着ける場所にはなっていました。
常磐神社の来る道は国道430号線でこのまま南下していくと支笏湖に出ます。
支笏湖は札幌から日帰りで行くことが出来る大きな遊覧船もある湖です。
札幌観光で少し足を伸ばそうという方で支笏湖に行く場合に立ち寄ってみるのがおすすめです。
以上、常盤神社についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。