豊滝神社は札幌市南区にある小さな神社です。
境内からは観音岩山(通称 八剣山)が見渡せる景観の良い神社となっています。
なお一部サイトで豊滝神社と豊滝龍神を同一視しているところもありますが、全く別なので間違えないようにしてください。
豊滝神社の詳細とアクセス方法
- 住所:〒061-2273 北海道札幌市南区豊滝501-2
- 電話番号:なし
- 営業時間:24時間(夜は非常に危険です)
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:なし(駐車出来るスペースはあり)
- マップコード:708 733 618*40
豊滝神社へのアクセス方法・行き方
豊滝神社へは車が便利です。
マップコード対応のカーナビの場合はマップコードを、マップコード非対応のカーナビの場合は住所で検索してください。
なおこの先に入っていっても大丈夫かな?と思う道ですが大丈夫です。ただし農園が隣接しているので立ち入らないようにしましょう。
公共交通機関の場合は札幌駅前バスターミナルからじょうてつバスで「7」系統(かっぱライナーは行きは停まりません)、もしくは真駒内駅から「12 定山渓」のバスに乗車、豊滝小学校前で下車して、徒歩7~9分くらい・距離にして約550メートルです。
ただし次の目的地がある場合はバスだと非常に不便です。
豊滝神社の由緒・御祭神・ご利益
豊滝神社の由緒・歴史
豊滝神社は1908年(明治41年)に花岡神社(札幌市南区)から分社して創祀されたとなっています。
その時の神社名は「滝の沢神社」となっています。
1996年(平成8年)に国道230号線の切り替え工事に伴い国道脇から現在の場所に移され神社名を「豊滝神社」に改称し現在に至ります。
豊滝神社の御祭神
豊滝神社の御祭神は
- 天照大神(あまてらすおおみかみ)
- 大山祇神(おおやまつみのかみ)
の2柱となっています。
一部サイトでは御祭神の1柱を「山の神」と掲載していますが大山祇神です。
なお花岡神社からの分社なので同じ御祭神かと思いきや、花岡神社は天照大神は御祭神となっていません。
建前上は分社ですが、実際には少し異なるのかもしれません。
豊滝神社のご利益
豊滝神社の御祭神からご利益を考えると
- 天照大神=太陽神・国民崇敬の中心
- 大山祇神=山の神、山林建築の守護神
となっており、天照大神は子孫繁栄の神ともなっているので子宝祈願にもご利益があると考えられます。
また山の神ということで登山時の安全祈願や山で仕事をされている方の安全祈願にもご利益がありそうです。
豊滝神社の境内の様子
豊滝神社の入口から撮影したのが上記の写真です。
鳥居の右側手前に大きな石が社号標となっており「豊滝神社」と描かれています。
鳥居をくぐるとすぐに1対の石灯籠があります。
石灯籠の隣には手水鉢は置かれていますが水は出ないようになっていました。
社務所がプレハブで置かれていますが普段は無人です。
鳥居の左側には「湯瀬豊喜氏を讃えて」という石碑が置かれています。
この地域で貢献された方を讃える石碑です。
裏面には豊滝神社の歴史が描かれています。
そして先に進むと社殿と狛犬様が鎮座しています。
玉に乗りかかり口を大きく開けた狛犬様ですごく愛嬌があります。
狛犬様に一礼して社殿へ
賽銭箱は木製となっていました。
鈴を鳴らし二拝二拍手一拝をしてお参りです。
社殿の後ろに本殿なのか別の社なのかわかりませんが、本殿であれば完全に分離しているのは小さな神社では珍しいと思いました。
豊滝神社から八剣山を見よう
豊滝神社の境内からは八剣山が綺麗に見えます。
八剣山は正式な山の名前ではありません。正式な山の名前は「観音岩山」と言います。
八剣山と言われるのは岩の峰々が8本の剣に見えることからで、正式な名前よりも八剣山の方で覚えている方が多くなっています。
標高は498メートルをあまり高く無い山ですが、特徴的な外見から人気の山であり初心者~中級者向きの登山道も整備されています。
八剣山にもっと近い神社もありますが、適度に離れている豊滝神社から見るのが綺麗に見えます。
八剣山を見に、豊滝神社に行かれてみてはいかがでしょうか?
八剣山の登山前に豊滝神社で安全祈願をするのもおすすめです。
以上、豊滝神社についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。