定山渓農地神社は、札幌市南区にある神社跡のような神社です。
というもの社殿はなく、鳥居もなく石碑だけがある神社だからです。
近くには豊平峡温泉や豊平峡ダムがあるのでそれらの観光スポットに行った後にでも立ち寄られてみてはいかがでしょうか?
定山渓農地神社の詳細とアクセス方法
- 住所:〒061-2301 北海道札幌市南区定山渓590 近隣 (定山渓7区)
- 電話番号:なし
- 営業時間:24時間(夜は危険です)
- 御朱印:なし
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:なし
- マップコード:708 693 800*88
定山渓農地神社へのアクセス方法・行き方
定山渓農地神社へは車が便利ですが駐車場がありませんので注意してください。
マップコード対応のカーナビの場合はマップコードを、マップコード非対応のカーナビの場合は、住所で検索するか(上記の住所は定山渓農地神社すぐ近くの商店の住所です)豊平峡温泉で検索してください。
定山渓農地神社は豊平峡温泉の手前約400メートルの場所でYの時になっている道の分岐のところにあります。
Google Mapの場合はやまびこ公園を目印にしてください。定山渓農地神社はやまびこ公園と隣接しています。
公共交通機関の場合は札幌駅のバスターミナルから「じょうてつバス 」豊平峡温泉行きの快速7に乗車、豊平峡温泉の1つ手前のバス停「豊橋」で下車、そこから徒歩1~2分です。
ただしバスの本数が非常に少ないので注意してください。
定山渓農地神社の由緒・御祭神・ご利益
定山渓農地神社の由緒・歴史
定山渓農地神社は1911年(明治44年)9月に徳島県人の大西吾平が5柱を奉祀したことが創始となっています。
その後、地区の中央にある土地に移転して拝殿を建立します。
1917年(大正6年)に現在地に移転して現在に至ります。
定山渓農地神社の御祭神
定山渓農地神社の御祭神は
- 天照皇大神=太陽神・国民崇敬の中心
- 大国主神=農業・商業・医療の神様
- 倉稲魂神=五穀豊穣の神、諸産業繁栄の神 (お稲荷様)
- 猿田彦神=道の神、導きの神
- 大山祇神=山林建築の守護神
の5柱となっています。
定山渓農地神社のご利益
元々、定山渓農地神社は神社の名前からも分かるように農業を中心となっています。
五穀豊穣、秋の収穫を祈って作られた神社なので基本的には農業の安全と豊作、そしてそれに伴う健康にご利益があると考えられます。
なので、農業についてと健康について、そして安全祈願にご利益がありそうです。
定山渓農地神社の様子
定山渓農地神社はYの字の道の股の部分にある神社です。
豊平峡温泉に近いので豊平峡温泉の案内看板が出ていることも多くなっています。
境内に入ると最初に大きな石碑があります。これは「馬頭観世音碑」というもので1924年(大正13年)に建てられました。
北海道において開拓期は馬が身近にいて馬の労力によって開拓が行われていたと言っても過言ではありません。当然、過酷な働きで亡くなる馬も多くいたそうです。
そのため馬の供養のために馬頭観世音を建てる神社が数多くありました。
馬頭観世音碑の後ろには「定山渓農地開拓百二十周年記念」と書かれ人名が刻まれた記念碑があります。こちらは1993年(平成5年)に建てられたものでこの地区の農地開拓から120年経過したことで建てられたものです。
先に進むと丸い石が2つ並んでいます。
これは元々は鳥居があったのですが老朽化に伴い撤去されたようです。
先に進むと社殿は無く石碑が1つ建っています。
定山渓農地神社の御神体であり御祭神の名前が掘られています。御影石で作られ5面あります。
正面には天照皇大神と刻まれています。
残りの4面には大国主神、倉稲魂神、猿田彦神、大山祇神と刻まれています。
御神体の前から参道を振り返ってみてみます。
神社跡のような神社ですが、毎年春と秋には例祭が行われ地元の方が訪れます。
時間があれば是非、お参りしてくださいね。
以上、定山渓農地神社についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。