三圍神社(三囲神社・みめぐりじんじゃ)は東京向島にある神社ですが、百貨店 三越の屋上にもあり、札幌 三越の屋上にも鎮座しています。
合わせて活動大黒天縁起も鎮座し、三越の名物になっています。
滅多に人が来ない屋上に場所にあり、冬期は閉鎖されてしまいますが、夏季の間は誰でも参拝することが出来る神社です。
三囲神社(札幌)の詳細とアクセス方法
- 住所:〒060-0061 北海道札幌市中央区南1条西3丁目8
- 電話番号:011-271-3311 (札幌三越)
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 社務所受付時間(営業時間):社務所なし(三越営業時間は10:30~19:30)
- 御朱印:なし
- 定休日:不定休(屋上は冬期及び悪天候時は閉鎖)
- 入場料:なし
- 駐車場:あり(有料・買い物金額により無料時間あり)
- マップコード:9 492 743*30
- 札幌三越 公式サイト
三囲神社(札幌)へのアクセス方法・行き方
三囲神社(札幌)は札幌三越の屋上にありますので、札幌三越まで来ていただき、屋上までエレベーターで上がってください。
札幌三越へは地下鉄が便利です。
地下鉄「大通駅」に直結しています。札幌駅からも徒歩圏内で札幌駅から続く地下道で雨でも雪でも濡れずに来ることが出来ます。
車の場合、札幌三越の駐車場がありますがいつも駐車場待ちの車の列が出来ており、車で来ることはおすすめ出来ません。
三囲神社(札幌)の由緒・御祭神・ご利益
三囲神社(札幌)の由緒・歴史
三囲神社(札幌)の由緒はわかりませんが、恐らく1971年・1972年の店舗拡張工事、三越創業300年記念のライオン像設置の頃にはあったものと思われます。
東京の三囲神社は創立年代は不詳ですが、江戸時代初期には既にあったということです。
なお三囲神社が三越の屋上に建立されるようになったのは、三井家(三越の前身、のちの三井財閥)が三囲神社を守護社と決めたことにあります。三囲神社の「囲」の文字の中に「井」があり「三井を守る」と考えられたためというのが通説です。
東京 銀座三越の9階屋上には三囲神社の社務所もあります。
三囲神社(札幌)の御祭神
三囲神社(札幌)の御祭神は、三囲神社とおなじ宇迦之御魂命です。
いわゆる稲荷神(お稲荷さん)です。
三囲神社(札幌)のご利益
宇迦之御魂命は五穀豊穣にご利益のある神様とされてきましたが、それが転じて今は商売繁盛の神様として有名であり、ご利益があるとされています。
また屋敷神として家内安全・工場・会社の安全祈願にもご利益があると言われています。
三囲神社(札幌)の様子
三囲神社(札幌)のある札幌三越の正面入口です。
中に入り、エスカレーターで10階まで上がり階段で屋上に上がるか、エレベーターで屋上(11階・R)まで上がります。
上記の写真は札幌三越の屋上です。
右側の建物がエレベーターのあるところになります。
エレベーターのある建物の奥に三囲神社(札幌)は鎮座しています。
朱塗りの鳥居が稲荷神を祀っていることを思い浮かべさせますね。
鳥居をくぐると正面に手水鉢がありますが蓋をかぶっています。
左側にある小祠が三囲神社(札幌)です。
右側にある小祠が活動大黒天縁起です。
三圍神社本社境内にある大黒神は、隅田川七福神の一つとして広く知られております。
当屋上に奉斎する大黒天は「活動大黒天」といわれ、福徳を授かる動的な御姿をあらわし、台所を司る神として広く崇められております。ご利益を祈願すると、その霊験あらたかな「三圍神社」及び「活動大黒天」は、商売繁盛と幸運をもたらす神として、江戸時代より庶民に親しまれ敬愛されております。三越本店より
日本橋三越本店のサイトより転載していますが、いわゆる七福神の大黒様のことです。
三囲神社(札幌)の小祠には小さいながらもお稲荷様も鎮座しています。
その手前には賽銭箱も置かれています。
蓋がかかっているのは雨除けのためかと思われます。
蓋は手で開けられます。
札幌では珍しい東京の神社の御分霊の神社です。
札幌三越に行くことがあれば是非立ち寄ってみてください。
札幌三越屋上からは藻岩山やノルベサ(観覧車)も見渡せます。
お正月は三越店内でお参りも出来る
札幌三越は例年1月2日から初売りが行われますが、お正月(概ね4日まで)の期間札幌三越本館の10階に仮設の三囲神社が現れます。
この時には三囲神社の御守・おみくじが販売され、東京に行かずとも購入することが出来ます。
冬の間は屋上が閉鎖され札幌の三囲神社に初詣にいけない代わりに店内に仮設神社を作るというのは三越も粋なはからいをしてくれますね。
なお、札幌三越には三越のクレジットカードであるエムゴールドカード会員専用のラウンジがあり、静かに休憩することが出来ます。
詳しくは下記記事をご覧ください(外部サイト)
以上、三囲神社(札幌)についてでした。
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