札幌 大通公園の10丁目は、広い芝生と2体の銅像が印象的なエリアです。芝生で犬と戯れる人も多く、大通公園10丁目から12丁目にかけては特に犬との散歩コースとなっています。
大通公園10丁目(大通西10丁目)の概要
大通公園10丁目は、11丁目と合わせて「フロンティア 歴史・文化ゾーン」と名付けられています。
北海道100年を記念して建立された2つの銅像から北海道の歴史を知ってもらいたいという気持ちからきっと「歴史・文化ゾーン」とされているのでしょう。
大通公園10丁目の銅像・オブジェ
大通公園10丁目には2体の大きな銅像があります。
2体の銅像が並んで中央に設置されており、かなり目立つようになっています。
黒田清隆の像
雨宮次郎 作の銅像で昭和42年(1967年)に北海道100年を記念して建立されました。
黒田清隆氏は北海道開拓使のトップとして北海道開拓に尽力したことで銅像が建てられました。また1888年(明治21年)には内閣総理大臣も務めています。ただ「開拓使官有物払い下げ事件」という問題も起こしており、少し微妙な感じもする人物です。
ホーレス・ケプロンの像
野々村一男 作の銅像で昭和42年(1967年)に北海道100年を記念して建立されました。
北海道開拓に尽力したことで銅像が建てられています。日本の缶詰の日は10月10日ですが、ケプロンの進言により日本初の缶詰量産工場(石狩)が作られた日になっています。
大通公園10丁目の地下鉄への入り口とトイレ
大通公園10丁目には地下鉄への入口があります。
大通公園11丁目側に地下鉄東西線 11丁目駅への出入口が設置されており、地下鉄から簡単に来れるようになっています。
反面、トイレはなくトイレに行きたい場合は、9丁目か11丁目に行くことになります。
大通公園11丁目の風景
この辺りに来るとオフィスビルも多いのですがマンションも増えてきます。
11丁目のマイバウムという祭木も見えてきます。
公園内を掃除する清掃カーは落ち葉の多くなる10月後半から11月上旬によく見かけます。
特に何かあるというエリアではありませんが、ここまで来る観光客は少なく、マンションも増えてきて地元の方が寛ぐ場所という感じになっています。
後ろから見る2体の銅像、なんか貫禄がありますね。
この近くに「ボストンベイク」という札幌市では馴染みのパン屋さんがありますので、ボストンベイクでパンを購入してここで寛ぐというのも良いかもしれません。
以上、大通公園10丁目についての解説でした。
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