北海湯は1907年(明治40年)頃に銭湯として営業を開始した銭湯の名前ですが、現在でも建物が残っており今はバーとして営業をしています。
札幌景観資産及びさっぽろ・ふるさと文化百選にも選定されており外観だけなら公道から見られるようになっています。
札幌駅からも徒歩圏内で近くを通った時には是非とも見て欲しい歴史的な建物です。
北海湯の詳細とアクセス方法
- 住所:〒060-0907 北海道札幌市東区北7条東3丁目28
- 電話番号:011-704-3300(バー北海湯の営業に関することのみ対応)
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:バー北海湯の営業時間は18:00~24:00
- 定休日:バー北海湯の定休日は日・祝
- 入場料:外側の見学だけなら無料
- 駐車場:なし
- マップコード:9 553 226*33
北海湯へのアクセス方法・行き方
北海湯は札幌駅からも近いのでそのまま徒歩で行くのがおすすめです。
札幌駅北口広場を抜けたところにある北8条通を東側に約700メートル進むと北海湯があります。徒歩10分くらいの距離です。
あまり歩きたく無いということであればタクシーでもワンメーターの距離なのでタクシーの利用も便利です。
車の場合は近くに有料駐車場があるのでそこに停めることになります。
北海湯の外観
反対側の道路から撮影した北海湯です。電線が前にあるのが残念なところです。
煉瓦造りの非常に渋い建物で100年以上が経過しています。
写真右側に見えるのは当時使われていた煙突でしょうか。
壁に取り付けられた「さっぽろ・ふるさと文化百選」のモニュメント
明治40年(1907年)頃から「北海湯」の名で始められた公衆浴場である。現存するものでは札幌で最も古い一つである。特にレンガ造は当時大変モダンなものであり、現在も全国的に珍しいといわれている。このあたりはかつて札幌麦酒会社や帝国製麻会社の赤レンガで造られた工場が並んでいた。建物は切妻の正面の2階に大小のアーチ窓を設け、要所に白色タイルを飾りアクセントとしているのが特徴である。
と書かれています。
「さっぽろ・ふるさと文化百選」のNo.31に登録されています。
札幌景観資産は第18号に登録されています。
アーチ状のタイルの下に「北海湯」と記されています。
ガラスブロックの窓
青と白のブロックで装飾されているところは銭湯の建物らしいですよね。
現在は「STUDIO BAR 北海湯」として営業しています。
古い銭湯の建物は今でも全国各地に残っていますが、人口200万人近い大都市のメインとなる駅から徒歩10分のところに残っているのは奇跡に近いように思います。
今後もこの建物がずっと残っていると良いですよね。
以上、北海湯についてでした。
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