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流氷砕氷船 ガリンコ号Ⅱの料金・アクセス方法・予約方法、実際に乗った感想と楽しみ方

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ガリンコ号Ⅱ

紋別市の冬の観光と言えば流氷見学。

その流氷を砕いて進むことで人気なのが流氷砕氷船 ガリンコ号Ⅱです。

実際にガリンコ号Ⅱに乗船してきたのでガリンコ号の楽しみ方やアクセス方法、乗った感想について詳しく説明していきます。

なお正式にはガリンコ号Ⅱですが、以降ガリンコ号と表記します。ご了承ください。

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ガリンコ号とは

ガリンコ号とは、オホーツクの流氷見学のために運行されている観光船です。夏季はオホーツクの海を見るためのクルーズ船と紋別カレイのためのフィッシング船になります。

ガリンコ号は、2つのネジ状のスクリュー(アルキメディアンスクリュー)を装備し、スクリューを使って流氷等の氷を砕いて進むことが出来る船なので流氷見学用の船です。

厚い氷(流氷)の時は氷の上に船が乗り上げ、船の重さとスクリューで氷を砕いて進んでいきます。

ガリンコ号Ⅱ

船の下側に銀色の大きなスクリューが見えていますが、これで氷を砕いて進むことが出来ます。

元々は三井造船がアラスカの油田開発のために実験船として建造した船を改造して作ったのがはじまりで、それが初代ガリンコ号となります。

上記の写真が初代ガリンコ号です。大きなスクリューがガリンコ号の目印です。初代ガリンコ号(ガリンコ号Ⅰ)はガリンコ号Ⅱの乗船場からすぐ近くに展示されています。

初代ガリンコ号は平成8年(西暦1996年)まで運行し、平成9年(西暦1997年)からはガリンコ号Ⅱになっています。

上記の写真のように氷を砕いていくのですが大きな流氷の時には振動が身体に伝わって迫力も伝わってきます。

ガリンコ号の予約方法と出港時間

ガリンコ号は前日までの予約が必須の観光船です。予約せずにそのまま行っても乗ることが出来ないので注意してください。

予約は基本的に電話のみです。

電話受付時間:8:30~17:30

TEL

予約電話番号:0158-24-8000

スマホなら上記電話番号をタップで直接電話をかけられます。

ガリンコ号の出港スケジュール

ガリンコ号は冬場は1日5~7便、夏場は3~4便です。

冬季出港便タイムスケジュール

出航便サンライズ
クルーズ
1便2便3便4便5便サンセット
クルーズ
出航時刻6:009:0010:3012:0013:3015:0016:10
所要時間1時間1時間1時間1時間1時間1時間1時間
出航月2月1〜3月1〜3月1〜3月1〜3月1〜3月2月

流氷が無い時は45分程度の

夏季出港便タイムスケジュール

出航便ブリジギングフィッシングクルーズフィッシング
出航時刻6:007:0011:3012:30
所要時間6時間4時間30分3時間
出航月7〜9月土・日・祝6月土・日・祝5〜10月6〜9月土・日・祝

予約の際に乗船日・乗船時間(便)・人数・代表者指名・住所・連絡先電話番号の6点を告げるだけです。丁寧な電話応対で気軽に予約出来ます。

なお乗船者が10名未満、悪天候の時は出港が中止される場合もあります。

とは言っても流氷シーズン中で10名未満になる日はほぼありません。

日にちや便によってはツアーで満席となっており予約出来ないこともあるので早めの予約がおすすめです。

予約状況はガリンコ号の公式サイトにて確認出来ます。

筆者が予約しようとした時は第一希望日が既に満席で予約出来ず、第2希望日になりました。

行く日にちが決まったら出来るだけ早く予約するようにしてくださいね。

なおキャンセルは出来るだけ早めに伝えるようにしてください。

*ブリジギングとはブリを狙った魚釣りの一種です。

*時間は2018年4月1日現在のものです。

ガリンコ号の料金と割引情報

ガリンコ号の料金とお得になる割引情報をお伝えします。

ガリンコ号の通常料金

冬季クルーズの通常料金

 一般
(流氷あり)
一般
(流氷なし)
団体
(流氷あり)
団体
(流氷なし)
大人3000円2500円2700円2500円
小人1500円1250円1350円1250円

団体は10名以上となります。

障害者割引もあります。

  • 1種はご本人と介護者1名が一般料金から半額
  • 2種はご本人のみ、一般料金から半額

となっています。乗船手続き時に障害者手帳を提示することになっています。

夏季クルーズの通常料金

夏季はクルーズのみの料金です。

 一般団体
大人1500円1350円
小人750円680円

夏季限定クルーズ(釣りクルーズ)の料金は下記となります。

コース(所要時間)3時間4時間ブリジギング
(6時間)
1名につき(1スペース)3600円4800円7200円

上記の料金に釣具は含まれていません。釣具レンタルは一式500円(ブリジギング2500円)です。エサ販売も別途準備しているそうなので合計料金は電話で確認してくださいね。

ガリンコ号の割引情報

ガリンコ号、冬場のクルージングは1人3000円と決して安い料金ではありません。

もちろん厳冬期に特殊な船で流氷を見るという体験にしては安いのですが、3000円という金額は少々高く感じますよね。

だから少しでも安くしたい!と思うでしょう。

では安く出来るのか?というといくつか安くする方法があります。

JAF会員優待割引

JAF会員だと10%OFFになります。乗船手続き時にJAF会員証を提示するようにしてください。

なおJAF会員1名に対して割引対象は会員を含めて5名までとなります。

紋別市民割引

ほとんどの方は関係ありませんが、紋別市民だと全便ではありませんが割引料金が適用されます。

割引は大人3000円が2000円、子ども(小学生)は1500円が1000円になります。

基本的に1月3月の全便と、2月は早朝の6時及び9時の便が対象となっています。

オホーツクタワーとのセット割引

隣接するオホーツクタワーも見学されるということであれば、セット料金で乗船することが出来ます。

オホーツクタワーの入場料は大人800円ですがガリンコ号とセットだと3500円と300円割引となります。

前日にオホーツクタワーに行く場合、オホーツクタワーの半券を持ってガリンコ号の乗船手続きをしても割引にしてもらえますよ。

割引クーポンサイトの活用

冬場はほとんどありませんが、夏場だと割引クーポンサイト等で1割引のクーポンが出ていることがあります。1500円の料金が1350円になります。

検索すると結構ヒットしますよ。

ガリンコ号 乗船場(ガリンコ号のりば)へのアクセス方法

ガリンコ号のりば

ガリンコ号の乗船場(乗り場)へのアクセス方法です。

住所:〒094-0031 北海道紋別市海洋公園1番地

MAPコード:801 585 734*46

(マップコードはカーナビの入力に便利です)

北海道外からのアクセス方法

北海道外からガリンコ号に乗りに行く場合、最寄りの空港は「オホーツク紋別空港」です。

オホーツク紋別空港からガリンコ号のりばまでは連絡バスがあります(飛行機が1日1便なので1日1便のみです)。

オホーツク紋別空港は現在、ANAの羽田からの便が1日1便のみ(ANA375便・紋別-羽田はANA376便)となっているのであまり自由度が高くなく、更に便数が少ないため飛行機代も高くなっています。

オホーツク紋別空港を使うメリットは時間が節約出来ることですが、時間に余裕がある場合なら新千歳空港を利用し、札幌まで来て札幌から紋別までバスで行く方が安くなることが多々あります(時期により異なる場合も)。

羽田-新千歳はLCCも多く運航しており安い時期なら往復で1万円ということも。新千歳から札幌駅まではJR線で1070円、往復で2140円です。

札幌から紋別までバスで片道4930円、往復で9230円ですからJRと足して12000円を切る金額です。

羽田-紋別は旅割を使っても往復で3万円を切ることは滅多に無いので、時間に余裕がある場合は新千歳空港を利用してバスで紋別に向かう方がお得になります。

札幌から紋別へのアクセス方法

札幌から紋別に向かう場合はバスが便利です。

往復で1万円弱で時間は片道5時間ちょっととなっています。

バスは札幌駅前からと札幌バスターミナルから出ています。

北海道外から来られた人なら札幌駅のバス停が分かりやすいですが、バスを待つのに便利なのはバスターミナルです。上記写真はさっぽろテレビ塔から見たバスターミナルです。

大通公園や時計台付近で前泊するのならバスターミナルを利用されると便利です。

なおバスも気象条件により運行中止になることがあるのでご注意ください。

自家用車やレンタカーで向かう場合、冬季だと片道最低4時間は見ておいた方が良いでしょう。気象条件によっては5時間以上かかります。

夏季だと3時間~4時間くらいで到着します。

筆者が冬季の天候が良い時に札幌から紋別に行った際は、休憩1時間を挟んで5時間かかりました。高速道路が通行止めになる場合もあり、そもそも行けなくなるということもあります。

ネットから予約も可能です。

レンタカーで向かう場合は気をつけて

一番気をつけて欲しいのが東京より西に住まわれている方で新千歳空港等からレンタカーで紋別に向かう場合、冬場の運転に慣れていないと思いますので、細心の注意を払うようにしてください。

北海道のナンバーの車でさえ、筆者が札幌から紋別に向かう途中、ガードレースに刺さっていたり、田んぼに落ちているのを3件見ました。

またじゃらん等でセットになっているレンタカーでワンズレンタカーというレンタカー会社がありますが整備がまともにされていない車(筆者の場合はミラーが壊れている車)を貸し出されたことがあるので、ワンズレンタカーでは借りないようにしてください。

北海道で最も評判が悪いレンタカーです。

また関東以西から来られる場合、雪道に慣れていないですよね。

そういう場合は素直にバスで向かうのがオススメ。

雪道に慣れた札幌の人でも冬に紋別・網走方面に向かうことは嫌がります。

北海道中央バスならバスぷらざ(日本旅行運営)で当日(3時間前)でもネット予約が可能です。

行きはまだ良いのですが帰りはきっと疲れているので運転ミスも増えてきます。車で向かう場合は本当に気をつけてくださいね。

ガリンコ号へ乗船、景色を楽しむ

さていよいよガリンコ号へ乗船です。

ガリンコ号

ガリンコ号のりば

予約してあってもまずはチケット売り場で料金を払うべく受付をします。

そして上記の場所を通って乗船します。

ここにはこんな神社も・・・

そして乗船

なお良い場所で流氷を見たいのであれば早めに並ぶことをおすすめします。

いい場所とは、上記写真の黒枠のところです。

なぜここが良いのかと言うと・・・

スクリューが氷を砕くところがよく見えるということ

先頭なので一番先に良い景色が見られること

この2つの点で良い場所としています。

乗った船にもよりますが、この場所を狙っている人が多くいる場合もあり、そういう人は流氷にたどり着いてしばらくするまで絶対に場所を譲ってくれません。

この場所で写真を撮りたい場合は並んで船に乗り、真っ先に目指す必要性があります。

もちろん他の場所でも流氷は見えますし、船の帰りで流氷が無い区間になれば良い場所も空くことがありますが一番見たい時には、場所を譲ってもらえないので見ることが出来ません。

筆者は気を利かして場所を移動したのですが、その後にこの場所に立った人は帰りまで場所を誰にも譲ることなく終わりました。

なお手前側の場所は乗船が完了するまでは行けないので、乗船が完了するのを待ってこの場所を確保することになります。

ガリンコ号

なおデッキ部分は人の移動が多いので、普通にいろいろな角度から見ることが出来ます。

寒いのが苦手な方は流氷にたどり着くまで船内にいることが多いようです。

こちらが船の下の階の乗客室

窓の横は流氷のある海!

こちらが船の上(デッキと同じ階)の乗客室です。

上の階の乗客室と海の間にはデッキの通路があるので景色が良いのは下の階の乗客室になります。

ただデッキで寒くなったら乗客室へということであれば上の階の乗客室が良いですよ。

またお土産や軽食、お菓子を販売している売店も船内にはありますし、トイレもあります。

出発してすぐにオホーツクタワーが見えてきます。

オホーツクタワー

ガリンコ号とセットでオホーツクタワーは見て欲しい観光スポットです。

なお流氷が見れるのは時期や気象条件によって変化します。また流氷エリアまでたどり着く時間も変化します。場合によっては見れないことも。

この日は流氷がある場所まで約25分かかりました。

流氷がある場所までたどり着く時間の目安は乗船場にあるので参考にしてください。

そして流氷のあるところに到着!

その時によって大きさや形状はかなり異なりますし、色合いも異なります。

白くしか見えない時もあれば青く見えることもあります。

ガリンコ号の楽しみ方と服装

ガリンコ号に乗ったのなら是非ともデッキ部分で流氷を見て楽しんで欲しいのですが、1~3月の紋別の海は物凄く寒いです。

最高気温が0°を超える日は少なく、最高気温でもマイナス2度なんていうのは当たり前、最低気温だとマイナス10度以下になることも。

そしてガリンコ号は海の上、風もあり体感温度的にはマイナス10度以下と考えてもらった方が安全です。

デッキで流氷を楽しむ場合は出来る限り暖かい服装にしてください。

なお風もあって寒いので、一番上に切るダウンコート等の下にはビニル素材やゴアテックス素材等の風を通さない薄い素材のジャケット等を着ておくとかなり暖かくなります。

また手袋は必須です。

手袋なしで写真を撮っていると完全に手の感覚は無くなります。

耳あても無いと耳が非常に痛くなります。

この日、ダウンコードもしくは冬山登山用のハードシェルを着ている人ばかりでした。

でも、その寒さもオホーツクに来たのなら体験してください。

それもガリンコ号を楽しむ1つです。

もちろん船内の乗客室は暖かいのでいくら寒いと言っても中に入ればほっかほかなのでそれほど身構えなくても大丈夫ですよ。

ガリンコ号の残念なところ

ガリンコ号の残念なところもお伝えしておきます。

ガリンコ号は喫煙可です。

喫煙される方には良いかもしれませんが、喫煙されない方だとせっかくの綺麗な空気を楽しみたい!と思っていたのにタバコ臭いなんてことも・・・

ただし喫煙所は船の後ろなので船の前に乗れば風向きからあまり気にならないと思います。ただし船の後ろから景色をみたい場合は諦めるしか無いようです。

なお操縦室は喫煙可のようです。乗務員も操縦室でタバコを吸っていましたから。

ガリンコ号に乗りに行こう!

最後にガリンコ号の残念なところも書きましたが、全体的に見れば非常に楽しい船旅です。

またガリンコ号のようなスクリュータイプの砕氷船は日本にはありません。

ここでしか乗れない船です。

ガリンコ号

氷を砕くその勇ましい姿は1度は見ておいて欲しいのです。

そしてガリンコ号は「ふね遺産」にも登録されています。

ふね遺産がどれほど凄いのかは分かりませんが・・・

乗船場には食堂もあり食事もすることが出来ます。

またお土産売場やコンビニ(北海道のコンビニと言えばセイコーマート)もあります。

是非、ガリンコ号に乗りに来てくださいね!

予約は基本的に電話のみです。

電話受付時間:8:30~17:30

TEL

予約電話番号:0158-24-8000

スマホなら上記電話番号をタップで直接電話をかけられます。

ガリンコ号とセットで行ってもらいたいのがオホーツクタワーです。

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コメント

  1. より:

    オホーツクに住んでいますが、紋別に道外から行くには札幌なんて遠すぎます。女満別空港という空港を調べて下さい。成田、関空から1万円以下の飛行機が飛んでいます。ちゃんと調べて下さいね。

    • 北海道PRESS編集部 より:

      あ さん
      コメントありがとうございます。
      すいません、日本語がわかる方ということで良いでしょうか?
      また本州に住まわれたことがありますか?

      北海道外からのアクセス方法
      札幌から紋別へのアクセス方法

      と分けて書いてありますけど?
      またこの記事を書いた時点で調べて最寄りの空港であるオホーツク紋別空港にしたのは、紋別までのバスが出ているからです。
      女満別空港からのバスは網走だけですよね?

      またレンタカーを借りるにしても本州の人が冬のオホーツクを100km以上走ることは危険だと判断したためです。

      ちゃんと調べてくださいね。

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