柳田家住宅旧りんご蔵は100年近く前に建てられた国の登録有形文化財にも登録されているレンガ作りの蔵です。
一般公開はされていませんが敷地外から見ることは可能になっています。
元々は収穫したりんごを貯蔵するために作られたものですが、時を重ね重厚な歴史を感じられる建物となっています。
柳田家住宅旧りんご蔵へのアクセス方法と詳細
- 住所:〒062-0932 北海道札幌市豊平区平岸2条5-9-1
- 電話番号:無し
- 営業時間:個人所有のため営業時間は無し
- 定休日:個人所有のため営業時間は無し
- 駐車場:無し
- マップコード:9 434 231*68
個人所有かつ私有地につき、敷地外の道路からの見学しか通常は出来ません。
柳田家住宅旧りんご蔵へのアクセス方法・行き方
柳田家住宅旧りんご蔵へのアクセスは地下鉄が便利です。
地下鉄南北線「平岸駅」1番出口から徒歩約7分・距離にして約500メートルです。
平岸駅1番出口を出て左側へ
少し歩くと交差点(平岸2-7)につくので左折します。
しばらく道なりに歩いていきます。
白いだるま?の作りものが見える交差点(平岸3-5)を左折して少し歩くと見えてきます。
柳田家住宅旧りんご蔵は隣接するマンションの敷地内にあるためマンションの住人で正面から見ることが出来ます。
柳田家住宅旧りんご蔵の外観
正面から見たところ
扉の右側に国の登録有形文化財の登録表がかけられています。
登録番号は第01-0124号です。
柳田家住宅旧りんご蔵は1919年~1926年の間に建てられたとされています。
煉瓦造りの2階建てで屋根は瓦葺となっています。
街路に北面して建つ桁行七・二メートル梁間五・五メートル煉瓦造二階建、切妻造桟瓦葺で、南妻面戸口に煉瓦造袖壁付の鉄板葺庇がつく。南妻の二階窓にモルタル塗袖壁付庇がある。外壁はイギリス積で軒蛇腹は歯飾りとする。草創期の煉瓦造りんご貯蔵庫である。
イギリス積みとは一般的に「煉瓦を長手だけの段、小口だけの段と一段おきに積む方式」とされています。
つまり長いレンガと短いレンガを交互に置く積み方をイギリス積みと言います。
「軒蛇腹は歯飾り」とは上記の写真の通り軒下の部分が歯のように装飾されていることを意味します。
一言で煉瓦造りと言ってもいろいろな工法や装飾があるんですね。
軒蛇腹は歯飾りへは行くべき?
通常、柳田家住宅旧りんご蔵は敷地外からしか眺めることが出来ません。
そのため見に行ってもじっくりと見られるものではありません。
でも国の登録有形文化財を見たい!という方なら行きたいと思うでしょう。
同じ豊平区にはもう1箇所、国の登録有形文化財になっているりんご蔵があります。
こちらはカフェになっており、カフェのお客さんとしてなら中に入ることも出来るので、ゆっくりと煉瓦造りの蔵を鑑賞したい方にはおすすめです。
以上、柳田家住宅旧りんご蔵についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。