天神山緑地は標高89メートルの天神山に配置された緑地(公園とは若干意味が異なる公園に似た場所)です。
春は桜や梅、初夏には藤が咲き、高台にあるため札幌市街の景色や藻岩山や手稲山も見渡せる緑ゆたかな落ち着ける場所です。
さっぽろ天神山アートスタジオという文化芸術施設もあり、歩き疲れた時や雨の時に休憩出来るスペースになっています。
天神山緑地へのアクセス方法と詳細
- 住所:〒062-0931 北海道札幌市豊平区平岸1条18丁目
- 電話番号:011-851-1681(札幌市土木センター)
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:24時間ですが夜は危険です。
- 定休日:無し
- 入場料:無し
- 駐車場:あり(無料)
- マップコード:9 373 298*24 (駐車場に設定)
天神山緑地へのアクセス方法・行き方
天神山緑地へは地下鉄か車でのアクセスとなります。
地下鉄は地下鉄南北線「澄川駅」もしくは「南平岸駅」から徒歩15分・約1kmの距離です。
ただし天神山緑地に隣接している相馬神社から入る場合は澄川駅から徒歩10分ほどで到着します。
相馬神社の裏側から天神山緑地に入れるようになっています。
相馬神社へのアクセス方法については下記記事をご覧ください。
車の場合はマップコード対応のカーナビであればマップコードを入力してもらうと便利です。札幌市中心部からは概ね20分くらい、混雑していると30分くらいで到着します。
天神山緑地の様子
天神山緑地はいくつかの入口がありますが、駐車場のある入口から見ていきましょう。
天神山緑地には通常の駐車場と臨時駐車場があります。
臨時駐車場は桜のシーズン(概ねゴールデンウィーク)から藤の花の季節まで使えるようになりますが、時間が決められているため注意が必要です。
緑地内は高低差がかなりあります。天神山という標高89メートルの山に作られた緑地のためです。
緑地案内図を見るとあまり大したことが無いように見えますが実際には全部見ようとするとかなり疲れますが、体力維持には良い緑地です。
入口から進むとまずは緩やかな坂になっています。
少し進んで左右を見ると右側には梅の木
右側には桜の木がありゴールデンウィーク頃が見頃となっています。
更に進んでいくと左右に道が分かれていますがまずは右側に進んでみましょう。
坂道が続きます。
坂道を進むと再び2つに道が分かれています。
上記写真でUターン気味に石畳の方ではなく、この道に沿って歩いていきます。
そして進んでいくと緑地内で1番高い場所に到着します。
この道の右側が相馬神社です。
ここで振り返ってみると・・・
藻岩山が手前に見え、
その右横には手稲山が見えます。
更に進むと見晴らしの良い場所に出ます。
札幌の市街地を見渡せる場所になっていてその下には傾斜のついた芝生になっています。
見晴台のような場所が設けられています。
下に降りてみると上記写真のように広いスペースになっています。
ただここで降りてしまうと再び上るのと順路がおかしくなるのでここでは降りないようにして先に進んでください。
先に進むと建物が見えてきます。
さっぽろ天神山アートスタジオです。
さっぽろ天神山アートスタジオ
さっぽろ天神山アートスタジオは札幌市が運営する施設で文化芸術施設とされており、一般に開放されています。
さっぽろ天神山アートスタジオは、2014年に開催された札幌国際芸術祭を機にオープンした芸術・文化支援施設です。
建物は国際ハウスとして平成元年に建てられました。イスや机、本棚は当時のものです。
アートスタジオとして今年で5年目を迎え、日本国内・海外から年間約400名の芸術家・アーティストがやってくるようになりました。彼らは滞在しながら、創作活動やそのための準備段階のリサーチに北海道内を移動します。また、作品展示や公演に向けた準備・練習の拠点として滞在しています。
と書かれています。
詳しくはさっぽろ天神山アートスタジオの公式サイトをご覧ください。
中に入るとプロジェクターで活動等について説明された動画が流されていました。
卓球台まであります。
中央は図書施設となっており近隣の方が来ていました。
芸術活動で長期札幌滞在をしたい方には非常に安い宿泊施設となっているので検討されてみてはいかがでしょうか?
天神山緑地に遊びに来た方も休憩なら無料で利用することが出来ます。
天神山緑地の日本庭園
さっぽろ天神山アートスタジオの前には日本庭園があります。
水が流れ池があり天気の良い日なら東屋で休憩するのも良いかもしれません。
天神山緑地 森林が多い区域へ
ここまでで概ね2/5(2分の5)です。
日本庭園を出ると芝生の広がる広場があります。
春から夏にかけて天気の良い日はここで寝転ぶと気持ちよさそうです。
時折記念碑が出てきます。
進んでいくと階段になっており階段にそって降りていくと公園らしい遊具・遊び場があります。
小さいお子さんと一緒ならここで遊ぶのも良さそうです。
遊具コーナーから降りてくると、駐車場側とは正反対の入口に出ます。
上記写真の右側に進むと平岸天満宮及・太平山三吉神社に行くことが出来ます。
そしてここで概ね緑地の半分です。
この辺りは木々が多く木々の中を見ると小路になっているところがあり中に進むと記念碑が置いてあります。
上記の記念碑には札幌平岸林檎園記念歌碑:石川啄木の「石狩の都の外の君が家林檎の花の散りてやあらむ」という歌が刻まれています。
この緑地で面白いのはベンチにテーブル付きのところがあるところです。
お弁当とか食べやすくなっています。
春から初秋にかけては木々に葉が茂り緑が濃い公園になります。
こういうところでゆっくり過ごすのも良いのではないでしょうか?
そして再び上り坂で上っていくと・・・
先に紹介した傾斜の芝生に出ます。
ここからの景色も中々良いものです。
そして坂道を下っていくと駐車場の入口に戻れます。
概ね1周1時間くらいのコースです。
天神山緑地に行こう!
特に何かある緑地(公園と考えてもほぼ問題ありません)では無いですが、落ち着いて過ごせる場所です。
また2つの神社がありパワースポット巡りが好きな人なら楽しめる観光スポットになっています。
札幌観光に来て時間があれば是非立ち寄ってくださいね。
以上、天神山緑地についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。