手稲神社は商売繁盛・合格祈願・金運アップ等にご利益があると言われ、人気のパワースポットになっています。
また秋季例大祭では大物芸能人を呼んでイベントを行うことでも札幌では有名で、秋季例大祭には多くの人が訪れる神社となっています。
手稲神社の詳細とアクセス方法
- 住所:〒006-0022 北海道札幌市手稲区手稲本町2条3丁目4-25
- 電話番号:011-681-2764
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 社務所受付時間:不明(一般的には9:00~17:00)
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:あり(無料・お祭り時は閉鎖されることもあり)
- マップコード:493 419 882*01 (駐車場入口に設定)
- 公式サイト:手稲神社
手稲神社へのアクセス方法・行き方
手稲神社へはJR函館本線を使うのが便利です。
JR函館本線「手稲駅」南口から徒歩3~5分・距離にして約250メートルほどです。
JR札幌駅から函館本線で小樽方面行に乗れば16分ほど(普通車の場合)で手稲神社の最寄り駅「手稲駅」に到着します。
日中でも1時間に8本ほどの電車があり、快速も停まる駅なので電車でも不便はありません。
手稲駅の南口から出て最初の交差点の信号を超えて次の道を左折すれば手稲神社です。
車で行く場合は札幌中心部から混雑していなければ30分ほどで到着します。
駐車場は広くお祭りの時以外であれば概ね問題なく停められます。
手稲神社の御祭神とご利益と由緒
手稲神社の由緒・歴史
明治29年(1896年)に札幌神社(現在の北海道神宮)の遥拝所設立願いが出され明治30年(1897年)に許可が降りたことが手稲神社の始まりです。
遥拝所とは、遠くて神社に中々いけない人のため、近くで参拝出来るように設けられた場所のことです。
手稲神社の辺りから北海道神宮までは約10キロの道のりで明治時代、まだ車なんて無かった時代です。ほとんどの人は2~3時間かけて北海道神宮まで行っていたのですが、冬であればもっと時間がかかりますし、農業が忙しい時期であれば中々行けない時もありました。
だから近くで北海道神宮(当時は札幌神社)にお参り出来るところがあればということで望まれていた訳です。
明治31年には神社への昇格を出願し1899年に許可が降りて手稲神社となりました。
手稲神社の御祭神
手稲神社の御祭神は7柱です。
- 大國魂神(おおくにたまのかみ):開拓三神=国土全体の神
- 大那牟遲神(おおなむぢのかみ):開拓三神=開拓・農業の神
- 少彦名神(すくなひこなのかみ):開拓三神=医学の神
- 天照皇大神(あまてらすおおみかみ)=太陽神・国民崇敬の中心
- 豊受大神(とようけおおかみ)=食物を司る神
- 倉稲魂神(うがのみたまのかみ)=商売繁盛の神
- 菅原道真公(すがわらみちざねこう)=学問の神
となっています。最初から7柱だった訳ではなく、合祀によって増えていくことになりました。
手稲神社のご利益
御祭神ですぐに分かるのは商売繁盛と合格祈願ですね。
商売繁盛・合格祈願以外にも天照皇大神は子孫繁栄の神様であり子宝祈願や安産もご利益があります。
手稲神社の境内の様子
手稲神社の鳥居は道路に直接面しています。
冬場は雪がつもり、雰囲気が変わります。
鳥居の横には手稲神社鎮座百年記念碑と社号標、そして由緒があります。
中に入ると石灯籠があります。
最初の石灯籠の横が駐車場ですが奥にも駐車場があります。
奥の駐車場にも交通安全と書かれた小さな祠がありました。
手前の駐車場の隣、立派な石灯籠に挟まれて拝殿へと向かう階段があります。
冬場は雪かきされていて、滑りにくいマットが敷かれているもののそれでも滑りやすくなっているので、十分に気をつけてください。
傘立てと傘が置かれており、カラス除けに使ってくださいとのこと。
カラスは子育て中だと近づく人を物凄く威嚇してくるので、そのためでしょう。
階段の手前の横には「村社 紀念碑」がありました。
階段は途中で右に曲がっており、1度曲がると拝殿までは直線になります。
夏と冬、雰囲気が違う参道をそれぞれ楽しむのもおすすめです。
そして狛犬様が見張っています。
目が大きく見開いた狛犬様です。
そして2つ目の鳥居
3つ目の石灯籠の先には手水車と絵馬かけがあります。
ここで注目したいのが絵馬掛けの右側にある「せのび石」
この石は、参拝の折々に子供の成育を見届け、今後益々の成鳥を祈念するものです。
また<せのび=世のび>から、立身出世・受験合格にもご利益があると言われています。
と書かれています。
身長を伸ばしたい人にもご利益がありそうです。
そして絵馬かけの前には手水舎
石に「手水の作法」が彫られています。
水は龍神様の口から人が近づくと自動で出ます。
手水舎の隣には「龍神社」までありました。
冬場は凍結防止のため使用出来なくなります。
そして階段を上り終えたところにも狛犬様です。
階段を上りきったところに小さな建物があります。普段は閉まっていますが初詣期間はここで御守や御札、縁起物が販売されます。
そして本殿へ
白い壁の立派な本殿です。
冬場、屋根に雪が積もると白い壁と白い屋根でより神々しく見えます。
社号額は縦書きです。
一礼して鈴を鳴らし
賽銭箱にお賽銭を入れて二拝二拍手一拝でお願いごとをします。
初詣の時期は扉が開放されていることが多く本殿の中が見えるようになっています。
手稲神社の「叶い石」と「願い石」、藤白龍神社
拝殿の横や境内の数箇所に「叶い石」と「願い石」について説明されています。
手稲神社でいただける「叶い石」を手稲山山頂にある「手稲神社奥宮」の願い石と呼ばれる石に重ねて願うと御神徳が吹き込まれて特別な自分1人の御守りになると言われています。
手稲山は比較的登りやすい山ですが、それでも登るとなると大変ですからちょっと難しいと言えます。
でも登れない人用に変わりの神社があります。
手稲神社と同じ境内にある藤白龍神社です。
藤白龍神社は手稲神社奥宮遥拝所であり、藤白龍神社の願い石でもご利益があると言われています。
上記が願い石ですが、願い石に叶い石を重ねる前に隣にある社もきちんとお参りしましょう。
藤白龍神社という名前だけあって祠も白くなっています。
手稲神社の裏参道
手稲神社には裏参道もあります。
本殿を見て左側に裏参道があります。
少し階段を上ります。
鳥居の奥に見えるのが本殿(拝殿)です。
鳥居の手前には石灯籠も置かれています。
そして鳥居をくぐると狛犬様がいます。
こちらの狛犬様は非常に和やかな感じがする狛犬様です。
手稲神社にある石碑
境内には他にいくつかの石碑があります。
1番大きいのが忠魂碑です。
亡くなった方の魂を鎮め、称えるための石碑です。
手稲神社の御朱印と御守
手稲神社の社務所は境内に入ってすぐのところにあります。こちらで「叶い石」をいただいたり、御朱印をいただいたりできます。
初詣時期は本殿前の御守等が販売されているところでも御朱印がいただけます。
そして手稲区にある「山口神社」の御朱印もいただけます。
初穂料はそれぞれ300円なので2ついただくと600円になります。
御守も各種、揃っています。
非常に人気の神社で初詣時期は駐車場が閉鎖されたり満車になることもあります。
事故をしても損なので出来る限り公共交通機関で行くようにしてくださいね。
手稲神社の年間行事・どんと焼き
手稲神社でもどんと焼きは行われます。
1月7日から1月15日の間となっています。
他の年間行事は
- 1月1日:歳旦祭
- 1月16日:古札焼納祭
- 2月節分:節分厄祓
- 4月5日:春季例祭
- 6月30日:夏季例祭
- 8月7日:手稲区戦没者慰霊祭
- 9月敬老の日:秋季例大祭
- 11月23日:新嘗祭(新穀感謝祭)
- 12月31日:大祓・除夜祭
となっています。特に秋季例大祭は芸能人を読んでミニコンサート等が行われるので物凄く混み合います。
手稲神社に行こう!
手稲神社はとても落ち着ける雰囲気のある神社です。観光で近くまで来られた時は是非立ち寄って、旅の無事をお祈りしてください。
また手稲山登山を考えている場合は「叶い石」をいただき、そして登山の無事をお祈りしていくのも良いですよ。
是非、手稲神社にお足りよりください。
以上、手稲神社についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。