YOSAKOIソーラン祭りは、札幌の大通公園をメイン会場とし、札幌市内約20箇所で行われるイベントです。毎年6月の上旬に5日間前後で行われます。
チーム制で踊り優勝チームを決めますが、それよりも参加者が本当に楽しそうに行うイベントです。
会場がどんな雰囲気であったか写真を多めにYOSAKOIソーラン祭りについて解説します。
YOSAKOIソーラン祭り 2019年の開催日程
2019年・第28回YOSAKOIソーラン祭りは下記の日程で行われます。
- 開催期間:2019年6月5日(水)~6月9日(日)の5日間
詳しくは下記 参加要綱をご覧ください。
YOSAKOIソーラン祭りの概要と会場
YOSAOKIソーラン祭りの歴史と問題点
YOSAKOIソーラン祭りの始まりは1人の北大生が高知で見た「よさこい祭り」に感銘して北海道でも行えたら・・・ということで学生仲間とYOSAKOIソーラン祭り実行委員会を1991年に発足させたことが始まりです。
そして1992年からスタートしました。
2006年の参加人数約45000人が参加者のピークとなり、2010年に観客数約218万人で観客数のピークとなり、その後は参加者27000人前後、観客200万人前後で推移しています。
ただ騒音問題や参加者のマナーが一部問題視されていたり、権利関係でもめていた時期もあったりと将来的には少し不安が残るお祭りとなっています。
何よりも道外から観光客を呼ぶにしても参加者が多すぎて観光客が札幌市内のホテルを予約しにくいという状況も起きています。
YOSAKOIソーラン祭り期の札幌のホテルの価格はかなり高騰していることも問題です。
でも、それを差し引いても1度は見て欲しい迫力あるお祭りです。
YOSAKOIソーラン祭りの会場は多岐にわたる
YOSAKOIソーラン祭りの会場はさっぽろテレビ塔のある大通公園をメインに20箇所前後で開催されます。
上記はメイン会場である大通公園8丁目の設営の様子です。
大通公園は1丁目から13丁目(登録上は12丁目まで)あり5丁目から10丁目までが会場となります。
他には北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)や札幌三越前、サッポロファクトリー、そして地下鉄等を使わないといけない「白い恋人パーク」や新琴似などで行われます。
赤れんが庁舎会場は時間帯によってはかなり混雑してまともに見れない時があります。
上記の写真は三越前会場です。ここも道幅が狭い割に人が多く混雑していました。
会場数は毎年上下します。
でもどこで見れば良いのか?となるとやはりおすすめは大通公園会場です。
一部YOSAKOIソーラン祭りを見に行ったことも無いのに出鱈目な情報を伝えているサイトがあります。
そういうサイトは大通公園会場は混雑しすぎていてまともに見れないと書いてあるところもありますが、日中なら問題なく見られます。
参加チームの人気にもよりますが、概ね大通公園を挟む形である南北パレードの会場であれば当日でも有料観覧席のチケットは購入出来てゆっくりと見られますし、無料エリアでも問題なく見られます。
人気チームの「コンサフリーク~北海道武蔵女子短期大学」でも普通に直前に見に行っても上記写真が撮れるくらいには見られます。
混み合うのは夜なので日中なら問題ありません。
上記はメイン会場である大通公園8丁目の土曜日12時くらいの様子です。
椅子のある特別観覧席も空きがありますし、ステージ前の地面に座ってみる無料スペースでも余裕がありました。
YOSAKOIソーラン祭り 大通公園会場の問題点はトイレ
ではYOSAKOIソーラン祭りの大通公園会場で何も問題が無いかというとそんなこともなく1番の問題はトイレです。特に女性用トイレは不足します。
何より凄い数の人が使うので汚れていますし紙も切れていることもありますし(元々紙を設置していないトイレもあります)、近隣の商業施設のトイレもかなり混み合います。
また大通公園会場付近には赤れんが庁舎会場や札幌三越前会場もありこの辺り一体のトイレが混雑します。
なので水分の取り過ぎでトイレに頻繁に行きやすくなる状態には気をつけてくださいね。
YOSAKOIソーラン祭り での食事は問題なし
会場はかなり混み合うから食事の場所も不安と思うかもしれませんが、確かに近隣の飲食店は混みますが屋台もありますし、何よりこの近辺は飲食店が非常に多いエリアなのでどうにかなります。
特に平日なら屋台で余裕で食物を購入出来ます。
土曜日でも午前中なら屋台はこんな感じで比較的購入しやすくなっています。
YOSAKOIソーラン祭り 有料観覧席と無料エリア
大通公園会場をメインにYOSAKOIソーラン祭りを見る場合有料観覧席と無料エリアがあります。
8丁目のメインのステージ会場は日にちと時間帯にもよりますが1人1000~3000円となっています。
上記がメイン会場のステージとその前の特別観覧席です。
南北パレード会場とは大通公園脇の道路のことです。ナイトパレードの時は高く2000円、通常のパレードの時は500円です。
南北パレード会場と言われてもピンとこないと思いますので簡単に説明します。
大通公園は上記の写真の通り東西に長い公園です。公園の両脇は道になっています。
この両脇の道の一部を通行止めにして、道の上でヨサコイを踊ってもらうパレードが行われます。
上記写真の通り道で踊る訳ですが、写真に移っている席が南北パレード会場の有料席となります。
上記の写真のように席が無いところもあります。そこが無料エリアとなり無料で見られます。
YOSAKOIソーラン祭り・楽しみ方は2つ 踊りを見るか自分も踊るか
YOSAKOIソーラン祭りの楽しみ方は大きく分けて2つです。
- 参加チームの踊りを見る
- 自分も踊る
この2通りです。
自分も踊る?と思うかもしれませんが誰でも踊れるエリアがあります。
ワオドリスクエアと呼ばれるエリアで、ここは観光客でも誰でも踊って良いエリアです。
外国の方も踊っている場合があります。
でも踊るなら衣装も着たい!という人向けに無料でYOSAKOI用の法被を貸し出してくれますので、法被を着て踊ることも出来ます。
YOSAKOIソーラン祭り 2018の様子
長々とYOSAKOIソーラン祭りについて説明してきましたが1番は踊っている様子を見てもらうのが1番伝わると思います。
2018年のYOSAKOIソーラン祭りの様子を写真で見てください。
パソコンの場合はクリックで大きくなります。
最後の2枚の写真は招待された韓国のチームです。ヨサコイではなく韓国の電灯舞踊です。
YOSAKOIソーラン祭りを見に行こう!
実際に見に行く前はただの踊りでしょ?と思っていた筆者ですが1度見たら考え方が変わりました。
眼の前で見るとただの踊りではありませんし、各チームで全く違います。
正直なところ見ていると「参加することに意味がある」という感じがするチームと「絶対に入賞するぞ!」「優勝するぞ!」と感じるチームがあり「優勝するぞ!」と感じるチームの踊りはまさに芸術的です。
そして何よりも踊っている人が踊っていることを楽しんでいるのが伝わってきます。
是非1度はYOSAKOIソーラン祭りを見に来てくださいね。
以上、YOSAKOIソーラン祭りについてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。